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新しい学習の機会の中で

#オープン学級通信 、わたしも参加させていただきます!
※教育実習のときに生徒に渡した最後の学級通信をもとに制作しました。少し書き換えています。

君たちの持っているツール わたなべ ひめ

 1ヶ月間お世話になりました。はじめて会った日から仲良くしてくれてすごくうれしかったです。わたしは明日から大学での勉強を再開します。そんなわたしが専門で学んでいることについて少し話そうと思います。

 ICT教育という教育法があります。
 ICTとは、"インフォメーションアンドコミュニケーションテクノロジー"の略称です。通信技術を使って人とインターネット、人と人が繋がる技術のことをいいます。メール、チャット、ビデオ通話などで学習することなどを言います。iPad配られて授業するのもICT教育の一環です。

 インターネットを使用する学習法はどんどん確立していくでしょう。もしかしたら、学校に登校しにくい人や、入院中の人が自分の通っている学校の授業を同じ時間に画面を通して学ぶことができるようになるかもしれません。
 インターネット、スマートフォン、パソコンなどは世界を広げます。警戒しないといけないこともたくさんありますが、同時にあなたたちに有利な時代が来るでしょう。だって、インターネットと共に育ったあなたたちの方が絶対に強いのよ。後から学んだ大人より、きっと上手に使いこなせるはずです。

 自分たちの可能性と共にICT教育を使ってください。いずれ、テレビ電話しながら勉強したり家庭教師をする日が来るでしょう。実際、映像授業もあるくらいです。もし、映像授業の先生があなたのノートとか見ながらもっと丁寧に教えてくれたら?とっても魅力的じゃないですか。
 でも、その上で学校の大切さも確認してください。あなたたちは学校で何をしていますか。部活、何気ない雑談、友達と騒ぐ、先生と恋話…。学校は勉強のためにあるのではありません。体育や家庭科はICT教育をプラスすると良い授業になりますが、映像授業形式では限界があります。理科の実験は?グループワークは?
 勉強や学校のあり方を大きく揺るがすことになるかもしれませんね。

 そう遠くない未来で、きっと映像授業やビデオ電話式の授業(リモート授業)が主流になるでしょう。あなたたちの力と、これからの想像力が発揮される時代になるのです。

なんて偉そうな文章。(少し書き換えています)
でも、数年前の自分がこんな文章書いていたなんて、今のわたしはびっくりです。

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