問うてくれ!答えるから!
今日はなんか色々書こうと思っていたことがあったんだけれど、
この記事を読んだら全てどこかに飛んでいってしまった。
この記事について書きます。
私がクイズに狂っているのは、フォロワー諸氏ならよくご存知のことと思います。
思い返せば、クイズに興味を持ったのは昨年5月13日のことだった(この話、フォロワー諸氏はいい加減聞き飽きていることと思いますが、何度でも書きます)。
オモコロチャンネルを好きにならなければ、私はクイズにハマることはなかった。とんだバタフライエフェクトである。
クイズをやるようになったのはオモコロチャンネルの動画がきっかけ、と言うとあまりに意味不明なので(オモコロはクイズを専門にしているチャンネルではない)、もう少し経緯を丁寧に説明すると、上に貼った動画を観て、QuizKnockに関心を持ったのがきっかけだった。
高校生クイズにも東大王にもQuizKnockメンバーは出演しているので、QuizKnockという概念に触れるのはこれが初めてではなかった。
しかし、高校生クイズも東大王も私にとっては遠い世界の話だった。なんかすごい頭の良い人たちがすごい知識量を武器に凄まじい早押しをしているのは知っていて、そういうのは私にはあまり関係のない話かなと思っていた。テレビの前で分かる問題にだけ答えて楽しんでいればそれでいい。それが私にとってのクイズだった。
でも、上にリンクを貼った動画でスナック菓子の粉をこそげ取っている伊沢拓司さんを観ていたら、”この人、案外愉快な人なのか…?”という気がしてきて、それでQuizKnockのチャンネルのリンクを初めてクリックしたのだった。その時はまさか、自分が休日を返上してまでクイズをやるような人間になるとは思いもしなかった。
記事の話をしようと思っていたんです。話を元に戻そう。
私の質問箱にもたまに、”クイズの勉強、どんなことをしていますか?”とか、”クイズの面白さについて教えてください!”という質問がくる。
今までは自分なりの見解を述べたりしていたが、これからは”上に貼った記事に全ての答えがあります”と答えることにしようかな。それくらい、クイズに関するあれこれがギュッと詰まった記事だった。クイズに興味がある人は是非読んで欲しい。
印象に残ったのは、今回ゲストとして参加されているカプリティオチャンネル(大好きなチャンネルだ)のクイズ作家リコさんがクイズを始めるにあたって、問題集を10冊読んだ話だ。
はぁ〜、10冊…。クイズにハマってからもうすぐ1年経つけれど、私、10冊も問題集を読んでいないかもしれない。
私は基礎知識にかなり偏りがある人間なので、クイズを始めるに当たってまず国連加盟国全ての名前と首都を覚えるところから入った。
国の名前に親しみがなければ、世界史や世界地理のクイズを勉強しても知識が身につかないだろうと思ったからだ。自分の弱点になっている分野に関して、そういう基礎がためをしていた時期が長かったことを考えても、今までこなした紙の問題集はせいぜい5冊程度だと思う。
やっぱり大成する人って、初期にこなしている量が違うんだなあ…。私なんてまだまだ初心者のラインにも立っていないんだなと思った。もっと頑張るぞ。
これは実際にみくのしんさんがクイズに参加するシーンに出てくるセリフですが、これは本当にそうなんだよな。
早押しボタンを点灯させて誤答すると、私もまだ初心者なので”悔しい!”とか”恥ずかしい!”と思ってしまう。
本気で取り組んでいる以上それは仕方がないんだけれど、いわゆるシングルチャンス(回答権を得られるのは早押しボタンを点灯させた最初の一人だけ。そのプレイヤーの正誤に関わらず、他のプレイヤーは答えることはできない)なら、他のプレイヤーの得意ジャンルで押し勝つことには意味がある。例え誤答になっても、自分の誤答が他のプレイヤーの得点を削ぐことになるから。
Twitterにも書いたけれど、これが私の思うクイズの本質で、私がクイズを好きになった理由です。
うまい人の早押しを見ていると、とんでもなく早いタイミングでボタンが押されることが多い。まさに神業である。その一瞬の早押しには、今までの知識の積み重ねがギュッと凝縮されている。
クイズは試験ではないので、必ずしも”お勉強”的なことを問われるわけではない。
1221年/から始まる問題の答えはおそらく承久の乱だ。こういうのはお勉強寄りの問題だが、実際の早押しクイズでは、あなたが好きなアイドルに関する問題が出るかもしれないし、あなたの出身県の名産に関する問題が出るかもしれない。
早押しクイズが強い人を見ていると感動するのは、その技術や努力への賞賛もさることながら、その人がどんなことに関心を持って人生を送ってきたのか、その証を見せてもらっているように思うからだ。私ももっと、強い好奇心を持ってこの世界を眺めたい。どうせ生きるなら、面白いと思えることをひとつでも多く見つけたいから。
最後にひとつ良いでしょうか。
永田智さん、煽り文句のレベルが高すぎる。
以上です。ありがとうございました。
Big Love…