ほげくら@可視化日記

ネットの海を漂うクラゲ。 趣味は遠方に出かけて、その場に住む人の動きを観察・考察すること。

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牛丼チェーンの店舗分布に見る出店戦略の違い

頻繁に足を運んでいる人には共感を得られると思うのですが、牛丼屋って学生やサラリーマンを含めて単身の方に人気があるような気がします。 そこで今回は牛丼チェーンの出店地域がどのような分布になっているのか可視化することで、出店戦略がどのようになっているかを考察してみたいと思います。今回は一都三県にフォーカスを当ててみます。 牛丼チェーンの出店状況の傾向全ての牛丼チェーンの出店傾向として沿線や駅近のエリアの出店しています。 逆に沿線から遠い住宅街エリアは積極的に出店されていない様子

    • 東京メトロ 南北線 | 駅・年齢別の居住率

      東京メトロ 南北線近くに住んでいる人の、年代別割合を可視化してみました。 南北線は北区の赤羽岩淵駅から目黒駅を結んでおり、溜池山王や六本木一丁目周辺でオフィス街が形成されています。 赤羽岩淵から後楽園駅にかけては、どの世代にも人気が高いのですが特に25〜39歳, 45〜49歳の比率が高いようです。 東京大学の最寄り駅である本駒込、東大前では学生が多く居住しているため20〜24歳の比率が高くなっています。 後楽園から目黒にかけては少し雰囲気が変わり年齢層が高くなります。ボ

      • 東京メトロ 半蔵門線 | 駅・年齢別の居住率

        東京メトロ 半蔵門線近くに住んでいる人の、年代別割合を可視化してみました。 半蔵門線は、墨田区の下町から皇居の東側を通過しそのまま渋谷まで向かいます。 東京メトロの路線の中で一番駅数が少ない路線ですが、街の性格はよく現れていると思います。 まず全体を眺めると半蔵門駅、九段下駅を境に大きく流れが変わっていることがわかります。 渋谷から半蔵門駅までは40〜54歳の層を中心に高い年齢層の比率が高いエリアです。渋谷や表参道は若者が多く集まるイメージがありますが、暮らしている年齢層

        • 東京メトロ 有楽町線 | 駅・年齢別の居住率

          東京メトロ 有楽町線近くに住んでいる人の、年代別割合を可視化してみました。 和光市駅は副都心線も通っていながら始発駅であるため、幅広い年代の人に人気のある駅です。 しかし和光市から池袋を中心としたエリアにつかづくにつれて、20代の居住率が高くなっています。 護国寺から先は若者の居住率が低くなり、銀座一丁目あたりまで50代以上の居住率が高いエリアとなっています。 この辺りはビジネス街というより、閑静で居住用のマンションが立ち並ぶエリアです。好立地が故に有楽町線内での家賃相場

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        • 年代別の居住比率
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          東京メトロ 日比谷線 | 駅・年齢別の居住率

          東京メトロ 日比谷線近くに住んでいる人の、年代別割合を可視化してみました。 北千住から入谷にかけては一番多い年齢層が45〜49歳となっています。下町ということもあって昔から住んでいる人も多そうなエリアです。 ただ北千住は子育て世帯に人気が出始めていると聞いたことがあります。30~34歳の世代の比率が低くなっていますが、日々増加しているかもしれませんね。 対照的に上野から人形町のエリアは若い世代の比率が高くなっています。日本橋などのビジネス街へアクセスが良いため、この辺りの

          東京メトロ 日比谷線 | 駅・年齢別の居住率

          東京メトロ 東西線 | 駅・年齢別の居住率

          東京メトロ 東西線近くに住んでいる人の、年代別割合を可視化してみました。 ベッドタウンとして多くの人が居住している西船橋と東京の中心である大手町を結んでいるた、非常に多くの人が通勤に利用する路線です。 中野から早稲田にかけては学生が奥住んでいることで知られていますが、実際に20代の居住率が高くなっています。 次に若年層の居住率が高いのが、ちょっと意外ですが竹橋です。目立って何かあるわけではないですからね… ただ近くに学生の街として知られる神保町や御茶ノ水があるので納得でき

          東京メトロ 東西線 | 駅・年齢別の居住率

          東京メトロ 丸ノ内線 | 駅・年齢別の居住率

          東京メトロ 丸ノ内線 近くに住んでいる人の、年代別割合を可視化してみました。 丸ノ内線は池袋から途中分岐して荻窪・方南町までを結んでおり、ランドルト環(視力検査のやつ)のような形をしています。 若者に人気なのは池袋, お茶の水, 中野坂上, 中野新橋の近辺です。池袋, お茶の水は学生に人気なエリアです。 中野坂上, 中野新橋周辺のエリアは住宅街が広がっているため、家賃を抑えたい20代に人気があるのでしょう。 個人的に意外なのは、これらのエリアに加えて霞ヶ関で25~34歳の

          東京メトロ 丸ノ内線 | 駅・年齢別の居住率

          東京メトロ 銀座線 | 駅・年齢別の居住率

          東京メトロ 銀座線 近くに住んでいる人の、年代別割合を可視化してみました。 銀座線は浅草から渋谷までを結ぶ、日本で一番古い地下鉄です。 比較的賃料の高いエリアを通っているせいか、20代の居住率は低めです。ただ神田や新橋は居住率が高くなっています。この辺りは20代だけでなく、通勤需要のある全年代に人気なようです。 銀座や溜池山王〜渋谷のエリアは地価がトップクラスのエリアです。 ボリュームゾーンは40代から50代と高めで、金銭的な余裕がある方が集まっていそうです。

