ゆめお、愛してるぞ

推しが本日デビューから2周年らしい。とてもおめでたいのでぜひ祝いたいが、自分になにができるだろうと夜勤の仕事を粛々とこなしながら考えていて、ふと、いい機会だから推しへの想いを言葉にしようと思った。

この記事で言うところの私の推しとは、夢追翔だ。

声が大きい28歳の男性ミュージシャン。潰れる寸前のライブハウスにお客さんを呼ぶため、配信を始めた。
楽器は苦手だが作曲と歌が得意で、自分の曲を世界中の人に聴いてもらうのが夢。お金がないのでライブハウスに住み込んでおり、夜な夜なもやしを炒めて生活している。

初めて彼の事を知ったのは私がVtuberという存在を知ってすぐの事だと思う。音楽活動を中心にしているVtuberを探してみようとあれこれ見ている最中にふと一つの動画が目に止まった。それが夢追翔のオリジナル曲である『弱きに寄り添う』だった。

衝撃だった。

これまで色んな曲の歌詞に元気をもらったり、泣いたり、興奮したりした中で、この曲はタイトルのその通りに自分に寄り添っていてくれるような感情にさせられた。上を向けと言わず、前を向けと背中を叩くような事もせず、ただ側にいてくれた。それだけなのにぼろぼろと泣いてしまった事をよく覚えているし、何ならこれを書きはじめる前に聴いたらまた泣いてしまった。

そこから夢追翔を追っかけ始めた。

歌の配信だけでなく普段のゲーム実況、雑談などを聞くようになり配信にコメントをするようになった。彼が司会を務めた企画配信などから色々なにじさんじライバーを知って、どんどん好きなライバーが増えていった。彼が歌った曲から原曲を聴きお気に入りのアーティストが増えていった。

特に彼が緑仙、加賀美ハヤトとユニットを組んだ「le jouet」は私をこの沼にさらに叩き込むキッカケになってくれた。本当にありがとう。

それでもやっぱり夢追翔というコンテンツの中で一番好きなのは、やはり彼の作るオリジナル曲だ。


前述した『弱きに寄り添う』だけでなくデビュー曲である『死にたくないから生きている』、『人より上手に』(それから緑仙への気持ちを語り倒した『緑仙RAP』)、28歳の誕生日記念で歌われた『僕の頭から出ていけ』。どれも後ろ向きでそれでいて優しい歌詞と彼の歌声を深夜の暗い部屋の中で聴く度に救われた。どの曲もつい涙腺が緩んでしまうので気軽に聴けないのが悩ましいところではある。

だから、彼が復帰配信で「歌に力を入れていく」と語ってくれた事が本当に嬉しかった。これからも歌い続けてくれるんだな、と安心した事をよく覚えている。改めて戻ってきてくれてありがとう。

これを書いている9月25日夜の配信では、記念配信と共に新衣装も公開との事なので新しい歌ってみた動画のフルと共にそれもとても楽しみにしている。これからも大好きだぞゆめお。



ここからはただの一介のオタクの自分語りです。




ゆめお、デビュー2周年本当におめでとうございます。いつも配信活動ありがとう。毎朝の「そんな感じで今日もふぁいとだ!」を見かける度にちょっと元気が出ます。

私はゆめおと同じ28歳で、だけど追いかける夢もなく、目指す理想もなく、毎日なにもないと喚きながらただただすり減りながら生きているしがない人間です。人生に値段をつけるならきっと二束三文にもなりません。

明日になったらしんでしまおう、一ヶ月後にはきっとしんでしまおう、1年後には……なんて毎日しにたくもないくせに死なない理由探しに明け暮れていました。

そんな折にゆめおの『弱きに寄り添う』に出会いました。ただただ救われました。誰かに寄り添ってもらえるのがこんなに救われる事だなんて思いませんでした。

私はまだまだ生きている意味にベタな理由探しをしてしまうし誰かに笑われる勇気も持てないけれど、それでもせめて自分が生きる意味くらいは見つけて行きたいと思います。

これからもどうか、夢追いかけ続けてください。

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