お勧め本 苦しかった時の話をしようか(森岡 毅)

経営危機にあったUSJをV字回復させた森岡さんが、キャリア論について書かれた名著。この本の副題「ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」とあるように、この著作は森岡さんが我が子のために書いたメッセージが本の題材となっています。

その内容は、普遍的なものであり多くの若手ビジネスパーソンのキャリア形成の羅針盤となるような内容です。

なぜ、お勧めするのかは以下の3つの理由です。値段も1,500と手に取りやすい価格です。

❶ キャリア戦略が必要な理由を森岡さん自身が見てきた資本主義社会の本質に焦点を当てて述べられている。

❷キャリア戦略の作り方がシンプルかつ明快にマーケッターの視点で書かれている。(個人のブランド設計図の作り方はとても参考になります)
私自身も読みながら作ってみましたが、とても有用なものでした。

❸伝説のマーケッターと言われる森岡さんが、P &G時代の苦しかった時の話を赤裸々に語り、成長し続けること、行動を変化させることの重要性をとき、読者の背中を後押ししてくれる栄養剤的な要素がふんだんに盛り込まれている。

森岡さんの著作は初めて読みましたが、別の本も読んでみようと思います。





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