腸骨下腹神経 走行と支配
腸骨下腹神経
走行
1 L1より発生
2 大腰筋と腎臓の後方、腰方形筋の前方を下外側に走行
3 腰方形筋の外側縁を過ぎると、腹横筋を貫き内腹斜筋と腹横筋の間に入る
4 そのままASISの向かって走行し、ASIS付近で外側皮枝と前側皮枝に分かれる
5 外側皮枝は分枝後すぐに内腹斜筋と外腹斜筋を貫き表層に入り、そのまま腸骨稜をまたいで臀部に向かう
6 外側皮神経は肋下神経(T12)外側皮枝よりも後方に位置し、臀部上部に到る
7 前側皮枝は分枝後は腹横筋と内腹斜筋の間を鼠蹊靭帯に沿って内側に走行する
8 鼠径管よりも外側部分で内腹斜筋と外腹斜筋を貫き表層に入り、下腹部の皮膚に到る
支配
運動
内腹斜筋、腹横筋
感覚
臀部上方の皮膚、下腹部の皮膚
参照資料
・ネッター解剖学アトラス 原書第5版
・Wikipedia
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