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Sister's mercY × オバケン コラボイベント 狂気の紅茶会 ネタバレ全開の感想



はじめに

公式から公演のネタバレOKという声明が出たので、全9公演参加した感想をネタバレ全開で纏めていきます
ちなみに、本来行われている公演である畏怖咽び屋ですが・・・残念ながら、参加したことはありません。このコラボイベントが行われるまで、正直存在も知りませんでした。でも調べてみたらかなり面白そうだったので、いつか参加してみたいですね

それと、途中で2ルートに分断される時もあったので、そのシーンの時はわかりやすく纏める為に
リンリ―ルート」「グレンルート
としています

このイベントに参加した動機

さて、ではなぜそんな僕がこのイベントに参加したかというと・・・答えはいたってシンプル。
ボカロが大好きだから!そしてSister's ∞ mercYが好きだから!
そもそも僕はボカロ楽曲が大好きなわけです。そして、その中でも特にひとしずく様×やま△様が大好きで、この方々のおかげで無事(?)ボカロ沼に落ちたわけです。当然、今回のコラボイベントの楽曲である
Sister's ∞ mercY(鏡音リン・レン)
そしてその対となる楽曲である
Vampire's ∞ pathoS(鏡音レン)
を何度も何度も、それこそ何百回というレベルで聴いています。興味がある方は聴いてみてほしいのですが、その前に・・・
絶対に Sister's ∞ mercY の方から聴いてくださいね
この見出しの最後にURLも貼らせていただきます

あ、これは完全に余談ですが、この2曲も収録されているCD
"VILLAINS &HEROS"
めちゃくちゃ好きなんですよ。多分今は買えないと思うので、気になる方は音楽配信サイトで聴いてみてください。確か配信もされていたかと思います。MVはこの2曲とMEIKO⇔初音ミクの1曲ずつ、そしてKAITOの1曲以外上がっていませんが、もしかしたら今後投稿されるかもしれませんね。楽しみに待つことにしましょう。それに投稿されてイラストやMVがつく前に聴くことで1回、その後投稿された時にまた1回と実質2回考察もできるんですよ(個人的に)それで、あ、ここの解釈はこういうのもあるのか、と納得したりして、MVがつく前とついた後で曲の考察や感想も変わったりして・・・とにかくそういうのが大好きなのです。このCD、タイトル通り正義と悪がテーマなのですが、どれもカッコよかったり儚かったりで良い曲ばかりです。ちなみに鏡音以外もいます。ほぼ全曲がソロです。あとイラスト神です。めちゃカッコいいです。はい、余談終わり
なので今回、この楽曲とお化け屋敷でコラボイベントが開催されると聞いて、とんでもない喜びが沸き上がったのを今でも覚えています。しかし、それと同時に。お化け屋敷とコラボってどんな感じなんだろう?という当然といえば当然かもしれない疑問もありました。さらにもう一つ問題が。実は僕、ホラーゲームはやったことがあるものの、お化け屋敷というものに行ったことがないのです。学校の文化祭であるお化け屋敷なら行ったことがありますが、こうやって一つの施設として運営されているものには未だかつて行ったことがありません。遊園地にあるやつですら、です。Sister's ∞ mercYは好きだし、イベントには行きたいけど、僕がお化け屋敷にどれだけ耐えられるのか・・・そればかりが不安で、チケット発売まで悶々と悩んでおりました。しかし調べたら、どうやら2日間限定で”怖さ控えめ公演”というものがあるらしく。その公演に試しに行ってみようか・・・?とも考えました。だが、僕は役者の端くれ。演出はできる限り通常ので楽しみたい・・・そんな2つの気持ちがせめぎ合い、迎えたチケット発売日。とりあえず1枚は確保しておきたいと思って、通常公演の方を買いました。そして、悩みに悩んで今回は怖さ控えめを見送ることに。悩んでいる間に売り切れてしまったというのもあるのですが、それを加味しても見送る決断をしていました。それにしてもチケットの売れ具合すごいな、と。土日祝日と怖さ控えめ公演は即完売でした。僕は始まって数日目のチケットと、最終日のチケットの計2枚を購入です。・・・さあ、目次を見た察しのいい皆様はもうおわかりでしょう。なんと、あまりにも楽しすぎて、その後もチケットを買い足し、最終的に9公演も行ったのです・・・!当初は2公演、もしくはあと1公演足して3公演かなぁ・・・なんて思っていたのに、3倍です!自分でも意味が分かりません!公演が終わるごとにレポを纏めていたのですが、まさかこんなに行ってるとは思わず、メモ欄見てビックリしましたよ・・・でもそのおかげでたくさんキャストさんと絡めたし、しかも色んなリンリ―様やグレンくん、信者さんを見られたので、悔いは当然全くないです!何ならもう1公演行って10にしたかった・・・!と思うくらいにはハマりました(笑) 完全にこの”狂気の紅茶会”の虜となったのです。でも古民家に案内される道中でスタッフさんとお話ししたのですが、10公演近く参加されている方もいるとか・・・最大で何公演参加された方がいるのか個人的に気になります(笑)
長いですが、これが参加した理由です
まあ簡単に纏めると、
ボカロ、そして、Sister's ∞ mercYが大好きだったから
ということです。参加動機がシンプルすぎますね
↓以下3曲のURLです。お時間ある時にでも是非

