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心のエネルギーを充填するための特効薬

心が電池切れになり、何もやる気が起こらないことって、ありませんか。

朝、起きれない……
何もやる気が湧かない……
頑張ろうとまったく思えない……

私はうつ病で休職中、しょっちゅう心が空雑巾のように干からびていました。今でもそのような状態になることがあります(とほほですが……)

「何もやる気が起きない」というのは、思っている以上にしんどいもの。
誰だって、前向きに、日々を生きていきたいものです。
けれども、ガソリン切れの車が動かないように、やる気が湧かないと何をするのも億劫になります。

外に出たり、運動したり、人とお茶したりなどができればいいのですが、そんなときは、アクティブなことをするのも、しんどいものではないでしょうか。

元気になるための元気がないのです。


では、心のエネルギーがカラカラに干からびたときに、私達はどうすればいいのでしょうか。
今回は、私が行っている”心が電池切れになったときの特効薬”を3つ紹介しますね。


1:やる気が湧かないことを認める



1つ目の特効薬は「やる気が湧かないことを認める」ことです。

やる気が湧かないときって、自分を否定しがちです。
全く動けない自分がイヤになったり、一日を無駄に過ごす自分がダメ人間のように思えたり。

けれども、やる気が湧かないときって、やっぱり疲れているのだと思います。自分でも気付かないところで頑張りすぎていることを、体とこころが教えてくれているのかもしれませんね。

ですので、やる気が湧かないときは、ぜひそんな自分をそのまま受け入れてみてください。

「やる気が湧かないなぁ」「ぜんぜん動く気にならんなぁ」のように。
もしかしたらそうすることで「最近頑張りすぎていたこと」にも気付けるかもしれませんね。

その状況を、良い悪いではなく、そのまま受け入れるだけでも、心はずいぶんラクになります。

2:窓を開ける



もし出来るならば、窓を開けてみてください。

部屋に外の風が入り込んだり、鳥のさえずりなどが聞こえるだけで、心にハリが生まれます。

実は私は、かなりの低血圧で、朝の気分はいつも低空飛行なのですが、そんなとき、なんとか窓を開けるだけでも、心のバロメーターが+10~20%くらい持ち上がる感覚があります。

心のエネルギーが枯渇してるときって、部屋のなかもなんだかドヨンとした空気が漂うものです。部屋の空気を入れ替えるだけでも、心の中に風が吹き抜けるようなイメージで、心がピコッと回復するのです。

外に出て風を感じることができれば、なおいいのですが、やる気が出ないときは外に出るのもしんどいですよね。窓を開けるだけでも十分効果がありますので、ぜひ試してみてくださいね。

3:頭で思うことを書いてみる


最後にオススメするのが、頭で思うことをツラツラ書き出すことです。紙に書くのでもいいですし、スマホのメモに書くのでもOKです。

書く内容は、たとえばこんな感じです。

「あ~、やる気湧かない。。どうしたもんかなぁ。やる気湧かないとしんどいよなぁ。ふぅ、今日何しないといけないんだっけ。あぁ、メール返さなきゃな。あとあれもしないとか。ん~、けどあれはもう今日はいっか。もう今日は低空飛行の日でいこう。うんうん、そう思えただけでも偉いよね」

こんな感じです。

しゃべるような感じで、頭に浮かんだことを、そのままポンポンと書くのです。

きちんとした文章でなくても、汚い字であっても、全く構いません。
脱線しても大丈夫。
ここで大切なのは、文章や字の上手下手ではなく、”書く行為”そのものなのです。

色々と書いていると、今日やることを整理できたり、やる気が出ない理由が分かったり、今日の過ごし方が見えてきたり……効果はさまざまです。

ただひとつ言えるのは、書いた後は、書く前よりも、やる気がピコンっと上がり、頭がスッキリしているということです。

何事もやり始めると、やる気が湧いてくるものなのですね。


なお、上記の例では、長文で書きましたが、短い文章でもOKです。
たとえば「お布団のなか。やる気でない」でもOK。これだけでも、やる気はピロンっと1つ上がります。

また、もし可能であれば、心のエネルギーを充填するような内容を書くのもオススメです。たとえば「わたしのワクワクすること」「わたしがやりたいこと」などを書いてみると、心がドンドン充電されていきます。

特効薬を試しても、やる気が湧かないときは?


以上、私がこれまで実践してきた3つのコツを紹介しました。

さて、この3つをやってみて、もしほんの少しでも「やってみるか」と思いう気持ちが湧いてきたら、”勢い”そのままに、なにか着手してみるのがオススメです。

たとえば「とりあえずパソコンを開く」「とりあえず顔を洗う」など。

ポイントは「とりあえず」で動いてみること。簡単な作業や動作でいいので、とりあえず着手してみると、そのままスラスラと行動を続けることができます。


一方で、上記の3つをやっても”やる気が湧かない”こともあると思います。

そんなときは、思い切って休みましょう。
きっとそれくらい疲れているのです。

お布団のうえでゴロゴロしたり、マンガを読んだり、Amazonプライムをみたり……時間がゆるす限りダラダラしてみましょう。


「ダラダラする」「ゴロゴロする」。

こう聞くと「もっと前向きに日々を過ごすべきだ」とか「他の人に申し訳ない気がする」といった、罪悪感や後ろめたい気持ちを感じるかもしれません。

けれども、よくよく考えると、ゴロゴロするって、そんなに悪いことじゃないのだと思うのです。
ゴロゴロして誰かに迷惑をかけることって、おそらくそんなにないのではないでしょうか。

ゆっくり休む、のんびり休む、充電するって、実は素晴らしい時間の過ごし方なのだと思うのです。


やる気が湧いて、どんどん活動できるのも素晴らしいことですし、やる気が湧かず、のんびりと過ごすのも素晴らしいことです。

結局は、どんなときも自分の気持ちに正直に生きることが、一番大切なのかもしれませんね。

自分の心の声に耳を澄ましながら、自分の気持ちに正直に生きていきたいなぁと思っています。


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