チャレンジャー・セールス・モデル
本の情報
『チャレンジャー・セールス・モデル 成約に直結させる「指導」「適応」「支配」』
マシュー・ディクソン&ブレント・アダムソン
海と月社
英語の版は2011年刊行っぽい
読んだきっかけ
職場の上司が勧めていたから
本の内容メモ
90社6000人を対象にした調査から分かったことを、事例も交えて解説した本
販売員は5つのタイプに分類できる
ハードワーカー(勤勉タイプ)
チャレンジャー(論客タイプ)
リレーションシップ・ビルダー(関係構築タイプ)
ローンウルフ(一匹狼タイプ)
リアクティブ・プロブレムソルバー(受動的な問題解決タイプ)
最も営業成績が良いのはチャレンジャー
リレーションシップ・ビルダーの成績が良いという予想に反する。
チャレンジャーは指導・適応・支配の能力すべてに長けている。
指導
顧客から営業活動そのものに価値を見出してもらわないと、他社と差別化することができない。
指導によって顧客に与えるべきインサイトは、顧客当人も気づいていなかった内容である。顧客に「その通りです!」ではなく「そんな風に考えたことはありませんでした」と言わせ、再構成を起こす。インサイトは当然、商談に直結する内容でなければならない。
適応
顧客企業のインフルエンサーを通じて、意思決定者に働きかける。
個々のステークホルダーの意向をそのまま聞くより、顧客成果を達成するよう働きかけた方が良い。担当者が変わっても、顧客成果が変わることは稀なので。
支配
支配は、攻撃的であることとは異なる。
先例に学ぶ
チャレンジャー・セールス・モデルは、ほとんどの営業に後天的に与えられるスキルである。全ての営業マンがこのモデルにならう必要はない。ただし、このモデルを導入することで、営業成績を向上させることができる。
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