CL横浜2023をふりかえる
ガラル💪ホドホドです。
(そんな挨拶はない)
今回はCL横浜2023のふりかえりを書いていきます。
(本当はCL横浜については無料で、普段の自分の練習方法やメンタルコントロールについては有料部分に書こうかと思いましたが、書き出すと2万字じゃ足りなくなりそうなので辞めました。)
はじめに
知ってる方は知っていると思いますが、僕は昨シーズンCLではほとんどジャッジ活動をしていました。
運良くJCSにCSP優先権で参加
→結果8勝2敗(67位)
https://note.com/hodohodoptcg/n/n048cff14442a
今回のCL横浜の優先権である250位以内に入賞できたため、CL横浜も選手として参加してきました。
普段はアラフォー二児のパパで練習時間がほとんど取れず、仕事も12:00〜22:00のようなシフトが基本のため周りと時間が合わずに練習相手に困っていました。
そんな中でも22:00〜リモートで練習を手伝ってくれた「しんちゃん」、「ふすまさん」、「かずくん」ありがとうな!
デッキレシピ
DAY1《うらこうさくパルキア》
7勝2敗
DAY2《アルセウス/ピカチュウV-UNION》
2勝3敗
《パルキア》について
構築のほとんどは世に出回っている《パルキア》のレシピからそんなにズレはないと思います。
意識した点としてはレジギガスやVガードエネルギーを採用したデッキ(アルセウスやゾロアーク)に対してシンオウ神殿の採用。
キャプチャーエネルギーは自分の肌に合わなかったため不採用。うまく使えると強いとは思いますが、世間で強いとされていても僕はしっかりと試した上で自分に合わないと思えば構築は変えていいと思っています。
具体的にパルキアに手貼りしたいターンにキャプチャーエネルギーしかないとその後のプレイングが難しく感じたためです。
キャプチャーエネルギーを採用するかどうかはベンチ展開の安定を取るか、パルキアに手貼りやたっぷりバケツでのリソース管理を楽にするのかの違いかと思います。
自分としては前者は割り切って、後者の中盤以降の安定を選択しました。
《ピカブイ》について
参考にしたのは海外でよく使用されている《アルセウス/ミュウツーV-UNION》のレシピです。
ただピカブイはそこまでパワーの高いカードではないためロスト系に対して場持ちを良くするため《すごいきずぐすり》を2枚採用しています。
またロストのヤミラミとギラティナVSTARを重くみて、《ビッグパラソル》を2枚採用しました。
これはメタをパルキアとロストに絞ったため《こだわりベルト》を不採用にしていますが、ピカブイの《みんなでエレキボール》が250ダメージ出せるため幅広いデッキと戦うことを想定する場合には《こだわりベルト》を採用して280ダメージまで出せるように構築した方がいいと思います。
《ガラルフリーザーV》はなしで回したかったのですが、この1枚があるのとないのでは《ピカブイ》の立ちやすが段違いになるため海外の《アルセウス/ミュウツーV-UNION》のようなサイドプランを2-2-3で取らせるよりかは思いっきりベンチ展開してでも回す構築にしました。
また特性《さいこうちく》の不要カードを2枚トラッシュして山札を圧縮したり、追加の1ドローが意外と便利に働きました。
環境考察
CL参加するにあたり基本的には母数が多いデッキが予選も通過する数が多いので、全体数のtierをいつも考えています。
JCSの影響により、前回よりかはレジギガスが増える予想はしていました。
【tier1 】
うらこうさくパルキア、ロストギラティナ
【tier2 】
ロストバレット、ミュウ、レジギガス、ゾロアーク
【tier3 】
うらこうさくアルセウス、キュレムパルキア
概ねこの通りだったかなと思います。
tier表に対して少し違和感を抱いたところは実際のDAY1の最終戦で周りを見ると序盤で見たよりもレジギガスやゾロアークの数が少なく感じ、逆にロストバレットに関しては最終戦までたくさん残っている印象でした。
デッキ選択の経緯
まず今回のデッキ選択ですが、僕の場合はDAY2で使用した《アルセウス/ピカチュウV-UNION》(以下ピカブイ)を使用したいということが先に決まりました。
DAY1も通ってないのに気が早いのは確かですが、リモート練習のときにふすまさんが「これ強いかどうかまだわかんないんですが…」と持ってきたのがこの《ピカブイデッキ》でした。
何これ…おもろいやん!
