見出し画像

NOTEでモンスターオンスTシャツのクラファンのことを書くのを忘れてました!えらいこっちゃ。。。

東大阪繊維研究所ではクラウドファンディングに初挑戦中です!っていうのを色んなところで宣伝しなければいけなかったのに、NOTEに投稿するのをすっかり忘れてました。スンマセン!

そうなんです、5月14日からクラファンをやってるんです。

そして後15日で公開終了なんです。

おかげさまで公開3日目に目標金額を達成できまして、その後3週間目には目標の200%に到達できました。

まだまだ続くので、よろしくお願いします。

さて、今回のモンスターオンスTシャツについて、ワードプレスのブログの方にも色々と書いておりますが、ここではこれまでほとんど触れてこなかったデザインについての開発話を書きたいと思います。

今回のTシャツには両脇に大きめのポケットがあります。

画像1

このポケット、最初は付けるつもりはありませんでした。

何故かといいますと、私自身がよくあるポケット付きTシャツを全く着ないからです。

左胸にちょこんと付いているあのポケットを必要だと感じたこともないし、あのポケットがあることで縫製工賃も上がるし破れやすくなるし、メリットがないじゃないかと常々感じていました。

けれども今回、手のひらを返したように2個もポケットをつけています。

理由はシンプルで、この位置にこのサイズでこの頑丈さなら便利だからです。

数々の試験データが示すとおりモンスターオンスの生地はめちゃくちゃ頑丈です。

この生地をうちのTシャツのデザイン監修をしてくれているデザイナーの友人に見せたところ、

「このくらい頑丈な生地であればお飾りとしてのポケットではなく、完全に実用性をともなったポケットが付けられるはず!たまにはポケットTシャツ作ったらどう?」

といわれたので、その時は即答で

嫌だ

と答えました。

しかし後からよく考えてみたら、仕事で色んな作業をするときに大きなポケットがあるのは確かに有難いと思い、

「胸に小さなポケットというのじゃなければポケット有りも良いかもしれない」

とその友人に伝えました。

さて、ではどんなポケットにするか。

このモンスターオンスTシャツという企画は東大阪繊維研究所にとって今後とても重要なラインナップになるということをそのデザイナーには伝えてあったので、ポケットの仕様について話し合うためだけに彼はわざわざ関東から東大阪まで駆けつけてくれました。

左胸に大きなポケットを付ける、パーカーのお腹のところにあるやつみたいなのを付ける、ジャンパーのポケットみたいなのにする、などそのミーティングではポケットの仕様について様々なアイデアが出ました。

けれども私はTシャツ全体が出来るだけシンプルに見えて、ポケットは実用性だけを追求したものにしたいと考えていたので、

正面から見えない位置に隠しポケットのように付けるのがいいな

というアイデアを出しました。

そしてなんとなく身振り手振りで「この位置にこんな感じで手が入って、深さがこれくらいで」とその友人に伝え「とりあえず1枚サンプルを縫ってもらいたい」と依頼してそのミーティングを終えました。

そしたらその数日後、彼から連絡があり「とりあえず1枚出来た!めっちゃ良い感じよ!」とのこと。

それで届いたサンプルがこれです。

画像2

画像3

もうこれ完成したやん!」と思いました。

彼自身が縫ってくれたそのサンプルは、そのくらい出来が良かったです。ポケットの幅や深さなどが理想的で着たときのシルエットもスッキリ見えて、何より正面から見たらポケットが見えないデザインになっている。

サンプルを受け取るなり彼に電話して「貴様、さては天才か?」と伝えました。

このデザインをほとんど変えることなく本生産をお願いしている縫製工場さんに試作を依頼し、実際にポケットに色々と入れてみた動画がこちらです。

どうですか?凄く良いでしょ?とても便利なんです。

携帯電話や財布はもちろん、ドライバーやスパナ、缶コーヒーなんかを入れることも出来ます。

モンスターオンスというアイデアを思いついた当初はひたすら頑丈で長く着られるものを作ろうということを主に考えていましたが、別の人の目線からアイデアをもらうことでこんなに便利でカッコいいものが出来てしまいました。

実はこのほかにもモンスターオンスTシャツを作っているなかで色んな方々のアドバイスやお力添えのおかげで商品のクオリティが上がっていくというエピソードが多数あるんですが、そのあたりはまた別の機会に書けたらと思います。

色んな人たちの思いやアイデアのいっぱい詰まった自信作です。

皆さまぜひ一度、サイトを覗くだけでもいいのでモンスターオンスTシャツをご覧になってください。

よろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?