どんぐらいなん、その1┃002

狩猟や射撃に興味があるなしにかかわらず、話の流れで聞かれる一番多い質問だと感じたのが「どんぐらいなん、ほんで」という、
・期間的に「どのくらい」かかるのか
・金額的に「どのくらい」かかるのか
との内容なので、まずは”その1”として期間についてまとめます。

期間としては大きく分けると2つのカテゴリ、
1)狩猟免許を取得するまでの期間
2)猟銃が所持できるまでの期間
になります。
そうなんです。この点も誤解が多いのですが”猟をする”ことと”銃を持つ”ことは別ロジックなのですね。
猟は都道府県自治体の管轄、銃は警察の管轄となり、前者はハードルが低く申し込んで試験を受けるだけなので試験時期さえ合えば、勉強期間入れても1ヶ月もかからないかと。
一方後者は、申請・審査・調査・確認などなどまあ時間かかります。
地域性もあるそうで「ウチの所轄では早かった」なんてのも見聞きしますが、私の地域は審査に時間がかかることで有名なようでした。
ただひたすら待たされる”60日間”というのが2回も、、、

19年6月手続を開始、20年3月に銃を所持

フリーランスの身軽さを活かして書類提出やら自分主導で進められる処理は”早い”にもかかわらす、そんな感じです。

10ヶ月、単純計算で300日かかるイメージ。
上に書いたように銃所持は工程も多く、期間も長いので、最後に箇条書きにしておきます。

06月 申請(書類関係を揃えるのに手間と時間かかる)
08月 試験(事前勉強に2週間程度あれば安心)
09月 銃を撃つための許可申請(60日待ち)*1
12月 実技試験(初めて撃つこと100発)
12月 購入した銃の所持許可申請(次の60日待ち)*2
03月 警察署に購入後の銃を持参してゴール

*1
この間に関係者への聞き込み調査とか諸々あり
(ネタが沢山生まれたのでまた別記事にて)

*2
この間に保管庫の確認とかで自宅訪問があり

振り返ってみると期間はかかるが、理にかなった手順だとも思えました。
「銃を撃つ」=人物的な評価をして、「撃てる人」=自宅などの環境を確かめてから「持てる人」となるのか。

次は「獲れる人」のステージへ。
青二才の猟師「ブルーセカンド・ハンター」
@hntrjp

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