その勢いだけでDAY2使用デッキを決めました。
ただ実際に回してみるとパルキアとロスト系のデッキには強く、パルキアには弱点がつけロスト系にはグッズロックによりミラージュゲートを使用させないように立ち回れかなり有利がつきました。
あと気持ち的な面でですが、練習に付き合ってくれた3人ともがCL落選…。
ピカブイの魂を連れていく決心が固まりました。
また自分の取れる練習時間からメタをTOP2に絞って運良くマッチングし、運良く自分のやりたいことを通せば勝ちを狙いにいく方が得策とも考えました。
tier1に強いtier外という立ち位置と仲間が落選したことが《ピカブイ》を使用する気持ちを後押ししてくれました。
問題はDAY1
パルキアとロスト系のデッキにだけしか当たらなければ《ピカブイ》デッキはいけるかもしれません。
しかしDAY1はそうはいきません。(もちろんDAY2もですが、DAY2の方がパルキアとロスト系に当たる確率は高くなると予想していました)
そのためDAY1は有象無象に強い《パルキア》、9-0でDAY1通れば《パルキア》を継続。
8-1or7-2で予選通過できれば《ピカブイ》に変更すると決めて参加しました。
《パルキア》以外のDAY1デッキ選択の候補としては、《ロストギラティナ》と《ロストバレット》がありました。
しかし、どちらも自分のプレイングでは後攻から《パルキア》になかなか勝てるビジョンが見出せずそのままパルキアを使用することにしました。
おそらくこれに関しては課題の練習量が直結していたと思います。構築、プレイングともに煮詰める期間が少なすぎました。
特にロスト系のデッキに関してはWCSに参加されていたプレイヤーと差をつけるチャンスにも関わらず、煮詰めきれなかったのは悔やまれるところです。
パルキアに関しては発売当初からずっと使い続けていたわけではないですが、先人達の優良noteを読み漁り、自分でもちょくちょく触っていたのでロスト系のデッキよりは理解があったと思います。
大会当日のマッチ
【DAY1】うらこうさくパルキア
1.こくばミュウツー 先⭕️
2.アルセギラピカ 先❌
3.ゾロアーク 後❌
4.ミュウ 先⭕️
5.アルセウスこくば 後⭕️
6.アルセギラピカ 先⭕️
7.ミュウ 先⭕️
8.ゾロアーク 後⭕️
9.ロストカイオーガ 先⭕️
7-2
ちなみにジャンケンは5-4でした。
(1戦目のこくばミュウツーの方はジャンケン勝たれて後攻を選択されました。)
所感として
2戦目はほぼドローゴーで試合が終わってしまいました。
3戦目もパルキアを2体同時に置きたかったのですが、メッソンもあまり置かず手札が足りないままパルキアを1体ずつ置かざる得ないところを綺麗に取られて最後デッキアウトを狙うもサイドから《ふうせん》を引かれて負けました。
勝ち試合としてはサイドの取らせた方として、しっかり1-2-2-2を押しつけられたかなと思います。
1のサイドをメッソンが取られるとしんどいですが、アクアバレットの《インテレオン》か《かがやくゲッコウガ》をアタッカーにでき、うまく戦えたと思います。
あとパルキアとロストギラティナに1回も当たらなかったのはびっくりです。(時間が足りなかったので、この2デッキしか練習してないのに…)
総じて対戦相手の方には恵まれていたと思います。
技宣言はもちろんのこと対戦前にもしっかりコミュニケーションを取ってくださる方ばかりで、対戦前の雑談もアラフォーおじさんとしては非常に楽しみな要素ではあります。
【DAY2】アルセウス/ピカチュウV-UNION
1.ミュウ 先❌
2.パルキア 後⭕️
3.アルセギラピカ 後❌
4.パルキア 先❌
5.ロストザマゼンタ 先⭕️
2-3
ジャンケン2-3でした。
(最終戦のロストザマゼンタの方が後攻を選ばれました。)
1戦目のミュウは《ピカブイ》のでんじしょうがいを打つターンが4ターン目になってしまったので、ミュウのパワーとスピードの前に屈しました。
2戦目はでんじょうがいは4ターン目でしたが、それまでに《アルセウス》がきっちり仕事してくれパルキア1体倒してくれたため《ピカブイ》で残りサイド4枚取って勝ち。
3戦目は《ピカブイ》使用ということで多くのデッキを切らないといけないため《こだわりベルト》不採用が響いて負け。採用していても相手が平均的な回りをすると厳しいかと思います。
《おおきなおまもり》と《Vガードエネルギー》が不採用ならワンチャン。
4戦目のパルキア戦は有利マッチと踏んでいたのですが、《ピカブイ》がサイド3落ちでシャクヤを打つも1枚しか回収できずに最後まで《ピカブイ》立たずに負け。
V-UNIONらしい負け方をしました。
5戦目は一番綺麗に回ってくれ、2ターン目《トリニティノヴァ》から3ターン目に《でんじしょうがい》さらにはすごいきずぐすりやビッグパラソルが活躍してくれ完封勝利。
所感として
メタを絞りすぎた。
これに尽きると思います。この反省は時間のCL京都に活かしていきます。
実際に《ピカブイ》を使用したことに一切の迷いも後悔もありませんでした。
デッキを回すのは自分自身驚くくらい活き活きしていたと思いますし、DAY1よりもDAY2の方が好きなデッキを使えているという楽しさはありました。
しかし、CLは競技の場所。勝ちを狙いに行く場所と思っています。
もちろん今回も勝ちは狙ってのデッキ選択でしたが、メタを絞りすぎるとよくないという知見が得られ、自分の中でプレイヤーとして成長できたと思います。
まとめ
DAY1、DAY2ともにデッキ選択に後悔はないです。
特にDAY1は《うらこうさくパルキア》という環境に幅広く戦えるデッキ選択をしたことは正しかったと思います。
ただDAY2では自分でも少し煮詰めていた《ロストバレット》が煮詰め切らなかったため、調整時間がもう少しあれば…という後悔はあります。
しかし、社会人、勤務時間が周りと違う、二児のパパ等で時間の制約はあるため、頭の中で色々知恵を絞ってCL京都も是非勝ち上がりたいと思います。
CL横浜を主催していただいた運営陣、ジャッジ、お話ししていただいた皆様ありがとうございました。
またここまで読んでいただきありがとうございました!
CL京都まで良きポケカライフを!
ガラル💪
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