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“ダメ”の代わりに“おしまい”

叱っちゃいけない…
この言葉が呪縛になり、

優しく言って聞かせなくちゃ…
でも聞いてくれない…

そのような悩みも多いような気がします。

上記の記事は私たちの回答で、最も数多く引用する記事です。

優しくいって聞かせなきゃ…
と思うばかりに、言葉が多すぎてしまうとかえって伝わらないことがあるのです。

「〇〇だからね。やめようね…」
「〇〇になっちゃうでしょう…」

目の前で起こっていないことを、頭の中で、言葉から想像する。
抽象的な概念の形成は5歳を迎えるころに充実してきます。

2〜3歳のころは、
叱らないけど、きっぱりと切り上げてしまうほうがいい場合もあります。

保育園の夕方によく見かける光景。
保護者の顔を見た途端、安心して、あれこれあれこれ遊びだす。

少しくらいいいかな?と思って見守る。そのうち外も暗くなり、そろそろ帰りたい。
「帰ろうよ~」「お外暗くなったよ」「ごはんの支度したいから~」などなどいろいろ言ってみるのですが、なかなか言うことを聞かない。

そんな時
① 「今日も保育園楽しかったね」
一旦気持ちを受容したうえで
② 「はい。今日はもうおしまい」

ときっぱり切り上げるほうが、子どもにもストレートに伝わるのです。

食事の時の遊びたべ
「ちゃんと座って~」
「食べないとおなかすくよ~」
と言って丁寧に伝えても、効果がないようなら

「はい。もうおしまい」

“ダメ”という否定をしない
だけど、それに代わるコミュニケーションを持たなければ、苦しくなる子もあります。

“おしまい”は終わりを告げることであり、否定ではありません。

スポーツなどのゲームセットで
「私は否定された」
と思うことはないですよね。
それはあらかじめのルールだからです。


“おしまい”のラインは、あらかじめ決めておく。規則性があれば、子ども自身がその決まりに気付いていきます。
日々、その都度、気分で…
ではなく、一定のラインを考えておき
「おしまい」とはっきり、きっぱり伝えるのも、一つの切り札です😊

悔しい気持ちが残り、泣くことはあります。

スポーツのゲームセットでは、思う結果にならなくて泣いたからといって
「あとちょっと、やる?」
とはならないわけです。泣きながら気持ちを切り替えていく。

次に向かって、考えるきっかけにしていく。

泣かれることにイライラする気持ちは、
「ひと泣きしたら、ひとつ賢くなるね…」
と言い聞かせて、散らしていく。

絶対的な方法がないのが、子育ての苦労するところでもあり、後から振り返ると楽しさでもあります。

切り札の一つとして
「もう、おしまい」も試してみてください😊

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