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引っ張られてついていく

3連休に働きすぎた反動で、今日はぼーっとしていた。

・相変わらずクイズと謎解きをやっている。クイズは現場に行って生身の人間と勝負をしたいのだけれどなかなかそれが叶わないから、「みんなで早押しクイズ(通称:みんはや)」で遊び続けている。

・1対1の勝負がA+ランクまで上がって、勝てるか勝てないかが五分五分になってしまったので、4人で早押しをする「みんなで対戦」の形式でも遊ぶようになった。こっちは押し負けて1番になれなくても、3番目までは回答権が与えられる。私のように知識も早押しスキルも中途半端な人間に優しい仕様だと感じる。もっとも、今はA-ランクなのでそう思うだけで、A+に上がれば即ボコボコにされる気もするが。

・知識の偏りが激しすぎて、マシュマロの原料になる植物の名前は正答できるのに、裾を巻き上げて着るスタイルに当たる単語がすぐに出てこなかったりする。助けてくれ。どう考えてもロールアップの方が常識だろ。頭のどこかに知識があるだけじゃダメで、すぐに出てくるところに置いておかないと意味がないんだよな。

・Ankiという記憶に特化したアプリを引き続きクイズの勉強に使っている。このアプリのレビューをしているブログを読んでいると、”だんだん未消化のカードが溜まっていって、溜まっていることが当たり前になってしまってサボるようになる。だからこのアプリはお勧めできない”みたいな記述に当たることがある。

・それがどうした。(数字が各ジャンルの未消化カード数)

・毎日100枚以上はこなしているけれど、それ以上に登録するカード数が多いんだから未消化が増えていくのは当たり前である。むしろ溜まっているカードがないと不安になるよ私は…。覚えることがたくさんあるのって素敵だよね。

・クイズのことばっか書くなよって声が聞こえてくるから別の話をしよう。

・先日のnoteで”子どもと2人で電車に乗ったことがない”と書いたのに、3連休中、何度も子どもと2人で電車に乗った。

・私ってそういうところがあるな。”私はAです”って書くと、Aじゃない行動に出たくなる。習慣を変えたいと思うなら、まずnoteに書くべきなのかもしれない。

・電車に乗りまくるようになったのは、シンプルに4歳児が遠出が大好きだからです。私の幼少期について母親に尋ねてみると、”洗濯物を洗って干して子供部屋に戻ってきても、あんたは1ミリも元いた場所から動かずに絵本を読んでいた”という返事が返ってきたので、4歳児と私の外出に対する情熱は全く似ていないのだった。

・noteに書いた通り、子どもと外出するのは不安だ。どうしたって子連れの母親はか弱そうに見えるだろうし、子どもが周囲に迷惑をかけないかと心配したり、途中で疲れたり飽きたりした時のための対策をいろいろ考えたりしないといけない。

・でも、電車で外出するの、楽しかったな。何より、4歳児が嬉しそうなのが良かった。私は自宅で1人、勉強したり本を読んだりしているのが好きだし、今までの週末の過ごし方は概ねそんな感じだったけれど、4歳児はもっといろいろな場所に行きたく不満そうだった。

・それでも、食べるものに大きな制限がある時期やおむつが外れていない時期、公共交通機関のルールが守れない時期は遠出は無理だった。まあ、やろうと思えばやれたんだろうけど、私にそこまでの外出への情熱がなかった。

・そして、3連休の最中には気づかなかったのだけれど、今日晴れて連休が明けて1人で電車に乗っている時、”私はこれからも、あの子に色々な場所に連れて行ってもらうのかもしれない”という直感が急に降りてきた。

・私が親ではなかったら決して行かなかった場所や、外出しなかったであろう日に、あの子が私をどこかに連れていく。親の私が子どもを連れて行っているようで、私が連れて行かれている。

・そしてきっといつか、あの子が巣立った時にそういう日々を懐かしく思い出すのだろう。赤ちゃんだった頃からずっと一緒にいるけれど、こんな実感が湧いたのは初めてだった。

Big Love…