陽春2020①

この桜は、愛媛県西条市で発見されたソメイヨシノの変種で、ソメイヨシノがかかりやすい病気の耐性を持つため、ソメイヨシノに代わり盛んに植えられ始めたまだ歴史の浅い品種です。

ソメイヨシノによく似ていますが、やや丸みを帯びていて花弁のピンクが強く、写真に撮るとピンクが映えてテンションが上がります。かわいい〜〜！ってなります。

ソメイヨシノも古木が増えてきて伐採を余儀なくされたりしていますね。松山城にある立派なソメイヨシノも老朽化により2019年の開花を最後に伐採されたものがあります。他にも台風などで倒れたり。ソメイヨシノの姿を当たり前に見れる時間には限りがあるのかもしれませんね。

それに代わって、この陽春が新たに植えられているようなので、いつの日か桜といえば陽春という時代が来るのでしょうか。きっと、生きてはいませんが。

近所の公園に幼木が植えられてはや何年。立派に成長してきている姿をこれからも見守っていきたいです。