『レイダース 失われたアーク《聖櫃》』(1981/アメリカ)
子供の頃に金ローとかで何度か観たことがあります。インディ・ジョーンズといえば大きわ岩から逃げるというイメージがあります(笑)。
しっかり観たことがないので第一作目を観ました。今までジョージ・ルーカス監督作品だと思っていたのですが、監督はスティーブン・スピルバーグでした。調べるとルーカスはプロデューサーのような立ち位置だそうです。
正直あらすじなんてあってないようなもの(笑)で面白ければOK的な感じがありますが、ハリソン・フォード演じる考古学者が主人公で、神秘の力を宿しているという契約の箱(=聖櫃)を巡って、ナチスドイツと争奪戦を展開します。
一考古学者のくせに現役ドイツ軍の兵士やエジプトのならず者たちを素手でガンガンやっつけていくわけですが、テンポがいいので「あり得ない」なんて考える暇を与えてくれません。斜に構えて観ると当然ヘンなところはたくさんあります。
少しピックアップします。
・閉じ込めれらた遺跡の中で脱出口を見つけたが、そこに苦手なヘビがたくさんいると思わなかったのだろか?
→アヌビスの像を倒して壁を粉砕して脱出口を見つけたわけだが、そこにいたヘビたちは都合よく像に全部踏み潰させれたに違いないと脳内変換しました(笑)。
・どうして最後、インディはあんなに雑に捕まってしまったのか?
→それまで散々マッチョなアクションシーンをこなしてきたが、言ってもインディは一考古学者。あそこでドイツ兵を倒しまくってはランボーになってしまうので、考古学者として戦闘に不慣れである演出を出してきたのではないか?(笑)
・とんでもシーンは多かったけど、最後の最後でオカルト演出が来たのは違和感があった(笑)
→スターウォーズEP6の皇帝の怪光線みたいなことをルーカスは最後にやるクセがあるのかも?(笑)
この後もインディ・ジョーンズシリーズは続いたわけですが、全部四作です。案外少ないですね(笑)。エンタメに徹すると映画賞を撮りにくいと踏んだスピルバーグはこれ以降、難しめの映画を作るようになったという噂もあります(笑)。
(面白さ:★★★★★★★☆☆☆)
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