テスラ車は、素晴らしい車だ。電気自動車ならではの馬力と静粛性ばかりでなく、ソフトウェアがアップデートされて車が進化していくのは今までにない体験だ。一方、その販売体制はひどい。社内のイントラシステムに頼りすげており、サービスはかつての共産主義国の国営企業のようだ。 テスラの所有者が増えるにつれて、その問題がメンテ・サービス体制にも及んできた。簡単な修理でも、部品を何ヶ月も待つ状況だそうだ。そろそろ、日本の自動車メーカーと提携して欲しいものだ。
しかも、ゴーンと違って全く結果を出さなかったどころか、会社に損失をもたらした・・・。
近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』が出版されたのは2011年暮れのこと。私も日本の書店で入手してアメリカでの片付けを一時一生懸命やったっけ。それが、今年始めにNetflixで“Tyding Up With Marie Kondo"という番組を流したところ世界中で反響となった。アメリカやイギリスでは、日本の首相の名前を思い出せなくともKonMariを知っている人の方が多いかもしれない。 この影響で、リサイクルショップ(Thrifty Shop)が悲鳴をあげている、
シリコンバレーと言えば、ベンチャー・キャピタル(VC)の存在を知らぬ者はいないだろう。しかし、今だにセコイア・キャピタルやクライナー・パーキンスしか知らないようではシリコンバレーの本当の姿は分からない。リーン開発、リーンスタートアップの流れにより、投資もリーンとなり、ここ10年くらいで500社ほどの新興VCが立ち上がった。これらの$100 million以下のVCは「マイクロVC」と呼ばれており、スタートアップのアーリーステージでの資金調達で重要な役割を果たすようになってきた
アメリカから日本を眺めていると、いろんなことに驚かされるが、この小中学校のスマホ持ち込み是非の議論にも驚かされる。 まず、こんなことは各家庭で決めればいいように思うし、問題があれば各学校がルールを作ればいいだろう。そもそも文科省が決めていること自体驚愕だ。お上に何でも従う江戸時代の封建制度をパブロフの犬のように保持するのは、もうやめたらどうだろう。
さて、フェイクにどう対処するか?
日本が停滞している事実とその理由は何か?米国在住の作家・冷泉彰彦さんがその理由を「日本の産業構造がおかしくなったため」とし、この「負のトレンド」を反転させなければ国の繁栄と個人の成功はありえない、と真綿に包まずズバリと迫っている。 シリコンバレー在住の人たちは、これを読んで頷いているようだが、さて日本を守っている人たちはどう思われるだろうか?
トランプ大統領の2013年当時のコメントが話題になっている。当時、オバマケアで紛糾して予算案が通らず、政府がシャットダウンした時、トランプは「すべてはトップ(オバマ大統領)の責任」と吠えた。 トランプは悪い意味で後世まで語り継がれる大統領となるだとう。その頃までアメリカの威信が保たれていれば、の話だが。
2018年はブロックチェーン、特にクリプトの過渡期だった。さて、2019年はどんな年になるのか?ブロックチェーン分野で私が一番信頼する専門家、松尾真一郎氏の最新の投稿。 クリプト投機家からブロックチェーン研究者に主役が交代することは間違いない。
中国を中心に世界に展開しようとしていたバイク・シェアリング企業のOfoが倒産の準備にあるらしい。$2.2 billion(約2,400億円)の出資を集めた典型的な巨大スタートアップ。レッドオーシャンの競争に入ってしまったのが原因。リーンのオペレーションで地域での立ち上げをしてから横展開するのが今までの定石だった。中国ではこのくらいの投資が焦げ付いても影響は軽微なのだろうか?
アメリカから見ると、日本ではベンチャーキャピタルが少ない投資案件を取り合っている、と。これは投資環境がいい、ということか?
ウォール・ストリート・ジャーナルのカルロス・ゴーンに関する最新記事は、冷静な記述。「日産を死から救った恩人が、日本の文化に合わない生活ぶりから日産の経営陣から追われた」としている。新しい事実はないが、余計な感情もない。日本のメディアのひとつくらいはこのような態度があってもいいものだが、論調に多様性がないのはまるで共産圏のようだ。
ゴーンの記事はもう食傷気味かもしれないが、海外の記事もチェックすると世界の目がどう見ているか分かる。
ウォール・ストリート・ジャーナルは偏向している、という意見もあるが、世界がどう見ているか、を知ることが大事だと思う。 日産の大株主はルノーだ。とても単純なことのはずだが・・・。アメリカから事件を眺めている私には、今回の事件は理解できないことばかりだ。 今後も海外の論調をよく理解する必要があるのではないか。