【全文無料】JCS（8−2）レジギガス
ガラル！！ホドホドです。
先日開催されたJCSに参加してきまして8勝2敗という成績で完走できました。
普段会えない方も含めて多くの方に会えて非常に楽しかったです。こういう大型イベントならではの楽しみ方ですね。
会場の行き帰りに一緒だった仲間、練習に付き合ってくれた方、当日対戦&お話ししていただいた方々、そして何よりジャッジを含む運営陣の方々ありがとうございました。
今回僕がこの記事で書いていくのは、JCSで使用したレジギガスデッキについてです。
ですが、まず最初におじさんである僕（アラフォー2児のパパ）がかなり限られた時間の中で考察したことなので、深掘りできていないこともあると思いますので予めご了承ください。
はじめに
全文無料です。
記事を買うお金で好きなカードを買ってください！その方がポケモンカードがより一層楽しくなると思います。
ただこれは他の方の有料記事を否定するものではありません。あくまで僕の今回の記事の場合です。
実際に僕も有料記事を買って、本当に良かったと思うこともありますし、その人が考察に費やした時間や結果に対してお金を支払うことで得られることは練習時間すらまともに取れない人間にとっては非常にありがたいです。
ただ全ての記事がそうではないので、どの有料記事を買えばいいかは自分の目を養うしかないかもしれません。
自己紹介
冒頭でも書いたとおり2児のパパで、トレカショップVOWの経営に携わっています。
カードショップで働いたらカードする時間めっちゃあるやん！と思ったら実際は練習時間は全く取れません。
みんながカードしてる時に働いてるのでそりゃそうです。練習できるのは平日の午前中（誰が練習付き合ってくれんねん）や22時以降（残業も多いんやで）。夜は子どもの寝かしつけで寝落ちするもしばしば（これは自分が悪い）…、土日は仕事か家族サービス。
平日の午前中なんて周りに練習できる人は誰もいません。（いたら頼むぜ！）
夜22時以降に練習してくれた方、本当にありがとうございます。リモートではあったものの、ここで環境デッキを回していたのが当日活きました。
【今シーズンの実績】
シティリーグ
S1 ベスト8/ルカリオメルメタル
S2 ベスト4/マルヤクデ
S3 ベスト4/一撃ウーラブラッキー
S4 準優勝/ボスなし連撃ウーラオス
S5 予選落ち/ドガスファイヤー
S6 ベスト4/ミュウvmax
スタートダッシュポイントなし
CSP310（6月14日現在ランキング141位）
大型大会
CL横浜 114位
CL愛知 ジャッジ
JCS ジャッジ
CL京都 ジャッジ
CL福岡 ジャッジ
CL愛知 ジャッジ
CL横浜 ジャッジ
JCS 67位（8-2）
環境考察
限られた時間しかない人間が勝つためにはここがめちゃくちゃ大事だと思ってます。特にJCSのように10回戦もある大型大会で他の参加者が使うデッキは「安定して回ること、多くの対面に有利が取れること」が必須条件となるため、ある程度の環境予想はできます。
僕は今回のJCS環境を以下のように考えていました。
tier1
パルキアvstar 、ミュウvmax
tier2
ゾロアークvstar 、裏工作アルセウス
tier3
ハピナスミルタンク、アルセウスジュラルドン、ガラルマタドガス悪系統
実際にも大きくは外れてなかったと思います。
僕も大会3日前までの時点では多くのデッキが候補に挙がっていました。
使用候補となり得る順から書くと、
・ドガスダークライ
→ドガスが今環境にささりそう。
・ゾロアーク
→一番新しいパッケージのカード使いたいやん？
・ミカルゲゼラオラファイヤー
→パルキアにもミュウにも有利が取れそう。
・ミュウ
→一番相手として練習したので、どのように回せばいいかデッキの理解が一番あった。
・パルキア
→環境で一番強い。だけど自分が使うことやミラーでの自信なし。
・裏工作アルセウス
→強そうな気はするけど対面練習が足りてなさすぎる。
・ハピナスミルタンク
→裏工作アルセウスと同じで強そうな気はするけど対面練習が足りてなさすぎる。
と7デッキも候補に挙がっていました。（正気か？）
デッキ選択
大会3日前に7デッキも候補にあるのは異常…。
ということで上4デッキに候補を絞って練習。
結果、どれもミュウにボコられなしに…。
Twitterで何かヒントがないかと探していたところ良さそうなレジギガスのデッキが流れてきました！
感覚的に「これだ！」と思い、早速60枚同じものを作り回してみるも回らない…。