先にこちらを聴いてください
ひとしずく×やま△様の曲全般に言えるのですが、最初はコメントを見ずに視聴することをお勧めします。もちろんこの曲も例外なく、です
この曲のリンちゃん(というか最早リンさん)めちゃくちゃ美人です。そして可愛い

今回コラボされた楽曲の対となる曲です。イケメンレンくんが観られます。Sisterが前編だとすると、Vampireは後編といったところでしょうか
にしてもサムネ悪顔過ぎますね

そしてKAITOの1曲です。先の2曲とは特に繋がりがないのですが、同じCD(HERO側)に収録されています

MEIKOの1曲です。こちらはHERO側に収録されています。下に貼ってある初音ミクの楽曲とは対になっています

そして初音ミクの1曲です。VILLANS側収録曲です。このミクちゃんの声可愛くてかなり好きなんですよね

1公演目(True end)


迎えた初日。緊張の中、集合場所へと足を進めました。方南町自体初めて来たので迷わないか不安でしたが、なんと出口すぐ横が集合場所。チケットを見せて無事受付完了。そして、全員が集まったので古民家へ案内されることに。ちなみに1公演目は5人での参加でした。荷物を預けて、ルールや注意事項の説明へ。諸々の説明が終わり、ライフタスキの配布に。紅茶が飲める方は白色、紅茶が飲めない方は赤色のタスキが配布されました。僕は全公演白色のタスキを貰ったのですが、これで赤色のタスキを掛けていて紅茶会に誘われた際のリンリー様の台詞が気になります・・・(笑) おそらく飲んだ判定でそのまま進むのでしょうが、台詞回しが同じなのか、それとも「大丈夫よ」という感じで少し特殊なものに変わるのか・・・
まあそんな話はさておき。いよいよ公演スタートです。入口の扉近くにいた人が家の右側にある部屋の扉をノックすると、家の中から「はーい」という声とともに大きな足音が・・・この時点で既に、緊張感MAXです。思ったより足音が大きく、それだけで少しビックリしていました(笑) そして扉を開けて出てきたのは、長身の男性。目は人間のものとは感じられず、早速世界観に惹き込まれていきました。そしていよいよ古民家の中へ。中は冷んやりとしていて涼しかったです。そして薄暗いので躓かないよう慎重に歩いていました(笑)
全員が部屋に入ったのを確認し、信者さんがこの家、そして紅茶の説明をしてくれます。信者さんが指を指した先には、楽曲に登場していたあのポスターが!原曲大好きな民としては、これは喜ぶしかありませんでした。信者さんが「このポスターを見て訪れたんですよね」と指を指すまでは気付きませんでしたが・・・(笑) その後探索をしていると、家のあちこちに貼ってあるのが確認できました。これは嬉しいサプライズ。
そしていよいよシスター様とご対面です。「ようこそ」と言って現れたシスター様は、一言で言うと、美人。本当に美人様で、思わず見蕩れてしまいました。何より、歓迎の笑顔が可愛かったですね。まさかあの後あんな風に豹変するとも知らずに、(ああ、美人様だなぁ・・・)と呑気に思っていました。
やがて、信者さんがシスター様に紅茶を強請ります。シスター様が紅茶をくれないとわかると、僕たち数人に「紅茶を持っていないか?」と聞いて回りました。その時の切羽詰まった表情、もし紅茶を持っていたら間違いなくあげていたことでしょう。手荷物は持ち込めないので、そんなことは不可能なのですが。そして、誰も持っていないことがわかると、突然参加者のタスキを切ったのです!あまりにも切るのが上手すぎて、この公演では(え、今のって確定・・・?それとも、切れてしまった・・・?どっち・・・?)と思わず困惑。そしてシスター様が奥の部屋に逃げるように促すので、僕たちは最奥の部屋へ。全員が入ったことを確認し、扉を閉めるシスター様。その直後、扉を思い切り叩きつけて来たのです。音も大きいしシルエットが見えるしでビックリ。心臓もバクバクしているのが伝わってきます。そして信者さんはどこか別の部屋へと行きました(シスター様によると2階に向かったらしいです)
