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にちようびの音。聴きながらのショートエッセイ。

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【ジャンル】エッセイ 【テーマ】日曜の朝に合う晴れやかな曲の紹介 【1記事あたり文字数】1500文字以内 【更新日】毎週日曜日(月4~5本) 【読書ステップ指標】★★(おてがる)…
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#スタジオジブリ

ななくさつゆりについて

プロフィール筆名 ななくさつゆり 出身 福岡県糸島市 webで活動している小説家、ライター。 自らの観察眼と社会経験をもとに、地の文で心象や情景を瑞々しく書き出す作風。 日常の極一瞬を切り取り、イメージが浮かぶように読者へ伝える文章が共感を呼ぶ。 レビューには、「ノスタルジーに浸れる写真展」との声がありつつも、読みやすさと繊細な空気感を両立させた言葉遣いから、「人を正気に戻す小説」とも。 目に浮かぶ情景の先へ踏み込み、読み手のクオリアに触れる文章を理想とし、「文章で

再生

あの夏へ。

気がつけば、秋晴れの中にいたかのようでした。 おはようございます。 毎週日曜の朝、『にちようびの音。』です。 さて、今回ご紹介するのは、久石譲のミュージック。 この方のMVの2回目です。 🎵 先日紹介した音楽は、私が『もののけ姫』を見た中でひときわ鮮烈に焼き付いて離れないでいる曲『アシタカとサン』でしたが、今回は『千と千尋の神隠し』から『あの夏へ』です。 イントロのピアノが、視聴された方ならピンとくる素敵な曲ですね。 我ながら、好きなんですねぇ、ジブリ。 それでもまだ、一番見ているであろう『耳をすませば』や、子供の頃に劇場で抱腹絶倒した『ぽんぽこ』なんかが記事の下書きに控えているわけで、まァ、好きなんですねぇ、我ながら。 🎵🎵 ところで、最近いきなり涼しくなりました。 少し前まで、X(旧:Twitter)などで暑い暑いと嘆きつづけていたわけですが、先日の大雨が過ぎてから一転、涼を感じる風気がやってきました。 8月の台風一過のように、また熱が街に溜まって暑くなる余地もあるのですが、さすがにもう10月。 年々短くなるように思える日本の秋を楽しめたらいいなと思う今日このごろです。 あれだけ長居した夏も、気がつけば余韻だけを残し、また次の季節へ。 過ぎゆく季節を振り返り、また歩みゆくときに送るフレーズが、『あの夏へ』なのですね。 そんな日曜日の朝には、音楽を聴いて読書をしながら、良い音の波に浸りたい。 心地いい音の波もまた、洗われた文字と同じように、心の栄養です。 それではみなさま、今日もまたよい一日を。 追伸. もっとこう、『にちようびの音。』で紹介するMVに対し、雑記だけでなく音楽的な魅力も語りたいのですが、なにぶん音楽素人でそのあたりの引き出しがとても少ない。 今後の課題です。