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【観劇雑文】劇団ZTON「赤星」(再演)・2

基本情報)
劇団ZTON vol.15 「赤星〜akaboshi〜」
公演日:2023年8月11日~13日(全6回)
会場:in→dependent theater2nd(大阪・日本橋)

観劇日時)2023年8月13日 12時回

観劇後1~2日かけて感想をX(Twitter)にポスト(ツイート)しているのでそれを振り返りつつ、雑文を書いていきたいと思います。
観劇雑文 劇団ZTON vol.15 「赤星〜akaboshi〜」2回目です。

↑ 1回目はこちら

さて、ここから話の内容に踏み込みます。

まずはリブラの二刀流の話から。
1回目でした殺陣の話の続きになってしまうのですが、二刀流と言っても右手の刀でほぼすべてのことをしてしまい左手は相手の刀を受けるだけで「二刀流である意味とは?」と舞台や映画などを観ていてなることが多いのだけれども、リブラは攻防ともに左右の刀を存分に使っていて流れるような太刀さばきに私は目を奪われた。

殺陣を付けた為房さん?菅さん?さすがすぎると思ったし、それを自分のものにしてしまう和泉さんのすごさも感じられた。
この時点ですでに私の気持ちはリブラに傾いていたのかもしれない。

最終局面、リブラ‐ヘリオス戦。
ヘリオスと戦うことに躊躇なく刀を抜いたように見えたリブラ。
上のツイートでは刀を抜く動きにリブラの心を観た気がしていた。

そのツイートの翌日。
なんか引っかかっていたんだろうなぁ、私。
表情の違い(雰囲気の違い)を思い返し、上のツイートのように言葉をまとめた。
刀を手に動き始めたところからリブラの表情に笑顔がなくなっていたことに気がついた。ローとファイをリブラが追いかけるシーンで、そこにリブラ「先生」の影はなかった。

もしも戦況が白の国優勢ですすんでいたならば、ヘリオスと同じような位置にリブラが立っていたのかもしれない、と想像してしまう。

護るために散ることも辞さない、相反するように見えてもそこには筋が通っているわけで。
災いを背負い、次の世代へ新たな価値観で生きていくことを後押しする。
過去の恨みはすべて私が持っていこう、という考えに近いのかな。

「やっつけるということは相手から奪うという事だ」
というセリフが序盤にある。(脚本を購入しそびれたので言葉のニュアンスは変わっているかもしれないけれど)
その「相手から奪う」残酷さを知っている(経験している)からこそ「安易に物事を考えるな」という意味に取った上で、上のツイートをしたと記憶している。

実のところ、今現在私は赤星の前日譚「aka」を聞いていない。
持ってはいる……はずなので、聞いた後にまた雑文を書くことになるんだろうなとは思っている。
DVDが手に入るまでの楽しみに……と思っていたのだけれど、今回の公演の配信もあるという事で(配信視聴権は8/16 23:59購入締め切り)「aka」を聞いた後に配信を1回は見直したいな、と思ってます。

うん?2回目で全部おさまるかと思ったらおさまらずでした……
3回目でおさめられるはず。いや、おさめます。
ということで、3回目に続きます。