今のうちに外に出ようということになり、シスター様と共に玄関へ向かいます。しかし、扉が開きません。どうやら信者さんに鍵をかけられてしまったようです。家に閉じ込められてしまいました。彼を正気に戻せば、家の鍵を開けてくれるかもしれない・・・シスター様がそう言うので、僕たちは協力して信者さんを正気に戻す方法を探ることになります。そしていよいよ、探索・謎解きパートのスタートです!
最初に入ったのは、信者さんに案内された和室。まずは明かりの確保のため、懐中電灯を探します。引き出しの中に人数分入っていたのでそれを使い、探索を進めることに。やがて机の上を見ると、そこには早速謎が置いてありました
謎が解け、手紙が出てきます。それを読み終えると、シスター様の言葉で次の部屋へ向かうことに。その部屋を出る瞬間、2階から信者さんの足音が!この部屋に全員で隠れることになりました。僕は咄嗟に押し入れの上段へ逃げ込みます。全員が隠れたのを見て、シスター様はどこかへ行ってしまいました。そして全員が隠れた後、部屋に信者さんの姿が。どうやら、まだシスター様を探しているようです。シスター様を探して、押し入れの上段に手をかけてきました。僕は慌てて少し伸ばしていた足を引っ込めると、ここにはいないという結論に至り、部屋を出ていきました。そして入れ違いにシスター様が帰ってきます(この時どの部屋に行っていたのでしょうか・・・?)そして彼が2階に向かった隙に、最奥の部屋を調べることに。そこには、箱が2つと計算問題が置いてありました。
計算が得意なメンバーが謎を解いてくれ、無事に箱が開きます。そして2階へ
2階へ着くと、シスター様が奥の部屋の扉について解説してくれました。この時は(当然)知りませんでしたが、これはしっかり覚えておかないと後々少し困ることに・・・
そして手前の部屋(階段側の部屋)を開け、中に入るよう促されるので、おとなしく中へ。そこには、死体が数体転がっていました。シスター様は、「見ての通りただの死体置き場」と言っていました。何を驚いているの?とでも言いたげな声音です。そして、その部屋に落ちている青い日記を見つけ、読み上げます。それは退魔師である彼がその部屋に残したものでした(残したと言っても死んでいるわけではありませんよ!)それを読み終えると、途端にシスター様が豹変。突然高笑いをしたかと思うと、この日記の男について説明が。どうやらシスター様を殺そうとしたようです。そして、そろそろ紅茶を淹れましょうと言われ、強制的に2人が選ばれました。そのうち1人は僕だったので、シスター様に言われ外に出て階段の踊り場で待っています。そして、部屋の扉を閉め、ツマミをかけて残りの3人を部屋に閉じ込めてしまいました。そのまま下に降りるように言われたので、おとなしく指示に従います
そして紅茶会へ。正直、この瞬間をとても楽しみにしていました。初公演から選ばれて嬉しい気持ちを隠しつつ、部屋に入ろうと扉を開けます。
