働き方完全無双/ひろゆき
今後日本が経済的に苦しくなっていくことが明らかだということをふまえて、そこから抜け出て個人で生き残る方法を教えてくれる一冊。
「今の世の中ってこうだから、これをやっておいた方が良いよ。逆にこれはやらない方が良いよ」
「人ってこーゆーもんだからこーゆー考え方しといた方が楽だよ。逆にこーゆー考え方してるとキツいよ」
みたいな、言われてみればシンプルだけどなぜかそこについて考えるのを避けてしまってたようなド正論がふんだんに書かれております。
キーになるのは“個人”と“社会”は分けて考えた方が良いということ。そこをごっちゃにしてるからわけわかんないこと言い出す人がいるんだなってことを改めて認識しました。
良い言葉が作中にいっぱい出てくるのですが、特に“うまくいってる時こそ悲観的になれ”ってのが突き刺さりました。肝に銘じておこう。
なんというか世の中全体がこれくらい俯瞰で物事見れるようになれば良いのになと、思ってしまいました。
人って“常識”に殺されるんだな。
読んでいただいてありがとうございました。退屈しのぎにでもなっていれば幸いです。