マガジンのカバー画像

にちようびの音。聴きながらのショートエッセイ。

16
【ジャンル】エッセイ 【テーマ】日曜の朝に合う晴れやかな曲の紹介 【1記事あたり文字数】1500文字以内 【更新日】毎週日曜日(月4~5本) 【読書ステップ指標】★★(おてがる)…
運営しているクリエイター

#音楽好きな人と繋がりたい

ななくさつゆりについて

プロフィール筆名 ななくさつゆり 出身 福岡県糸島市 webで活動している小説家、ライター。 自らの観察眼と社会経験をもとに、地の文で心象や情景を瑞々しく書き出す作風。 日常の極一瞬を切り取り、イメージが浮かぶように読者へ伝える文章が共感を呼ぶ。 レビューには、「ノスタルジーに浸れる写真展」との声がありつつも、読みやすさと繊細な空気感を両立させた言葉遣いから、「人を正気に戻す小説」とも。 目に浮かぶ情景の先へ踏み込み、読み手のクオリアに触れる文章を理想とし、「文章で

再生

コロナ禍に生まれた合奏動画のカルチャーが好きだった。

ななくさつゆりです。 今日もなにかと曲をかけています。 いまのところ、私は音楽を聴く側です。 弾くことを夢見つつも、未だに音符が読めないし、まともに取り組めていません。 こと音楽に関しては、誰かが言った「いつ始めたっていい」という言葉に甘えっぱなしで、夢だけを膨らませつづけている現状です。 ところで、上記の動画は、作曲家・澤野弘之さんがご自身のYoutubeにアップした演奏動画『A/Z <MODv>』です。 コロナ禍にアップされた動画。 在宅やスタジオで、ひとり演奏した動画を編集して掛け合わせ、ひとつの楽曲に仕立ててアップしたもの……なのだと思います。 コロナ禍という非日常の中で恐々としていたあの頃。 アーティストやパフォーマーによる、こうした合作動画、見かけませんでしたか。 このスタイルは「リモート・アンサンブル」と言うそうなんですが、私はこの手の動画が大好きです。 特に当時は、音楽アーティストの方々が、コロナ禍で意欲的に発信をされていました。 それにひかれ、漁るように見ていましたし、今もこうして“半ライヴ”的な感じで聴いていられるのが、すごく好きですね。 また、澤野弘之さんは、歌や劇伴など様々なシーンでそのお名前を見かけますが、私としては、好きなゲームである『ゼノブレイドクロス』やガンダムシリーズなどでしばしばお見かけしていたので、作詞や楽曲提供などでお名前を見かけると、「おっ」と、つい追って聴いてしまいます。 ともあれ。 ピアノとギター、あこがれちゃうな。 弾けないけど、誰かが弾いているのを見ると、「いいなァ、いつか自分も」と思ってしまうのは、ひとの性なのかもしれません。 いつか、今の慌ただしい出勤仕事側を落ち着けたあと、糸島の実家にあるピアノを調律して弾いてみるのが私の目標のひとつです。

再生

作業用BGMってありますよね。原稿中、私はよく曲を流してます。

あっという間に日曜日の夜。 ななくさつゆりです。 音楽、好きですか。 私はなにげに大好きです。 音楽、聴いてます? 私はしょっちゅう。 曲を聴かない日はないと言い切れるくらいです。 原稿をするとき。 料理をするとき。 インプットのとき。 珈琲を淹れるとき。 音楽は私の集中を助けてくれます。 上の曲は、私が原稿中によくかけ流している作業用BGMのひとつです。 Youtubeやインスタを使う方は、どこかで聞いたことがあるんじゃないかなってくらい定番かもしれませんね。 この曲、私はどこで知ったかな。 確か、ひみつ基地。さんの〆の曲がきっかけで調べたような……。 noter である皆さんも日々何かしら書いてらっしゃると思います。 そのとき、何か曲をかけ流していますか。 それとも無音派? 無音も好きです。 いつの間にか音も忘れて集中していられたら、それは快感ですよね。 あれこれと雑食的に聴いていると、無音もBGMのひとつに思えてきます。