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『サマー・ウォーズ』(2009/日本)

おそらく10年前ぐらい前に観たと思うんですが、久しぶりに鑑賞しました。
こんなにこの人の映画面白かったんだ、と思い出すことができました。。

時かけとサマーウォーズまではやっぱり面白かった

『時をかける少女』も良かったですし本作も良かったので、その先の映画は劇場で観るようにしたんですが、これを超える映画はなかった印象です。
だから「細田さんはこんなものか〜」という最近の印象だったんですが、『サマー・ウォーズ』を見直して昔はやっぱり面白かったことを思い出しました!

あらすじ。デジタル世代の高校生(とってもまだガラケー世代)の主人公は、憧れのマドンナ的先輩のお願いを聞いて、先輩の実家で婚約者のふりをすることに。実家は由緒正しい旧家のお屋敷で親戚がたくさんいて、まあ大変です。そんななかでインフラのネット大障害が起きて、世界が終わりそうになるが、、っていう話ですね。

デジタルな世界で暮らす高校生が旧に田舎のアナログな世界に飛び込んで、アナログ世界の住人と協力しながらデジタルの世界で戦うという対比は面白かったです。あと憧れのマドンナ的先輩と婚約者ごっこするという設定も、思春期の人が思いつき的な妄想的な話を、おそらく”あえて”ぶち込んできてるのも面白かったです。

でもやっぱり細田さんの映画って、ご都合主義な展開が多い印象です。
『サマー・ウォーズ』は面白かったからご都合主義も許せるレベルだったのですが、他の映画はそこまで面白くないからご都合主義が浮き彫りになって、それが気になってしまいます。

時かけとサマーウォーズはまだスポンサーがそんなついてなかったはずなので、監督の自由にやれたんでしょうかね。ミスチルがEDテーマ担当しだしたらスポンサーに金積まれるんだなって印象でがっかりしちゃいますね。

ディスも入りましたが、『サマー・ウォーズ』は面白かったので見直して良かったです。

(面白さ:★★★★★★★★☆☆)


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