正確にはその方は勝っているので、自分が回し方がわからない。
けどレジギガスがパルキア、ミュウには強いだろうと思って（この時点ではそう思い込むことで自分の精神を安定させるしかなかった）、必死に一人回しを続けほぼ0から自分が使いやすいように構築し直しました。
それが以下のデッキです。
デッキレシピと採用理由
まずレジギガスというデッキがJCS7−3（完走）したデッキレシピだけを調べてもパルキアやミュウなどのテンプレがあまり存在せず、どれも構築が違うというところが特徴的かと思います。
実際に僕のレジギガスはいわゆる縦引きを重視しており、ドローに特化しているかと思います。
優勝者のレシピは僕が見る限りではレジ系統が非常に並べやすく、かつバランスよく構築されているような印象を請けます。
基本的に僕が組んだレジギガスは、
1️⃣どれだけドローできるか。
2️⃣2ターン目に安定してレジエレキのテラスパークが打てるか。
この2点をかなり重要視しました。
【ポケモン】13枚
レジエレキ以外全て2枚です。
レジエレキを3枚にした理由はスピード雷エネルギーで山札をドローしやすくするためです。
また2ターン目にテラスパークを打つことでサイドレースにもしっかりと差をつけることができ、試合を有利に運ぶことができると思います。
採用検討カード
・かがやくゲッコウガ
特殊エネルギーをトラッシュに送りながらドローができるという唯一無二の特性のため採用は検討しました。
回収ネットがうまく引き込めなかったり、自身の頂への雪道をアンチシナジーなため今回は採用を見送りました。ただうまく回る構築が作れれば強そうではあります。（そこまで考察する時間がありませんでした）
【サポート】8枚
・博士の研究 4枚
これだけはすぐに決まりました。レジギガスデッキは初動の安定をどう確保するかが課題であり、様々なリソースを切ったとしてもポケモンカードにおいて一番山札を引けるカードは4枚以外ありえないと思いました。
・ヒガナの決意 2枚
ここからサポート配分がかなり難しくなります。実際に今も正解だったかわかっていないです。
このカードを2枚採用した理由としては僕のレジギガスデッキがスピード雷エネルギーなどで2枚ドローした後に博士の研究以外で能動的にエネルギーをトラッシュに送れる手段が欲しいと感じたためです。
また環境上位のデッキがどれもベンチ展開をするデッキばかりなのである程度のリソースを抱えたまま5〜6枚ドローできると実際に強いです。
アルセウスジュラルドンやハピナスミルタンクなどのベンチを絞っても問題ないデッキに当たることは多少割り切りました。
・シバ 2枚
ここも非常に難しいサポート枠です。初動の動きとしてはかなり弱いです。
ただレジギガスデッキは基本的には毎ターンポケモンが倒されます。
そのため展開しない相手に対してもリソースを確保しながらある程度のドローできる選択肢が欲しかったです。
手札リフレッシュのカードですので、前と同じものが手札に来ることもありますが、使用するときは大体が手札4枚以下なのでリフレッシュ＋ドローできると思えば弱いカードではなかったです。
採用候補のサポート
・シロナの覇気
採用候補ではあったもののレジドラゴで一旦は手札4枚までは補充できたり、スピード雷を4枚採用してる都合上、そこまでドローできるカードにはなり得なかったので不採用としました。
また優勝者が採用していたマリィについては採用検討すらしなかったので、試してもいいかもしれません。
【グッズ】20枚
・クイックボール ４枚
レジ系統をなんでも呼べる最強カード
・ハイパーボール ２枚
クイックボール４枚、嵐の山脈２枚、キャプチャーエネルギー２枚があるためドローサポートにさえ触れられているとレジ系統を並べることには十分足りた枚数だったかと思います。
ポケモンを並べる以外にもエネルギーをトラッシュに送るという重要な役割も担っています。
・ヒスイのヘビーボール １枚
本当は２枚ほしかったカード。サイド落ちしたレジ系統を拾えることはすごく重要で実際にJCSでもレジスチルがサイドに２枚落ちたときはこのヒスイのヘビーボールを手札に引き込むまでずっと攻撃できずに苦しみました。
長い回戦数を戦うのであれば２枚だったかもしれません。
・回収ネット ４枚
今の環境はどこからでもセイボリー→やまびこホーンがとんできてもおかしくないためフル投入しました。実際に打たれる場面もありましたが、手札が少ないときにレジドラゴの特性りゅうのひほうを使用してアタッカーを入れ替える動きが強かったです。
