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ああ。すごい。すごい。すごい。

今朝の朝刊でみた絵がすごくて

すごくて

ずっと見続けてしまいました。

地球クズ集め(ほしクズあつめ)

下の作品は横版で普通にはりつけたら小さな作品になってしまったので、迫力が半減するようで、あえて縦にさせていただきました。村山さん、申し訳ありません。
この記事をみてくださっている皆様にもお詫び申し上げます。
是非、体をひねってご鑑賞ください。

コンクリート城とコンクリートの民
(上下両作品ともに2021~2022パネルに岩絵具、水干絵具、箔)

第9回東山魁夷記念日経日本画大賞の受賞作品です。
村山春菜氏「コンクリート城のランドマップ」

伝統的な日本画の画材と画法を取り入れつつ、独自の線描によるモダンな画風が高く評価された。本賞の選考では選考委員6氏が全員一致で大賞を選出した。

2024年4月22日日経新聞朝刊より

村山氏は人々がうごめく都市を俯瞰ふかんして眺めるのが好きなのだそうです。そしてこんなことを話されたということが新聞に載っていました。「ミキサー車が生コンを入れ、パンパンにおなかを膨らませて出て行って、また空っぽになって戻ってくる。見ていると色々な物語が浮かんで飽きない。テーマパークのようだと思った」

右利きだけれども、左手で写生をしたのだそうです。
工場の全貌をとらえるために
橋の上を何度も移動して。
下図を完成させるだけで1年かかったのだそうです。

おもしろくてワクワクします。
ぐっとひきこまれて目が離せません。

2024年5月25日~6月4日まで東京上野の森美術館にて展示
村山氏の作品以外にも入選作品全32点(大賞含む)展示されます

是非見に行きたいと思います。


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