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定年退職後の住宅ローン返済はどうすべきか(一括返済?、ローン継続返済?)

定年退職後に退職金等手元資産が増えたので住宅ローンを返済し無借金状態にしたいと考える方が多いと思いますが、これは正解でしょうか?

単純には決める事が出来ませんが、昨今の住宅ローンの低金利を考えると返さないのが良い選択だと思います。

それぞれのケースで考えてみたいと思います。

※本日日経にニュースが出ていたので特に気になりました。
住宅ローン完済年齢(68歳→73歳)これは破綻の老後が待っています!
住宅ローン、定年後に遠のく完済への道

一括返済した方が良い場合

・金利が高い(ex.固定金利で1%〜2%以上)場合は返済額と期間によって、借り換えた方が良い場合と一括返済が良い場合があります
・ここでよく考えた方が良いのは、借り換える場合は定年退職前の社会的信用が高い時に実施する事!(定年後は社会的信用度が低くなります)
・返済金額が少ない、期間短い場合は、一括返済の方が特になるケースが多い。
金利が高くて、期間が長く残っている場合はなるべく早く、借り換えて継続返済がベスト!

継続返済した方が良い場合

金利が低く、ある程度の期間(3年以上)がある場合は継続返済をする。
・理由は、
1)返済途中に死んだ場合、ほとんどの人が入っている団体信用生命保険で返済義務がなくなる。
 2)ローン金利が低い場合は退職金等で一括返済する資金を3年くらい運用すると、余程下手な運用しないければ2%~3%では運用できると考えられますのでローン金利(実質固定でも0.6%~0.7%くらい、変動金利ならもっと低い金利)よりも上回る(※)

※詳細には住宅ローン返済を計算するエクセルの計算式等がWeb上に提供されていますので、正確に計算するとどれくらい得するかが分かります。

まとめ

・返済金額が少ない、期間短い場合は、一括返済の方が特になるケースが多い。
・金利が低くて、それなりの返済期間(3年以上)が残っている場合は継続返済の方が得なケースが多い。(死亡時は返済不要、返す金に働かせる方が良い)

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