・ふつうのつりざお ４枚
ここも個人的には4枚以外ありえないかなと思います。実際に初手の博士の研究でつりざおを2枚トラッシュに送らないといけない時もあり、3枚採用であればそれだけでうまいプレイヤーにはレジ系統の残り枚数を把握され、レジギガスのこだいのえいちが使用できない状況に追い込まれるかと思います。安心安全の4枚！
・こだわりベルト 3枚
今回のJCSにおいては特にパルキアに雷弱点をつくシーンが多くなると予想しました。2枚では引き込みたいときに引けないおそれもあり少し多めの3枚を採用しました。
この他にもばつぐんグラスの採用も考えましたが、パルキア側にツールジャマーも採用されることも考え採用を見送りました。（おおきなおまもりであればばつぐんグラスもありなんですけどね）
・エネくじ 2枚
縁の下の力持ち枠。このカードがあるおかげでこだいのえいちがかなり使いやすくなります。実際にミュウ相手にレジギガスで技を打ちたいときにツインエネルギーを引き込んだり、とりあえずドローしたいときにスピード雷エネルギーに触らたりなど助けられた場面も多かったです。
枠さえあれば3枚目も採用したいカードです。
採用検討カード
・ばつぐんグラス
おおきなおまもりが主流になれば再び採用はすると思います。
今のところこだわりベルトかツールジャマーが多いと判断したため、有効に活用できる場面がメッソンをレジエレキのバチバチで倒すくらいの限定的な場面しかなかったため採用を見送りました。
【スタジアム】4枚
・嵐の山脈 2枚
レジエレキとレジドラゴをサーチできるスタジアム。レジエレキが技を打ちやすいのとレジドラゴが特性りゅうのひほうで手札補充ができるため同時にアタッカーとして使用することも多いです。
そのため気絶させられたあとにスタジアム1枚でサーチが解決できるのは非常に優秀でした。
・頂への雪道 2枚
ルールを持つポケモンが特性を使用する場合には何にでもささりやすいカード。特に環境上位のデッキがスタジアムの採用枚数が2～3枚なのを加味すると合計4枚採用しているため状況に応じて嵐の山脈と頂への雪道のどちらを貼るかよく考えてプレイしなければならないカードです。
自分が今どちらのスタジアムを貼っているのが強い状況になるのか毎ターン考えて貼るととても強いカードです。
【エネルギー】12枚
・オーロラエネルギー 4枚
ここはほとんどのレシピが固定で4枚採用していると思います。
レジギガス以外が何かしらのエネルギーと無色1つなので最大枚数の採用でいいかと思います。
・スピード雷エネルギー 4枚
僕はこのカードを4枚採用することで2ターン目にテラスパークを打ちやすくしたのとドローを確保しました。どのタイミングでレジエレキに貼っても強く、今回のMVPカードといっても過言ではないと思います。
・キャプチャーエネルギー 2枚
最初は3枚採用していましたが、回していくうちにスピード雷エネルギーの枚数が増え、自然と2枚に落ち着きました。
エネルギーを貼るだけで好きなレジ系統をベンチに並べられるのは弱いわけがありません。ただ山札の圧縮やサーチよりも僕は手札を増やしてから次のプレイングを考える方が戦い方としては合っていたためスピード雷エネルギーの方を多く採用することにしました。
・ツインエネルギー 2枚
主にレジギガスが前に出て戦うときに使うカード。ミュウVMAXに対してはこだわりベルトさえ貼ってしまえば、相手の場にオドリドリが出ていても一撃で倒すことができてしまう破格の能力。
引き込めないときはとりあえずテラスパークから入り、相手の耐久を落としてからレジスチルとかでも誤魔化せるため、中盤以降に引けたらいい2枚の採用になりました。
採用検討カード
・パワフル無色エネルギー
今の環境ではレジギガスがこだわりベルトを貼れば330ダメージまで届くため必要ないと判断しまいた。一撃で倒せないムゲンダイナVMAXについても一旦テラスパークで耐久を落としてからでも十分にサイドレースが間に合うため今回は不採用としました。
JCSのマッチアップ
・1回戦【連撃ウーラオス】後✕
元々無理なマッチ+初手で博士の研究を3枚トラッシュに送らないと展開できない手札だったため、その後とまってしまい負け。
・2回戦【ゾロアークVSTAR】先○
ノコッチはいたもののマナフィとの同時置きはされなかったため、大口の沼で20ダメージ載ったノコッチをテラスパークで倒してからはレジロックでゾロアークの弱点をついていき勝ち。
・3回戦【パルキアVSTAR】先○
