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バーチャフリークがはちゃめちゃに楽しかったという話

2019年7月20日、東京は新木場STUDIO COASTにて開催されたバーチャフリークというクラブイベントに参加してきました。

私はそれまでアイドルマスターのオタクをやっていてライブに参加した事はあれどもクラブイベントになんて参加したことはなく、尻込みしていたのですが、Vtuberの音楽にのめり込むきっかけになったKMNZが参加する事、エハラミオリさんが参加する事。なによりnoteに投稿されているそれまでのバーチャフリーク体験記を日々見ている内に参加したい気持ちが高まり、気がつけばチケットを取り、新幹線に飛び乗り夜の東京へ繰り出していました。

ところで、私はイベントに参加する際基本的にぼっちです。なにをするにしても一人です。今回のイベントも最寄り駅である新木場駅に着いた時にもSTUDIO COASTに入場する列で待機していた時も、参加しているDiscordのメンバーの方に挨拶し、多少雑談はしたものの結局10分も話さずいつの間にか一人になっていて開場までリオのカーニバルみたいな衣装でレッドブルを振る舞うお姉さんを眺めたり後ろでDJが流している音楽をぼんやり聞いて気持ちを高めたりしていました。

開場してBOXというバーチャフリークが開催されるステージに入り、ステージの開幕を待つ間は周囲を見渡して「本当に一人で大丈夫なんだろうか」「周り厳つい人も多いけど怖くないかな」なんて思っていたのですが、Batsuさんが登場し曲を流し始め、周囲を見ながら腕を振ってみたり体を上下させたりしていたのですが、気がつけば全力でコールしたり歌詞を口ずさんでみたり、腕をガンガン振ったり飛んだり跳ねたりしていました。熱くなれたし何より大好きな音楽が馬鹿でかい音量で流れる空間が本当に楽しかった。

中でも楽しかったのが今回のお目当てでもあるエハラミオリさんのステージ。Alt‼や夢追翔など自分が大好きなVtuberの音楽を自分が大好きな曲を作る人が流してくれるというだけでも大歓喜だったのですが、極めつけはヨシナちゃんの『ツバサ』~Marprilの『sheep in the light』が流れた瞬間。曲が大好きという事も大きいのですが本当に嬉しかった。


その後のUjicoさんのステージやワニとコウモリのステージでは自分の知らない音楽も多く流れていたのですが、それでも疎外感なんて全くなくてただただ気持ちよかった。周囲を見渡すとみんながみんな楽しそうにしていたのがその一因でもあるのかな。知らない音楽も知ってる音楽も多く流れて、それに合わせて踊ってみて、その時間がとても楽しかったです。

それからKMNZのステージ! 短い時間でしたが会場の熱気や一体感が本当に熱くて楽しかった。KMNZのライブというとRealityで開催されるVRライブが中心なので、全員で歌詞を叫んだり歓声を全力で上げられたのが無性に楽しかった。自分が地方在住なのもあってどこからでも参加ができるVRライブを開催してくれるのはありがたい限りなんですが、周囲と一緒になって熱狂し楽しくなれるというリアルイベントの楽しさも改めて知った一日でした。

あとはバーチャルねこさんのステージ。それまで盛大に騒いでいたのもあり、ねこさんのチルい音楽を聴きながらゆらゆらしてみるだけでも不思議なくらい気持ちよくなれました。それまではしゃいでいたのとは違うふわふわとした気持ち良さでした。ねこさんのステージは時間が長かったのもあり、途中で飲み物とりに外に出たらさっきまでステージに立っていたはしやんさんやBastuさんが談笑していて結構びっくりしたり。

バーチャルねこさんのステージの最後、キズナアイさんの「hello Morning」、MZMのコーサカとかしこまりちゃんの「Up-to-dato」が流れたのですが、その時間が丁度朝の5時で、大勢のVtuberの音楽が好きな人達と明け方に聴けたのが何よりも嬉しかったしすごく贅沢な朝の迎え方でした。新しい朝は希望の朝だった。


ステージが終わってからは少し勇気だして周囲の人に話しかけてみたりしました。普段ならそんな事絶対できません。上にも書いた通り私はいつもイベントにはぼっち参加で行きも帰りも一人です。ただ、それまでの熱狂の余韻であったり周囲がVtuberファンである事もあり、不思議なくらいスッと話しかけられました。

ところで、私はお酒があまり飲めないのもあってソフトドリンクばかり注文していました。素面でぼっちで知ってる音楽もそんなに多くなかった。それでも本当に楽しくて一瞬で終わった一晩でした。

終演後のスタッフさんの挨拶によると今年中はまだ開催される予定があるようです。次回も是非参加したいな。またバーチャフリークに帰りたいな。


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