すると、開けた瞬間に机に突っ伏している信者の男性が。一瞬、(死んでいるのか・・・?)と思いましたが、次の瞬間、ばっと起き上がったのです。そして、シスター様に紅茶を求めに行っていました。入った瞬間は動かなかったのに、シスターの気配を感じた瞬間飛び起きるとは・・・人間がいきなり飛び起きると怖いものです。記憶が曖昧ですが、おそらく僕はビクッと震えた事でしょう。シスター様が紅茶を淹れるのかと思いきや、上の者たちをここに連れてこいと命令を。この公演が始まってからまだ1杯も飲ませていただけてなくて、ちょっと可哀想でした・・・(笑) いったい彼はいつになったら、紅茶を淹れていただけるのでしょうか?
そして、僕たち2人に紅茶を淹れて頂きました。ぱっと見ホットかと思いましたが、さすがにこの暑い時期。ホットに見せかけたアイスでした。確かこの時、「外は暑かったでしょう?」みたいなことを言っていたような・・・紅茶は冷たくて美味しく、何杯でもいけるほどでした。飲み終わった後、シスター様に「もう1杯いかが?」というのでありがたくいただきました。計2杯。うん、美味しい
すると、突然外から叫ぶような信者の声が。シスターが「騒がしいですね。少し様子を見てきます」と言って部屋を出て行きました。すると、反対側の扉が突然開き、共に古民家を訪れた3人と知らない男性が入ってきました。その男性はこの夏に暑そうな服を着ているなぁ・・・なんて思いながらよく衣装を見ると、なんと、グレンと全く同じ衣装を着ていたのです。それで僕は一瞬で理解しました。(あ、グレンが助けに来てくれたんだな)と
そして彼が「紅茶を飲んだのか?」と確認を。飲んだと答えると、心配そうに何杯飲んだかの確認をされます。ここは素直に2杯と答えました。2杯飲んだことに驚き、異常はないか?もっと飲みたいとか・・・と確認。徐々にこちらに対して警戒心を上げているような気さえしました。するともう1人の紅茶会の参加者が、美味しかったんで飲めるなら飲みたい・・・と言ったのです。それにグレンは大層驚いていました。ちなみに僕も飲みたいという言葉に乗りました。楽曲を知っている身からしたらこの紅茶は危険なものだとすぐにわかったのですが、それを越す美味しさだったので。あと僕自身、紅茶が大好きなんですよね。そしてグレンの警戒心がさらに上がったような気がしました。気のせいかもしれませんが。そしてグレンの自己紹介ターン。突如参加者に向けて化け物退治をしたことがあるか?と質問。全員がさすがにないと答えるのかと思いましたが、まさかのあると回答する方が。それに驚きつつ、人間は無力だから危ないことはしないようにと忠告されました。そして牢屋で鍵を見つけたと言って見せてきました。その鍵には黄色い飾りがついており、しっかりと覚えておけば一瞬で(あ、2階の奥の部屋の鍵だ)と理解出来たのでしょうが、僕はこの時それを覚えておらず、(どこのだ・・・?)となっていました。しかし他の参加者の方が覚えていてくれていて、2階の部屋の鍵だとわかります。そして2階へ行くことになるのですが、突如リンリーが降りてくる足音が。リンリーから逃げるパートに移ります
リンリ―から隠れるときに、全員で最初に信者に案内された部屋の押し入れの上下段に分かれて隠れることに。記憶が曖昧ですが、確かグレンに「この部屋に隠れろ」みたいなことを言われたような気もします。それもあって、全員でその部屋に隠れることになったのでしょう。そして、リンリ―様が中へと入ってきました。この時は、上に2人、下に2人。あとの1人は、なぜかどこにも隠れずに部屋の壁際で死んだふりをしていました。ちなみに初手タスキ切りをされた方です。リンリ―様が割とガチでビックリしたような声音(だったような気がします)で「何をしているの?」と。そして紅茶会に連れて行かれることになりました。正直、「死んだふりをしていました」とその方が言い出した時には笑いを堪えるので必死でした。でも声を出すときっと見つかってしまうと思ったので、必死に押し殺します。
