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トイレットペーパーを買うのが恥ずかしい

トイレットペーパーを久しぶりに買った。

「焦って買い溜めしてる奴らとかマジwww」なんて思って高みから見下ろして振りをしていたけど、ここ何日かは「もつよな?大丈夫だよな??」という緊張感と期待感が入り混じった気持ちでお尻をゴシゴシしてた。

ちょっとでもビチビチタイプのヤツが出てしまうと紙を大目に使う羽目になるので、「硬めの一本タイプを頼む!!」と念じながらケツに力を入れる毎日。

経験者なら分かると思うけど「硬め一本タイプ」を出すつもりの力加減でビチビチ族の末裔が生まれると、それはもう悲惨。

方々に散らばる。

不要不急の外出は控えろとあれだけ言ったのに。


そんな時事ネタは置いとくして、久しぶりにトイレットペーパーを買って気づいたことがある。

買うのが恥ずかしいのだ。

テレビのダイエット番組で納豆が紹介された次の日にスーパーで納豆を買うのと近い気持ちかもだけど、これとは少し違う。

どちらかというと「レンタルビデオ店でアダルトビデオを借りる時の気持ち」の方が近い。

つまり、必要がなくてもトイレの紙以外の物を買う羽目になる。

戦争系とかドキュメンタリー系のお堅いDVDの間にアダルティーを挟んで「ついで」に借りてる感じを作るという、最近ではFC2とかPurnhubのお陰で久しく使ってなかった「あの」テクを披露しないといけない。


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そして更に困ったことに、現時点の日本の状況では「ついでに買うもの」にも制限が課せられる。

当然、保存食系はNG。

「あ〜、君心配しちゃうタイプなんだ」と店員さんに見下されることは確実なのでこれは避けたい。

そしていつもなら使わないけどハッタリをかます為だけに買う最強アイテム「コンドーム」でさえも今は使えない。

「濃厚接触を気にしない低知能。低学歴。なのでもちろん低収入」ということがバレる。

この場合「そう思われてしまう」ということではなくて「バレる」ということが最大のリスク。

結果的に電池とか肌水とかを買うことになる。

そんな万全の選択しても自分のレジの店員さんが綺麗な女性になるとこれはもうアウト。

ここもレンタルビデオ店とまったく同じ。

「電池がマジ買いたかった。肌水も超好き。なんで俺トイレットペーパーなんて持ってるんだろう?間違えたのかな?」みたいな顔をしないといけない。

どうすれば間違えてトイレの紙の束を抱えることになるのかは分からないけど、どうにかしてはそんな顔を作る努力はする。口笛とかを吹く。

つまりは不要な外出を控えるとこんなしょうもないブログを書いてしまう事態になってしまうので、早く正常な状態に戻ってほしいのです。



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