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"サブカル女子"が日プの亡霊として約1年さまよった末にJO1のオタクを名乗るまでの話

みなさんの沼落ちブログを拝読すると、JO1の沼落ちルートは「K-POP」「ジャニーズ」「二次元」「邦楽ロック」からなどいくつもあるようだが、わたしもいわゆる「邦ロック界隈」に長年身を置いていた。中3でRADWIMPSとBase Ball Bearに出会って世界の見え方が一変、バンドを始め、地方の田舎から上京後はめちゃくちゃ下北沢にいそうな格好でめちゃくちゃ下北沢のライブハウスに通った。この言葉にはさまざまな解釈や議論があると思うが、「サブカル女子」と呼ばれつづけた高校・大学生活だった。

そして時は2021年、社会人となって数年が経ち、最近、大学時代の友人の結婚式があった。そこで久々に会った友人からの「コロナで大変だよね、フェスとか行けてる?」という質問への自分の返答で、セルフおったまげタイムが訪れる。

わたし'21「いや、フェスとかあんまり興味なくなっちゃって… 最近、ロックとか聴いてないかも…(^_^;)

………あれ!? まって!?!?
「君はロックなんか聴か〜な〜い♪」の「君」側のひとになっちゃってる!?

エー!?なんでぇー!?と友人も驚いていたが、いやいや、就活のESに「あなたが幸せを感じる瞬間:ロックフェスで音楽と日光を全身で浴びているとき」と恥ずかしげもなく書いていたのに!?と誰より驚いてるのは俺! 俺! 俺! Ole! Ole! (Ah〜 真夏のJamboree〜〜)

その場では「JO1というオーディション番組出身のグループのオタクをしている」「豆原一成さんという、守るべきいのちがそこにある」旨を取り急ぎ伝えたが、そういえば一体いつからJAMに!?わたしのJO1はどこから?というわけで、流れに乗り遅れ気味ながら沼落ち経緯を振り返ってみます。

①リアタイで日プ沼ドボンからのJO1ゆる追い
まず、沼落ちの指標としてJO1のファンクラブ入会日を確認してみると、入会は2020年10月6日。
日プ無印は3話からの途中参戦ながらリアルタイムで視聴しているので、最終回&JO1結成日である2019年12月11日から、1年近くのタイムラグを経てのFC入会ということになる。

そもそもバンドミュージック漬けだったにんげんが、異文化学習のつもりで日プをリアタイで追い始めたらあれよあれよと限界国プと成り果てた経緯についてはこちらに書いており(長文注意)↓

思えばこれも一種の沼落ちブログかもしれない。日プへの沼落ちがなければ、JO1への沼落ちもなかったわけなんですが、リアタイ視聴組のくせにJAMを名乗るまでこんなにタイムラグがあるのは、じつは彼らをひとつのグループとして純粋に応援するのに時間がかかってしまったからで……

無印では、豆原一成さん、岡野海斗さん、佐藤隆士さん、佐藤來良さんをおもに応援していたので、豆ちゃん1位デビュー本当におめでとう(号泣)の気持ちと、ああもう12位以下のみなさんにしばらくお目にかかれないのか…という気持ちで、誰かよりもほかの誰かがデビューをというわけではなく(豆ちゃん以外のデビューメンバーにも投票していた)、日プロス・練習生ロスから抜け出せずに暮らす日々。
かるくオーディション番組ゾンビと化しているとちょうどNizi Projectが始まり、こちらにもしっかりハマってしまったこともあり(マユカ推し)、JO1のことはいわゆる「ゆる追い」状態がつづく。

②配信終了を機に日プを見返したら、ようやく心からJO1応援モードに突入
そんな状態で数ヶ月が経った2020年8月、もうすく日プの配信が終了することを知る。これで見納めならばと見返してみると、やっぱり練習生みんなマジラブ宝な気持ちは変わらないのものの、「JO1の一般人時代をみている」という視点が楽しみ方のひとつとして加わったり、日プでデビューできなかった練習生の別グループでの活躍なども知っていたりするので、このタイミングで初めて、JO1サイコー!!!と心から叫べるメンタルが整ってゆく。

③ツイッタランドでのJAMのみなさんとの出会い
この配信終了のタイミングで、喪失感に区切りをつけようと投稿したのがさきほどの供養noteだったのですが、その日の深夜、目が覚めるようなできごとが……

OKAMOTO'Sのオカモトレイジさんが、シェアしてくださっとるー!?!?!?

