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こころの扉の隙間から


昔から わたしは

扉をそっと少し開けて


その隙間から 

外の安全を確かめて

そっと出て行く

そんな子だった


いつも こころの扉を大きく開いて

なんでもおいで

どこへでも飛び込むよ


っていうような 

度量の大きな人とは

ほど遠い


いつまでたっても

変わらない

臆病で 

慎重なわたし



ただ

話したいときに

その扉が閉まってたら

わたしだったら悲しいなって

ふと思ったんだ



いつも

わたしが話したい時に

話しを聴いてくれるひとがいるから



話し掛けた時に

いつも優しく答えてくれるひとがいたから



だから

少しだけ開けておこうと思ったんだ



何かあったら

そこから 誰かの声が聞こえるように




話したい時に


 誰かがそっと声をかけれるように






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