メンヘラを移されかけた話。

こんばんわ。
毎日気温の上がり下がりが激しく寒暖差がメンタルにダイレクトアタックをキメてくる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

「メンヘラ」という言葉をご存知でしょうか。
「メンヘラ」とは「心に何かしらの問題を抱えている人」というような意味合いで用いられている通俗的な表現です。(実用日本語表現時点より)

私の働いてる会社のサービスはこのメンヘラの方々が多く利用されます。
その為メンヘラなお客様からのお問い合わせも一般より多いです。

先日もサービスの説明をしていたらいきなりお客様が泣き出されました。
どうしたものかと思っていると「あなたに私の何が分かるんですか!」と
キレられました。

あぁお客様困ります。そんな情緒不安定さをぶつけられても困ります。
私はあなたの主治医でもカウンセラーでも、ましてや「お母さん」でも
ありません。
お客様センターの電話番も兼任しているただの事務員です。
そんな私に感情をぶつけられてもあなたの悩みは解決できません。
私に出来るのはただサービスの利用方法などをお伝えするだけです。
会社から給料を貰う代わりにこの仕事をしているだけであり、あなた
とは面識もなにもありません。

今は大分落ち着いているとはいえ元メンヘラな私。
メンヘラを撒き散らされると「メンヘラに感染」してしまいます。
負の感情を他人に撒き散らし、他人にも負の感情を抱かせてしまうことを、私は「メンヘラ感染」と呼んでいます。

私とあなたは別人で、あなたの感情をぶつけられても何もできない。
そもそも友達でも家族でもない他人に同情したり優しい言葉をかけられる
ほど優しい人間でもない。
負の感情をぶつけられるとその対象に負の感情を抱いてしまう。
メンヘラに感染してしまい、お互いにとって何もいいことがない。

ただ仕事をこなしていただけなのに理不尽にキレられるこの物悲しさ…
電話でのご案内が終わると強く握られたアルミ缶のように軽く凹みました。
メンヘラを移された私は甘いものと推しの画像で自分の機嫌を取り、
なんとかメンヘラにならず残りの業務を成し遂げました。

自分のメンヘラを他人に撒き散らしても何も良いことはありません。
皆様も他人のメンヘラ感染、又は自ら感染源にならぬようご注意ください。
それでは今日はこの辺りで。

思ったこと、考えたことの吐き出し。