          東京メトロ 銀座線 | 駅・年齢別の居住率

          JR山手線 | 駅・年齢別の居住率

          山手線周辺に住む人の、年代別割合を可視化してみました。 山手線は東京の幅広いエリアを通過しているので、それぞれの年代の需要が見えてきますね。 渋谷や原宿って若者の街ってよくいわれると思うんですが、住んでいる層はむしろ年齢層高めなんですよね。 年齢層が高くなるについて品川近辺に集まっていくのは、個人的な感覚と一致しています。 みなさん子育てとかで広い居住空間を求めると、最終的にあの辺りに落ち着くことが多い気がしています。

          JR山手線 | 駅・年齢別の居住率

          【東京】50代に人気な駅/路線 居住比率ランキング

          路線ランキング東京の路線を50代の居住割合が高い路線をランキングにしました。 50代の居住割合が高い路線は市町村エリアの路線も多く、これまでの20代~40代とは変わって都心エリアから離れた路線の居住割合が高くなっていることがわかります。 この年代は20〜30代をバブル期に過ごしていることになります。 土地価格の上昇により、都心に近いエリアは一般人に手が出せない価格になっていました。その時期には郊外エリアの住宅開発が盛んに行われ一戸建てを購入した人も多く、現在も同じエリア

          【東京】50代に人気な駅/路線 居住比率ランキング

          【東京】30代の住んでいる地域を可視化してみた

          山手線沿線を中心に居住割合が高い30代多くの路線が乗り入れるターミナル駅が好まれる 通勤だけでなく休日も含めての利便性が求められているのでしょう。特に中央区の東京駅の東側のエリアは居住率が高いことがわかります。加えて浜松町や田町エリアも居住率が高く丸の内や新橋などのオフィスエリアに通勤している人から人気を集めています。 またその他のエリアでも池袋、新宿、渋谷、目黒など他路線が乗り入れるターミナル駅周辺の居住率は高く、オフィスへの通勤や生活利便性が居住地に求められているこ

          【東京】30代の住んでいる地域を可視化してみた

          【東京】40代に人気な駅/路線 居住比率ランキング

          路線ランキング東京の路線を40代の居住割合が高い順でランキングにしました。 このランキングから40代の人が、どういった生活をしてるか見えてきます。 まず重要視されているのは職場・ビジネス街へのアクセスです。 上位はビジネスエリアにアクセスの良い路線が中心となっていて、職場へのアクセスを重視して居住地を選択しているようです。特にランキング上位の路線は都心部を通過する路線が多く、40代が職場へのアクセスを重要視する年代であることと同時に、経済力がある層が集まっていることを示し

          【東京】40代に人気な駅/路線 居住比率ランキング

          【東京】30代に人気な駅/路線 居住比率ランキング

          路線ランキングランキングから30代が居住地に求める条件が見えてきました。 1つ目は職場へのアクセスです。20代の分析でも同様に学校や職場へのアクセスが重要視されていることは同じでした。しかし30代の場合は居住エリアはより都心部に近づき、多くの家賃を払っていることがわかります。 2つ目は手頃な家賃という点です。1つ目の職場へのアクセスと矛盾しますが、30ともなると子育てを始める人が多いのも特徴です。そうなるとより広いスペースが必要になるため、単位面積あたりの家賃は抑えたい

          【東京】30代に人気な駅/路線 居住比率ランキング

          【東京】20代に人気な駅/路線 居住比率ランキング

          路線ランキング各路線の駅から一定範囲内に居住する20代の比率をランキング形式にしました。 総じて20代に好まれる路線や駅を分析すると以下の特徴がありました。 交通の便が良い: 都心へのアクセスが良い路線がランクインしています。 家賃が手頃: 都心のエリアに比べて家賃が安いエリアが好まれています。 生活の利便性: 交通の利便性や家賃だけではなく、駅周辺の商業施設や飲食店の充実度も洗濯の上で重要な要素となっていそうです。 上位路線の駅別ランキング1位「東武東上線」 東

          【東京】20代に人気な駅/路線 居住比率ランキング

          【東京】20代の住んでいる地域を可視化してみた

          20代が居住しているエリアを可視化してみました。 20代というと大学生や、社会人になりたての若手が割合として多くなります。 また地方から上京をして、一人暮らしを始める人が多い年代でもあります。 全体を見ると20代は特定のエリアに人気が集中していることがわかります。 通勤・通学に利便性の高い地域に人気が集中都心へのアクセスに便利な路線沿いは20代の居住比率が特に高いことがわかります。 逆に沿線から離れたエリアは居住比率が目立って低く、通勤通学のための利便性が重要視されている

          【東京】20代の住んでいる地域を可視化してみた

          【東京】一人暮らし大学生はどこに住んでいるか可視化してみた

          東京の一人暮らし大学生がどこに住んでいるのかを可視化してみました。 大学の入学とともに上京をして一人暮らしを始める人にとって、見知らぬ土地でどこに住むのかは その後の生活を大きく左右する重要な要素であることは間違いありません。東京都の中で一人暮らしの大学生にはどのエリアが人気なのか見ていきます。 基本的には大学付近に居住図を見ると、基本的に大学の付近に居住エリアが集中していることがわかります。 仮に大学が都心にあっても借りる間取りがが一人暮らし向けであるため、立地が良く

          【東京】一人暮らし大学生はどこに住んでいるか可視化してみた