この時僕は押し入れの下段に隠れていました。息を潜めていると、上段の押し入れを覗くリンリ―様の足が目の前に。そして上段の2人に対して「出ていらして?」という声が聞こえました。押し入れに隠れていたら絶対安全だと思っていたので、普通にびっくりです。そして(これは下も覗かれるのか・・・?)と警戒していましたが、その3人を連れて部屋を出て行きました。無事に僕と、一緒に下段に隠れていたもう1人の方は逃げ延びグレンルートへ。グレンが「大丈夫か?」と部屋に入ってきました。というかあんたはどこ行ってたんだ
そして2階へ。ふとグレンの日記を見つけた部屋を覗くと、箱が開いていました。どうやら、僕たちが紅茶会を楽しんでいる間にこの部屋の謎解きは終わったようです。まあ、グレンコースの最初の謎解きなんですけどね。当然この時は知らないので、(なんだったんだろう?)という疑問が浮かび上がって来ていました。しかし関係がなさそうなので特に聞くこともなく2階の探索へ。とある和室に入ると、タンスの上にこれ見よがしに1本のボトルが置いてありました。中には黒色(だったはず)の液体。グレンが「あれはなんだ?取って来てくれないか?」と言うので、僕たちはお互い顔を見合わせどっちが行くか探ります。結局僕が行くことになり、ボトルに手をかけた直後。突如タンスの裏から信者の男性が(ヌッ・・・)という感じで出てきました。まあ出てくる瞬間は他の公演で見たときのものなので、この公演では違った出方だったかもしれませんが。ちなみに僕はこの時ボトルに夢中で、彼が出てきたことに気付いていませんでした。阿保かもしれません。背後から聞こえたグレンの「早くどこかに隠れろ・・・!」という声でようやく気付きました。多分グレンがいなかったり、何も言ってくれなかったりしたらタスキを切られていたことでしょう。
しっかりとボトルを持って、死体部屋の押し入れの中へ。なんとかやり過ごし、部屋を出ます。するとグレンが「下の人たちを助けに行く」と言って階段を下りていきました。この時、完全にキャストさん全員と別行動になるのです。まさかキャストさんと離れるタイミングがあるなんて思っていなかったのでビックリでした。しかもグレンがいない探索中にも信者は上がって来るし。
グレンがいなくなって2人で探索をしている最中。突如階段を上がって来る物音が。急いで僕は押し入れの中、もう1人の方はどこか別の部屋へと隠れます(もしかしたらタンスの裏だったかもしれません)
押し入れの襖を閉め、信者の様子を耳だけで伺います。部屋に入ってくる足音がしたので、今まで以上に息を殺し、立ち去るのをじっと待っていました。徐々に近づいて来る足音。すると、襖に手をかけるような音が聞こえました。そしてあろうことか、襖を開け始めたのです。この時僕はビックリして声が出そうになるのを寸前で抑え、静かに、しかし急いで反対側へと移動しました。押し入れは襖が2つついているものの中が左右で分かれていないよくあるタイプだったので、開けようとされている襖側と反対へ移動。そして誰もいないことがわかるとそこを閉め、今度は反対側を開けようとしてきました。なので僕はすぐに反対側へ移動。この時の気分は完全にホラーゲームの主人公でした。敵に見つからないよう息を潜めて、押し入れの中を静かに移動する。しかもアイテムを持っていたので、それも見つからないように隠しながら。音を立てたら終わりという緊張感。最高に怖くて、そして最高に楽しかったです。ちなみにこの公演では、このタイミングが1番心臓がドキドキしていました(笑)

