輪るピングドラム

「とりあえず9話までは我慢して観てくれ、そっから先は凄いから」と強く友人に勧められて視聴。

実際9話ではピンとこなかったものの12話で「おっ?」となり15話からのめり込みました。

メチャメチャ良かったんですけど正直もうちょっと説明が欲しかった。とにかく情報量が多かったので。これは僕のロジカル過ぎる性格の問題かもしれませんが。

2周目3周目がより面白い作品だと思います。時間空けてもっかい観たい。

確かにこれはアレですね。人に勧めたいけどどう説明していいか全くわからないですね。

ネタバレせずに説明できない。そりゃ「とりあえず観てくれ」って言うしかないわな。

一応一番太いテーマとしては「家族愛」になるのかな。でもなんかそう言ってしまうとチープな気がするなぁ。

中盤から後半にかけてのドロドロした展開が凄く好みでした。トラウマと呪いのミルフィーユだった。

最後の3話くらいは初めてエヴァ観た時と同じ感覚になりました。

あとこれは限りなくネタバレに近い感想になるのですが、最後のオチに仮面ライダー龍騎を彷彿とさせるものがありました。わかる人にだけわかってくれれば。

本当に前フリというか助走の長い作品ではあるんですけど、その分後半の伸びが凄まじくよく出来てるなと思いました。観て良かった。

「きっと何者にもなれないお前たちに告げる」って面と向かって言われると、結構ヘコむよね。

読んでいただいてありがとうございました。退屈しのぎにでもなっていれば幸いです。