おかげでたくさんの方に読んでいただくことになり、あなたはわたしのジャスティンビーバー…との思いで、お礼を言うべく翌朝Twitterアカウントを開設(リア友用の鍵アカしか持ってなかった)。そのまま趣味アカとして使っていくことにし、noteきっかけでフォローしてくださった方と交流したり、JAMのみなさんの愛とユーモアに富んだ様子のおかしなツイート(褒めてます)をRTなどで見かけたりしているうちに、もしかしてJO1を応援するのめちゃくちゃ楽しいのでは!?と気づき始める。

この時点ですでに沼の淵をさまよいはじめていたはずだが、フォーリン沼タイミングの真相を探るべく、われわれはアマゾンの奥地へと向かった——(スクリーンショットフォルダへGO)

④JO1 HOUSE と すばらしきケミ推しの世界
フォルダを開くと、明らかに2019年9月ごろから11人の美青年たちのスクショが爆増している。はいはいはい、さすがスクショはオタクの足跡、わたしを沼底に引きずり込んだコンテンツをここで完全に思い出した。われらが『JO1 HOUSE season2』である。

『OH-EH-OH』のジャケ写・MV撮影などのビハインド映像、S4の飼育係、肝試し、純豆腐兄弟のテンションMAX、マッスルキッチン、スイパラ、川川ダンスレクチャー、景瑚のコスプレ七変化……控えめに言って神企画の宝庫、全10話マジで捨て回なし。この頃ちょうど、2ndシングルのプロモ期間だったので、地上波番組で芸能人の赤ちゃんとして奮闘する彼らを見るのも味わい深かったけれど、冠番組での比較的自由でリラックスした姿にガッチリ心を掴まれてしまった。JO1はGYAO!生まれGYAO!育ちとも言えるし、日プでも聞き覚えのあるスタッフさんの声も時々混じっていて、オタク側としても地元に帰ってきたかのような安心感すら覚える。

そして、ここで待ち受けていたのがケミ推し沼。JO1のケミだけで白米なんぼでもいける・もう水田ごといけると噂には聞いていましたが、これほどまでに恐ろしいものとは…。「純豆腐 」「大豆」「豆鶴」など推しとのケミから注目しはじめ、「川川」「けごたく」、各種ビハインド映像での「つるきま」のただ友ぶり、マッスルキッチンでの「よなるき」の相思相愛ぶりなど、あらゆるケミにもう降参。ちなみにマッスルキッチンでは、白岩プロがコンソメをカレー粉と間違えたり(かわいい)、固形のまま入れてしまったりと(かわいい)、ソメ岩(コンソメ×白岩)ケミも良い仕事してた。この日の瑠姫くんはいつになくごきげん&お茶目ぶりが炸裂していて、かわいい…ほんとうにかわいい….いくらなんでも可愛いすぎない!?!?(怒)と、かわいいの3段活用の最終形は逆ギレだということを身をもって知る。

⑤ありがとう『JO1 HOUSE season2』、ありがとう群馬県みなかみ町
ケミの魅力にとりつかれて、まってJO1全員すきかもしれん…と思って見進めると、#8から始まった11人でのロケ企画「JO1 ちょっと遅めの夏休み in 群馬県みなかみ」のタイトルコールの時点で、完全に箱推しを確信。

與那城「ついにやってきました!」
鶴房「スプラーッシュ!」
大平「遊ぶぜ!」
白岩「夏 楽しみましょう!」
川西「楽しもう!」
佐藤「つの」
川尻「やー!」
豆原「夏!」
木全「ありがとう!JO1 HOUSE」
金城「ちょっと遅めの〜?」
河野「夏休みィィ〜!!!」

様子がおかしいひと、ちゃんとしてるひと、いつもは様子がおかしいのにちゃんと仕事したひと、自由であることが仕事なひと……この30秒のタイトルコールに11人の良さが詰まっている。どうかこのまま笑っていつまでもやんちゃBOY…

