見出し画像

【徒然20240910】締切を意識したら、人生を前向きに捉えるようになった

こんなポストをしました。

日本人男性の平均寿命が81歳らしいので、仮にそれまで生きるとすると今年48歳になる私は残り30年余り。

(健康寿命とかは置いといて)その間に何ができるかを考える一方、スティーブ・ジョブズの「もし今日が人生最後の日なら、自分は何をするだろうか?」的な思考も真に迫ってきます。

いずれにしても、人生の締切は意識せざるを得ないのですが、そうなると自然と人生のタスクを考えることになります。

それは決して気分の悪いことじゃなくて、むしろ自分を前向きにしてくれるものだなと実感しています。

日頃、タスク管理をテーマにつらつらと考えている私ですが、その中でも「締切」というものの存在は大きいです。特に、私たち一人残らず「人生の締切」というものからは逃れられません。

平均寿命からすると、私の余命は30余年。その間どれくらい健康で働けるか分かりませんが、仮に人生の終わるギリギリまで働けるとしたら、それまでに何をしたいかをボーッと考えました。

今年9月末に出版する本の「はじめに」では、このような内容を書いています(細かい表現は変わる可能性があります)。

なぜ私が「発達障害×タスク管理」をテーマに掲げているのかというと、「え? 発達障害の人たちがタスク管理とかいうものを身につけて、いつの間にか強くなってる! こりゃ敵わない!」みたいなムーブメントが起きればと思っているからです。

このようなムーブメントを起こすには、今私がやっている活動は本当に微々たるものです。しかし、継続できればバタフライエフェクトのように何らかの変容が起きるものと信じて、毎日を過ごしております。

正直に言って、発達障害、特にADHDの人の生きづらさを解消するために、タスク管理がどれほど貢献できるのかは未知数です。こんなことを私が言ってはいけないのかもしれませんが、そう私は実感しています。

ただ、発達障害の対策についての心理学的アプローチなどを知るにつけ、タスク管理との共通点が見受けられるのです。そして何より、ADHDの傾向のある私自身が、その傾向をタスク管理によってカバーできたという経験があります。n=1にすぎない話ではありますが、これは大事にしたいと思っています。

そんな感じで、「人生の締切」の存在は、決してネガティブな感情を起こすものではなく、逆に前向きに生きるきっかけを与えてくれると思っています。昔は、それよりもスケールの小さい「仕事の締切」すら苦手だったのに、です。

締切がなければ、面倒くさがりな私は、いつまでたっても行動を起こさないことでしょう。締切を意識するからこそ、大小さまざまなタスクが現実味を伴って目の前に立ち現れてくるような気がするのです。

どんな活動をどのように展開していけば良いのかまったく分からない、五里霧中、徒手空拳の毎日ではありますが、だからこそ楽しい面もあります。願わくば、「おれ、やったったぞー!」と言って人生最大の締切を迎えんことを。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?