「超高齢社会の介護問題を参院選の争点にしないでどうする 」(マル激)を観て、2005年度からの介護保険法改正の経緯をたどってみた 追記①

書き忘れたことを追記します。
介護関連のブログや掲示板を見ると、出てきた介護保険法改正案の解釈説明に終始している現状追認型が多く、小島氏のように、はっきりと批判しているものは少なかった。宮台氏がいう「法の奴隷」的な解釈文を見るたびに、不快な思いをしてきた。

介護業界は、介護保険法ができてから22年の実績で、医療業界のように長年の実績がないため、政治界への圧力団体になりえない。そのため、いかに介護業界にとって不利な改正案だったとしても、その法案に従い、泣き寝入りするしかなかった。

しかしながら、2024年の介護保険法改正案は、利用者の負担が2倍か3倍に増え、かつ介護度1,2のサービス時間が減少するという法案ですから、利用者家族と介護業界にとって死活問題となります。今回こそは、小島氏の反対運動を擁護すべきでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?