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経営者からのお叱り

事務冒険者のみなさん、こんにちは。
ほぼごのひとです。

以前、勤めていた会社の経営者の方から
私が新人の頃にお叱りを頂いた時の話です。

内容はシンプル。

「字を大きく、丁寧に書きなさい。」と
言うものでした。

「あんた、字を大きう、
    丁寧に書かにゃぁ。」

当時の私は、文字があまりきれいでなく、
しかも小さい字を書いていました。

率直に言って、その経営者の方は、
結構、お年を召していらっしゃったので、
文字が小さいと読みづらいわけです。

当時、帳簿を手書きで書く作業をしていた
私は思いました。

「スペースが狭いのに、
    そんなに書けない。」
「入力すれば、簡単なのに。」

ですが、
その考え方は、「一方向的過ぎるな」と
何年か経って思うようになりました。

きっかけが明確にあったわけではありません。
ただ、現場との行き来をする事務を
やっていると、
大切なことは「伝わること」だなと思うことが多かったのはあるかも知れません。

現場に行くと、
例えば危険なものがたくさんあります。

危険な場所がどのように危険か、

分かりにくいとケガや事故につながります。

分かりやすさ、伝わりやすさは不可欠です。

そして、入力が不得手な現場の方もいます。
ややこしい指示で、
分かりにくいレイアウトの用紙では、
うまく入力してもらえません。

現場の担当者は、
必死で仕事をしていますし、
やっていく内に
私にも仲間意識が出てきます。

「初心者や現場の人が困らないように」

これは、今もファイルなどを作る時に
大切にしている観点です。

そして、書く文字については、
まあまあマシになりました。

領収証や納品書、発注書など、
未だに書くシーンのある場所は
あると思います。

字をきれいに書くのは、難しいですが、
丁寧に大きく書くのはスタートしやすいので、よかったらやってみて下さい。

本日もありがとうございます。

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