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美術検定4級合格をめざします!61.Gustav Klimt1862-1918

61.グスタフ・クリムト

【ウィーン分離派/ユーゲントシュティル】オーストリア
◆金銀細工師の第2子としてバウムガルテン(ペンツィング)に生まれた
◆早々にプロになり成功をおさめた画家
◆クリムトの作品には金を多用するものが多いが、金銀細工師の父親の影響があったとみられている
◆伝統の図像と華やかな装飾を融合した新たな芸術様式が開花
◆「分離派」とは、旧体制から脱する動きがウィーン、ミュンヘン、ベルリンなどドイツ語圏の複数の都市で発生した運動
◆クリムトは「分離派」の創始者
◆この時代に流行した「エロスとタナトス(愛と死)」という背徳的なテーマと結びつきながら耽美たんびで官能的なクリムト独自の世界観が形成されていった
◆工芸と絵画を融合する表現はあらゆる分野の芸術をひとつの作品の中に集約する総合芸術(ユーゲントシュティル)として、のちの芸術家たちにも受け継がれていった

「接吻」

キャンヴァス・油彩 ウィーン、ペリヴェデーレ宮殿オーストリア美術館

1907-1908年

◆46歳で「接吻」を作成 このころには大変に人気のある画家だった
◆この作品はオーストリア政府に買い上げられている


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