TOKIOパイセンがとっくに証明済みではあったが、大自然 × 美しい男たちの画力のつよさと、各々のキャラの良さに、その後の企画も頭を抱え続けることに。愉快な川下り対決に始まり、ぶどう狩り、良い肉ショッピング、こんにゃく作り体験、ニジマスつかみ取りときて、極めつけはバンジージャンプ。
トップバッターに名乗り出て、一歩もひるまずジャンプ台に立ってさっさと飛び立つ碧海の男気。飛び順2番か4番かを選択できるシーンで、やさしさと番組の流れへの配慮からか、高所恐怖症の祥生にラストの4番をゆずる鶴房。決死の覚悟でJAMへの感謝を述べ、恐怖に打ち勝った祥生の愛すべきジタバタジャンプ。そして河野純喜のこのお調子者ぶり。

〜 飛ぶ直前 〜
「あぁえぐい!えぐい!!あー!えぐいえぐいえぐい!えぐい!!!なにしてんねん俺!やばいって!やばい!訳分からん!なんでこんなん!見たあかん見たあかん!やばい無理や!えぐい!あ!!!うわぁ!!なんしよん!行かなあかんやろ!バカぁ!うわぁぁー!!」

↓ ↓ ↓

〜 飛んだ直後 〜
「最高でした 人生最高!しょうみもう1回いけます マジで 時間がゆるすかびり これ飛び放題コースっすよね?」(スタッフさん「カミカミじゃねーかよ(笑)」)

あんなにビビり散らかしてたのに飛び終わったら別人のようにイキり出し、飛び順ラストの祥生に対して「これ超えたら その先やっぱ変わってくると思う」と先輩風吹かせ出すのが本当に最高。

この#9の放送をみて、もうダメだこれが箱推しというやつだ、JO1みんなYou are my star, you are my shining star……の気持ちでFC入会という一歩を踏み出し、JO1という果てしない沼へと飛び込んだのでした(ハクナマタター!)。

それからは、ヂャム友とコラボプリクラを撮りにいったり、人生初のペンライトをデコったり、オンラインライブを見たり、ついに先日豆ちゃんとのヨントンが叶ったりと、ハッピージャムジャムさいこうなオタクライフを過ごしている。

"サブカル女子"と呼ばれていた自分が、まさかここまでどっぷりアイドルにハマるとは思ってもみなかったけれど、考えてみれば目当ての対バンを見にひとりで遠征したりしていたので、オタク適性があったんだと思う。あんなに生活の一部だったロックをあまり聴かなくなってしまったように、もしかしたらJO1に対するこの熱量が冷めてしまう日がくるのかもしれない。それに、バンド界隈で経験してきたように、われわれがエンタメとして消費してしまっているのはひとりの人の人生なので、脱退や解散だってあるかもしれない。もしその日が来ても後悔のないように「推しは推せる時に推せ」の心のタトゥーを刻んでJAM活していきたい———

…となぜかここにきて激重お気持ち表明をしてしまいましたが、わたしの沼落ちにトドメを刺した『JO1 HOUSE season2』とシリーズ初回の『JO1 HOUSE』も7月29日(木)で配信終了!!カンカンカーン!!みんな起きてー!!!GYAO!の回し者でもなんでもないですが、HOUSEに遊びにいったことがない・season3は見たけど2はご無沙汰しているというヂャムのみなさん、ぜひぜひ、そのドアを開けてHello〜〜してみてください。そしてこれからもどうぞよろしくJO1!


追記:豆ヂャムが選ぶ、ベスト豆オブザHOUSE(season2)を置いておきます。

第3位:雑誌撮影ビハインドで、カメラが急に来たからビックリした豆ちゃん(#6  13:53あたり)

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第2位:「純豆腐兄弟のテンションMAX」ビリビリボールペン対決で、泣きの1回を頼む純喜に「ちゃんと言ってくれないと分かんないわ!」な豆原さん(#4  32:40あたり)

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第1位:ブレスレット手作り体験で、祥生がモールで作った犬耳?猫耳?をつけられ、無言で口を開けてぽやぽやしている豆ちゃん(#3  8:35あたり)

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GYAO!さん、season4も待ってます!!!!






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