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【観劇雑文】劇団ZTON「赤星」(再演)・3

基本情報)
劇団ZTON vol.15 「赤星〜akaboshi〜」
公演日:2023年8月11日~13日(全6回)
会場:in→dependent theater2nd(大阪・日本橋)

観劇日時)2023年8月13日 12時回

X(Twitter)にポスト(ツイート)した観劇感想を振り返りつつ、雑文を書いています。
観劇雑文 劇団ZTON vol.15 「赤星〜akaboshi〜」3回目です。

白の国はムナに触れようとしない。
ムナの民はムナを出ることができない。
そんな不文律……なはずなんですけどね?
なところにかかわってくる、商人ポルタ(図書菅さん)

ポルタ、イリーダ(サン=シュイさん)、フィリア(やまぐちけいさん)のやり取りはほんと心やすらぐ素敵な展開で。

前作のトガビのときに初出なのだけれど、今回は「この役は菅にやらせよう」って為房さん狙って脚本書いたんだろうなぁ、とニヤニヤする役回りで。(好物を投下くださりありがとうございます!←)

ポルタとイリーダは恋から愛に代わっていくのが見えるのですが、今回の赤星はいろいろな形の愛にあふれていて。
愛情も友情も敬愛も重いのも軽いのも、オンパレードで。人を愛すること、人を想うことが次々に現れて、観ている観客がどこに共感するかで話の捉え方が変わるんじゃないかなと思うわけです。

またポルタとイリーダの初々しい感じがかわいすぎるのよ。
その素敵でかわいい展開が大局に翻弄されることになるわけですが、そこで本筋を透かしたような対の雰囲気を感じたんですよね。

こことここが対で、と思わせる雰囲気があちこちにあるけれどシチュエーションはそれぞれに違って、関わる人々の想いが様々な形ですれ違っていて。
それが作品の話の深さを作っていて。
そのおかげでいろいろ考察ができ、こうやって「かもしれない」の感想をかける。
なんだか観客として観ていることがありがたいんですよね。

さて、最後に。
役者の方でつぶやかれている方もいますが、役名及び作品世界の名称が今回はギリシャ語で統一されています。
「検索をかけてみて!」
との話もあれば、役名は~と明かしてくれる人もありで調べれば調べるほどなかなかに面白いのです。

調べてみて!と私も言いたいところですが……
私の検索結果はこうでした、という意味を込めて(全部あっているとは思えない)この感想のおまけとして、次の記事で検索結果公表したいと思います。

感想ここまで。