これは自室のですが、イメージはこんな感じ
襖を両サイド開けてきました

そして誰も入っていないことがわかると、下へと降りていきました。なんとかやり過ごせたのです。その時の安心感は半端じゃなかったですね。あの高揚感は中々味わえないでしょう。そして、2人で信者から隠れながら探索をしていると、紅茶会に参加していた3人をグレンが救出し合流。ここからは常に全員で行動することになります。閉ざされていた最後の部屋を開けます。中は真っ暗なので、ライトを照らして中の様子を確認。死体が転がっているだけで特に危険はないので、中の探索へ
探索&謎解き中。唐突に信者が上がって来る声と足音が。隠れる場所がない・・・ということで、まさかの死体のふりをすることに(ちなみにグレンが言い出した)死体のふりをして信者をやり過ごします。するとグレンが「そういえばこの部屋鍵あったんだな。念の為かけておくか」と鍵をかけます。いや、この部屋の鍵開けたのグレンなんだから一番わかってたはずだよな? うっかりさんなの?と思ったのは言うまでもなくもしかしたらかなりの天然なのかもしれません(まあ捕らえられてたし・・・)そして謎が解け、1階へ。この部屋には鞄があったので、それに飲み物とこの部屋の謎を解くのに使ったブラックライトを全部入れて持って行くことになりました。ちなみにこの謎ときの際、先程見つけた飲み物を使うのか・・・?という思考回路に全員がなり、少し時間がかかっていました。無事に(?)飲み物を使うことはないということに気付き謎が解けると、グレンが静かに「君たち飲み物に囚われすぎだ・・・」ってツッコミが飛んできました。きっと悶々としている時に彼は苦笑いでもしていたことでしょう。でも下手に言うと答えになるから言えない・・・と彼も彼で悶々としていたと思います。1階へ行き、先程のヒントを参考に謎を解きます。謎が解けると、シスターの弱点が明記されているノートが発見されるので、そこでシスターを怯ませ、出口の鍵を奪う方法を導き出します。尚、倒せるわけではありません。シスターを怯ませるためには、純金の十字架が必要だという情報が。また謎を解いて見つけ出すのか・・・? と思っていましたが、なんとグレンが持っていました。なぜ奪われていないのでしょうか。そしてシスターを捜すことに。彼女は最初に会った部屋(牢屋がある部屋)にいました。牢屋の中には、先程よりも狂ってしまった様子の信者が。この信者を見てグレンが怒っていたのが印象的ですね。「早くこの人を正気に戻せ!」と言った時は、先程までのどこかクールな感じとは違っていたので驚きです。そして十字架を使い、見事シスターを怯ませ、出口の鍵を手に入れることに成功。すると、鍵の他に1冊のノートも落ちていました。それを拾い上げ、出口を確保している間に読んでおいてほしいと頼まれます。そのノートには、信者を正気に戻す方法が書かれていました。謎の空白を見て、すぐにブラックライトを使うことが判明。そしてアルコールを使うと正気に戻すことが出来るということがわかります。全てを持ってきていたので、特に移動することもなくアルコールを飲ませることが出来ます。グレンに酒を渡すと、「お前が望んでる紅茶だ」と言って差し出されたティーカップに酒を注ぎます。ティーカップで酒を飲む人は初めて見ました。そして無事に信者を正気に戻すことに成功。すると、牢屋の中である1冊のノートを見つけたと言って渡してきます。これが最後の謎解きです。それは、シスターを倒す方法でした。この謎を解くためには、今まで謎を解いた部屋を巡らねばなりません。時間もまだ(おそらく)あったことから、僕たちは全員で1部屋ずつ回っていきます。そして解き方がわかり、シスターを倒す方法も判明。シスターを倒すためには銃が必要だとわかります。でも銃なんてこの家を探索中に見かけていない・・・と思っていたら、グレンが信者に「そういえば捕らえられた時に君に銃を奪われた気がする」と言いました。最初に信者と会った部屋に行き、まだ開けられていなかった最後の箱を見つけます。しかし、南京錠の鍵がない・・・ということに気付きました。この時僕は(あ、まだ謎解きがあるのか・・・?)と思いましたが、ふと信者が「あれ?鍵がある・・・?」といった感じで自らが持っていた鍵を使います。すると、南京錠の鍵が外れ、中から1丁の銃が出てきました。それをグレンに返し、いよいよシスターを倒しに向かいます。シスターは例の部屋にいました。一瞬だったので定かでは無いですが、プロモーション画像と同じ格好(横を向いて祈りを捧げるようなポーズ)をしていたような・・・? 気のせいかもしれませんが。ここから超カッコイイシーンです
「お茶好きの神を崇め称えなさい!」とリンリーが叫ぶと「もうお前の紅茶は誰も飲まない!」とグレンが叫び、発砲。そしてリンリーの断末魔が響き渡り、彼女はいなくなります。この時真っ暗に暗転→発砲の瞬間照明が点滅という感じでした。それにパァン・・・という発砲音。尚撃ったのは一発です。一発でリンリーを仕留めました。無事にリンリーを倒し、信者も含んで全員で脱出。古民家を出る前に「ここで得たものはこの上に置いて行ってくれ。呪われているかもしれないからな」とグレンに言われたので、全員ブラックライトや鞄、ノートを棚の上に置いていきました。全員が家を出たことを確認し、グレンが扉を閉めます。そしてエンディングへ
「ありがとう。君たちのおかげでシスターを倒せた」みたいなことを言って、信者も「助けてくれてありがとうございました。願いは自分の力で叶えるしか無いですね」と自らの手で願いを叶えることを誓います。すると信者の調子が悪そうなことに気づいたグレンが「俺はこの人を病院に連れて行く。君たちも早く帰るようにな」と行って立ち去ろうとしました。しかし最後に決め台詞が
「あ、それと。もう上手い話には乗るなよ」
それだけ言い残し、信者と共に去っていきました。

