ゲバラシャツを着た文化左翼のボブ

40代のおっさんです。最近ふとりぎみ。

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映画『サバカン SABAKAN』の感想(ネタバレ有り)

 8月下旬頃にうちの長男坊(小学3年生)と一緒に見に行こうと約束してからなかなか時間が合わず見に行けなかった映画『サバカン SABAKAN』を、9月9日にようやく見に行くことができてそれで感想を語りたくて仕方がないのでここに書いていく。  ただ自分は、映画を年間で1,2本くらいしか見ない人間なので、そういう人間が思いついたままに書いた勝手な感想となるけども。  見てる間の感想としては、事前に思ってたのと違うなということだった。もっと少年二人の夏休みの冒険とそこで育まれる友情

    • 日本のこれまでの国債発行は財政破綻に繋がるものではない。株価の下落は日本経済にほとんど悪影響を与えない。(3)

      お金について(インフレとか、デフレとか、信用創造とか)  次はお金について。本邦では脱デフレの取り組みを長年行ってきているので、インフレとかデフレとかを絡めながらお金の話を。  インフレが良い、デフレは悪いという認識が日本で一般的になってもうかなり経つ。20年くらいになるだろうか。  しかしインフレやデフレの説明を見ると、インフレのほうにはコストプッシュインフレやディマンドプルインフレとかの記載があるがデフレのほうにはない。おそらく歴史的に見るとインフレで苦しんできた例

      • 日本のこれまでの国債発行は財政破綻に繋がるものではない。株価の下落は日本経済にほとんど悪影響を与えない。(2)

        税は財源ではない  『はじめに』が日本の経済政策をディスっただけで終わってしまい、国債も株価も一切触れずじまいだったが、あまり回り道ばかりしていても仕方がないので次は「税は財源ではない」ということについて。  「税は財源ではない」なんて言うとTwitterとかでは「なら、無税国家でもやっていけるのか!」というような感じでむきになって反発されたりするけれども、税を否定しているわけではない。ただ、税等で集めてきたお金を政府支出の原資と考えるべきではないということだ。  なぜ

        • 日本のこれまでの国債発行は財政破綻に繋がるものではない。株価の下落は日本経済にほとんど悪影響を与えない。(1)

          はじめに  小泉内閣以降、経済政策が本当にどれだけの効果があるかどうかあまり検討なされずに、なにかその政策名からくるイメージだけで推進されてはいないだろうか。「規制緩和」「民営化」、そういった「改革」をすれば今よりも良くなるのだとして、小泉純一郎が内閣総理大臣に就任したのが2001年4月でそれからもう20年以上も経つのにいまだに無批判に「改革」が続けられている。  私は、国家の経済政策というのは「教育、研究・開発、設備投資、熟練労働者の育成、インフラ整備などの充実・促進に

        映画『サバカン SABAKAN』の感想(ネタバレ有り)