![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/114510855/rectangle_large_type_2_2ef26c33ac6746c525ad37bdac96c037.jpeg?width=800)
河原
秋茜が着地しようとしたところで強い風が吹いた。風に流されて秋茜は五メートルも後ろへと流されていき、バランスをとりながらふらふらと宙を舞ったのち、踵を返して何処かへと飛んで行った。
風に流されるままでもよいのだと、ただ落ちさえしなければよいのだと、その蜻蛉が言っていた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?
秋茜が着地しようとしたところで強い風が吹いた。風に流されて秋茜は五メートルも後ろへと流されていき、バランスをとりながらふらふらと宙を舞ったのち、踵を返して何処かへと飛んで行った。
風に流されるままでもよいのだと、ただ落ちさえしなければよいのだと、その蜻蛉が言っていた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?