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海のある暮らし

 海の京都 宮津に越してきて約2ヶ月。生活の中に海がある。買い物は海のそばに立つスーパー。通勤ルートは海沿いの道路、なんなら天橋立。遊びは海の上を漂うSUP。その日常がもう当たり前になりつつあるほど、生活の中に海がある。

 すぐに海へアクセスできる環境になってから、心の波が穏やかになったように感じる。今思えば宮津に来るまで、一時期の流行りや周囲への妥協に頭の容量を取られ、無駄な時間やお金、知恵を使っていたなと感じる。ただ頭の余白=不安を埋めたいがために、いらない情報で窮屈だった頭の中が、今は自主的に得たい情報やこれからの未来のことでいっぱいになってる。頭の中の内容と質が変わった。今はまだ整理が追いついてなくて、着いていくのに必死な部分もあるけど、得体の知れない、必要のない不安を抱えながら、どこか虚無感のあった以前の自分とは違って、今はとても充実感がある。

 果てしなく続く海。ただその波や色。限りなくシンプルなその景色は、私を情報で溢れたこの世界から少し切り離してくれて、大事なものだけを残してくれる気がする。海にはそういう力がある…と思うのは私だけかしら笑

 心の波が落ち着いた要因は他にも色々あるのだろうけど、海は確実にそのうちの一つだと思う。

自分にとって海がこんなにも大事だとは
思わなかった

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