まとめ

こんなにも時間って長いんだなと思った
毎週会ってたし、ほば毎日いた時もあったから

片岡の為に離れなきゃいけないと思ったけど
無理だったし

片岡のことを応援したい気持ちと
わたしは邪魔でしかない現実と
寂しさとでごちゃごちゃになって

おはよう、おつかれさまって毎日言うのが
業務的に感じて、嘘みたいに感じて苦しくなった
だって本当は他に伝えたいことがあったから


一緒にいる時間を大切にしすぎて切羽詰まった
無駄すら楽しめれば良いのに


でも私達は絶対的な信頼関係がある

それはわたしが精一杯思いと考えを伝えてきたからだと思うし
絶対に嘘をつかない、嘘をつくようなことをしないのを徹底してきた自信と
片岡の日頃の行い


自分と向き合うのは本当にしんどかった
でも理解して言葉にして説明することを大切にしてた
長文送ったのに、返事が2行だった事もあるし
返事が来なかった時もある
それでも大切なことだと思って続けた

人を大切にする事も大事だけど
それと同じ位相手に伝わる事、相手が感じる事が大切だと思うから。

思いや考えは言葉や行動に繋がるし
言葉だけが全てじゃないけど、言葉はコミュニケーションの為にある


片岡はわたしの保護者でもなければカウンセラーでもない
だけど自分ではどうしようもなかったことを
片岡は散々我慢してずっとわたしのサンドバッグになってくれてた

早く見切りをつければいいのに
わたしを捨てるのが怖かったのが大きくても
それでも離れず一緒にいてくれた
わたしはその感謝がめちゃくちゃ大きい


散々ため息つかせて困らせてイラつかせて嫌な思いさせて
片岡ってずっと明るくて笑ってたのに
全然違う風になっちゃって

わたしの人を大切にするところが好きって言ってたのに
片岡のことは大切に思うだけで、全然大切にできなくて


ほとんど同じ時間しか生きてないのに
憧れて尊敬してこんなに素敵な人いないと思って
いつの間にか完璧だと思い込んでた
何で助けてくれないのって思ってた、本当に勝手


幸せにしてほしいんじゃなくて
同じ目線にいたいって思ってたのに
何ヶ月も片岡に保護者の役割をさせてた


平和な時期なんかほとんどなかったけど
片岡が全部どうにかしてきてくれたんだけど
お互い無職で付き合って、わたしは色んなことが重なったり
環境はほとんど整わなかったけど
それでもわたしは幸せだったし楽しかった


片岡にとっての幸せが
わたしといることになるように
わたしのできることをして、どんな結果でも後悔しないように。

わたしはわたしを一番大切にして、優しくして、程よい関わり方を見つけて
それでやっとちゃんと片岡のことを大切にできるんだと思う

片岡がダメなとこは怒ってくれるから
わたしは優しくする。

いつでも離れられるようにと思ってたけど
ちゃんと向き合って大切にしていこう
そうすれば後悔もしない

ずっと一緒にいることだけが私達の幸せではないから。


そう改めて思えたのは、会わなかったしんどい期間と
何よりわたしの友人のおかげ。

双子なのかっていうくらいの気が合って居心地の良い子がいるから
片岡にそれを求めなくなったこと、

わたしに関わってくれてる友達がいるから
わたしには片岡だけじゃないんだって思わせてくれたこと

片岡とわたしは全然違うけど
その違いを強みにできるように


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