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元転職エージェントによる第二新卒未経験職種、転職のすヽめ

#転職体験記
コロナやインフルがまた流行り出してますね。皆様、お身体に気をつけてお過ごしください。

さて、突然ですが、最近職場でもキャリア形成について考えさせられることが多いので、自分の考えを振り返りがてら、転職エージェントとしての立場から転職体験記を語れればと思います。

  1. はじめに

  2. 転職の方法

  3. 私の場合

  4. おわりに

1.はじめに
私は新卒で人材紹介業界で働き、転職エージェント(toC)と担当企業の採用支援コンサルティング(toB)双方として活動していました。丸三年勤めた後、現在はSaaS業界のCS(カスタマーサクセス)として働いています。

企業側の採用要件定義の背景や、裏事情、そして転職者の心理やさまざまなキャリア観を多く見てきた経験はとても貴重だったと思います。

そんな経験を自身も転職する立場になった時にどう活かせたのか、どう感じたのか、おそらく誰かの助けになるかもしれないのでシェアできればと思います。

2.転職の方法
まず、一口に転職と言っても様々な方法があります。直接企業の求人に応募する自己応募①、友人に紹介してもらうリファラル②、エージェントを介して応募する紹介③この三つが一般的でしょうか。

それぞれにメリットデメリットがあるのですが、今回は③のエージェントに絞ってお話ししましょう。

3.私の場合
実は私は、③のエージェントを介した(使った、と言うのは嫌いなのがミソです)人材紹介で現職に入社しました。理由は下記です。

  • 自分が詳しくない業界だったから

  • 客観的意見が欲しかったから

  • 時間がなかったから

転職エージェントだったら転職のこと何でも知ってるから楽勝でしょ? という声もありそうですが、実はそんなことはなく。業界が異なれば好まれる職務経歴書や押し出すアピールポイントも異なります。また、どの企業がホットか、どういう展望がある業界なのか、何も知らないので手っ取り早く知識を得られるために、「業界専任性」エージェントの力を借りました。幅広い業界のエージェントはそれだけ、広く浅くなため、自分がいきたい業界が絞られていない限りは、有象無象の求人を送られる恐れがあるので、個人的にはお勧めしません。

また、耳障りのいい励ましだけではなく、自分のアウトプットや考えについて意見を言ってくれる方がいるからこそ、転職はうまく行くものです。自身がエージェントだった時にも思いましたが、上辺の言葉は毒にも薬にもならず、その人の時間だけを奪います。どんな企業でも短い面接時間でアピールするしか内定は獲得できません。要は面接はテクニックがどうしても必要なのです。エージェント時代、ゆったりとした面談でどれだけ優秀だと思っていた求職者でも、面接がどうにも苦手でお見送りが続くケースも多くありました。したがって、私はズバズバものを言ってくれる担当者について頂く事にし、転職理由〜志望動機〜強み/弱みなどを徹底的にFBしていただきました。

最後に、前職はブラックだったため、転職活動用の時間を捻出することが難しかったため、面接の日程調整等、代行していただけるエージェントがありがたかったです。

4.おわりに
「未経験職種にチャレンジができるのは20代後半から30代前半まで」こんな言葉を口酸っぱく自身も転職したことのない分際で言っていたものです。しかし、その言葉は真実だったと転職をして身をもって知りました。

新しいことへの吸収度や、前職の癖がいい意味であまりないこと、「年上の部下」にならずに済み、先輩社員とのそう言う意味での軋轢がないこと。例を挙げればキリがありませんが、自分が言っていたことは本当だったなと実感する毎日です。

特に女性は産休育休が在籍年数で取得可否が変わることがあるので、適齢期前後で一旦長く就業できる環境に身を落ち着けることが、キャリアと子育てを両立するための要素になると感じました。

転職は何も珍しいことではなくなっています。ただし、無駄な転職は誰も幸せにしません。自分のペースで、ただし残された第二新卒ボーナスの時間は限りがあることは意識しながら、納得のいくキャリアを皆さんも見つけていただけると嬉しいです。私も頑張ります。

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