ツールジャマーが見えることがなく、レジエレキでサイドを先制し、ツツジを打たれるタイミングでベンチのレジドラゴを前に出せていたため手札もスムーズに回り勝ち。
・4回戦【ドガスダークライ】後✕
ボールなしサポなし手札から4ターンくらいずっとドローゴーを繰り返すうちにバットポインズンで次々にレジ系統がやられて負け。
・5回戦【ゾロアークVSTAR】先○
マナフィは置かれるもののノコッチは置かれなかったため、レジロックでゾロアークの弱点をついていきサイドレース優位に進めていき勝ち。
・6回戦【ミュウVMAX】先○
1体目のミュウVMAXをテラスパーク120とレジスチルのヘビーボンバー220で倒す。2体目のミュウVMAXはこだわりベルト付きのレジギガスが一撃で倒して勝ち。
・7回戦【レジギガス】先○
まさかのミラーマッチ。こちらは先2で攻撃ができ、お相手の攻撃のタイミングが後3だったため勝ち。
・8回戦【ミュウVMAX】先○ ハセサムさん
一度とてつもないプレミをしてターンをスキップしてしまう。（その説は申し訳ございません）
その後はレジ系統のサイドレースの優位を活かして引きたい場面でツインエネルギーにも触れることができ勝ち。
・9回戦【パルキアVSTAR】後○ のぶさん
WCS経験者ののぶさんとの対戦。きちんと後2ターン目から攻撃でき、いいところでマナフィやツールジャマーを貼られる。
こちらが苦しいところでレジアイスのブリザードバインドでパルキアの攻撃を誤魔化すことができ、シーソーゲームで進んでたサイドレースを先に進めることができ勝ち。
8勝2敗/67位
1戦目と4戦目に負けてしまっていたため、オポネントとしては厳しいと思っていましたが、いざこの順位を見ると悔しいですね。
次はオポネント気にしなくてもいいように後1勝できるように頑張ります！
JCSに向けておこなっていたこと
対面での練習はほとんど取れなかったのでリモートでひたすら環境デッキを回していました。環境デッキを回すことで最悪JCSのデッキ選択の一つになり得るのとそのデッキの強み弱みが理解できたかなと思います。
特に何ターン目にこの動きをすることがどれくらいハードルが高いのかとか把握することがすごく大事だと思っています。
あとは自分が使いやすい構築にするためにひたすら一人回しをしていました。
You Tubeで対戦動画を撮影させていただいてそれを編集することも自分の中ではすごく勉強になりました。人のプレイングを見てどのカードをプレイしてどの盤面を目指しているのかなど意識して見ることによって対面したときの相手の動きが把握しやすくなったかなと思います。
また特に大事だと思ったのはTwitterでの情報収集です。特にお世話になったアカウントを勝手に紹介させていただきます。（許可取っているものと取っていないものがありますので、もしダメであればすぐに削除させていただきます）
・ポケカブックさん
・おすぎさん
・ポケカ飯さん
・ポケカ速報さん
まとめ
限られた時間の中では最大限のパフォーマンスは発揮できたかなと思います。最初レジギガスデッキを使用するときは周りのほとんどに止められました。（滋賀県ではほとんど結果を残していなかったのも原因だと思います）
今回ばかりは自分の直感や回しやすいようにきちんと構築できて良かったと思います。
僕の独特の練習方法などについてはまた機会があれば書いてみたいと思います。以前途中まで書いてみたもののなかなか言語化することが難しく諦めてしまいました。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
ポケモンカードの大会に出たいと思うのもジャッジでも経営者でも動画編集者でもこうして関わっていたいと思うのは、周りのみなさんとの関わりが楽しいからです。
今後も自由気ままなおっさんプレイヤーですが、よろしくお願いします！
最後に少し宣伝だけさせてください。
【宣伝】
ホドちゃんねる（You Tube）
https://youtube.com/c/%E3%83%9B%E3%83%89%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB
トレカショップVOW通販サイト（トレマ）
それではポケカにオフシーズンも引退もないので、自分がやりたいと思ったらとことん楽しんでいきましょう！
ガラル💪
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