きっとこれから信者さんは、新しい就職先を見つけることでしょう。まずはあの会社と上司から逃れることが先決ですが。彼には頑張って欲しいものです。グレンも一段落したらこの街を去り、また新しい化け物を退治しに行くと思います。個人的にはリンリーの仲間を追ってほしいところですが、そもそも彼女に信者ではない仲間がいるのかすらわかりません。

その後、案内人のスタッフさんが来て特典ステッカー・クーポンの配布、写真撮影があり、最後に希望者は物販とミクナビのQR読み込み会場に案内されます会場は古民家内のシスターに最初にあった場所。会場物販で買えるグッズが全て飾ってありました。ちなみにTシャツは物販のお兄さんが着ていました(信者さんと瓜二つの男性です。決して先程紅茶をシスターに求め狂っていたり牢屋に閉じ込められていたりした男性ではありません。断じて)僕はこの日、アクスタ2種(リンリー・グレン)とイメージアクキー(リンリーとグレンが描かれているやつ)を購入。これによりアクスタ4種ともコンプできたんです・・・! ちなみに特典はグレンとミクでした
写真撮影では、楽曲に登場するあの羽が生えたティーポットを持って写真を撮っていただきました。ちなみにこのティーポット、リンリ―様は使っていなかったのですが、紅茶会の部屋の照明とともに吊るされていました。特にそれに対して言及もされなかったので、ふと上を見上げないと気づけないようになっていました。隠し要素ですね

2公演目(True end)

さて、2公演目です。1公演目はできるだけわかりやすく伝えるために細かく書いていきましたが、ここからは頑張って短めにしていくよう心がけます。すみません。こう書いておきながら多分無理です。だって後になればなるほど僕も慣れてきて、どんどん書きたいやり取りが増えていくんですから
語彙力が欲しい・・・そして、短く纏められる文章能力が欲しい・・・ああ、なんて人間は強欲なんでしょうか・・・何と欲深き人の性・・・
はい、そんな話はさておいといて。2公演目のレポに移りましょう。
今回は4人参加です。ちなみに4人が、僕の参加した公演の最少人数でした。つまりこの公演が、1番キャストさんと絡めるチャンスだったというわけです。・・・まあ2公演目で慣れておらず、全然絡めなかったのですが。どのタイミングで話しかけてもいいのかわからないし。
家の中に入り、シスター様登場。そして2階へ行き、退魔師の日記を読み、紅茶会への誘い。今回は2:2で分かれました。確か挙手制だったように思います。僕は今回、紅茶会には行かず、部屋に閉じ込められる側でした。初の初手グレンコースです。初体験のルートにドキドキ。シスター様と2人が下に降りて行った後、もう1人の方が「謎を解いて退魔師を救いましょう」というので、その部屋の謎解きへ。どうやら既に数回参加されている方だったらしく、ヒントとしてパズルのピースを集めるということを教えてくれました。そしてピースが嵌め終わり、箱を開くための数字が発覚。箱を開けると、中から鍵が2つと∞マークのようなものが付いたアイテムが。この∞を模したようなアイテム、きっと2曲に∞が入っているからですよね。まあこのアイテムが本当にそのマークを模したものなのかはわかりませんが、僕には∞マークに見えました。
一瞬悩んだ末、∞マークのアイテムを使い、無事にツマミを外すことに成功。部屋の外へと出られました。ちなみにその人は鍵穴に鍵を指してそこも開けようとしていましたが、そこは鍵がかかっていなかったので特に何もなく。開かなかったのは建付けのせいっぽかったです。そのことに僕が気付いたのは、もう数公演後の話・・・
そして1階に降り、最初にシスターと会った部屋へ。そこには牢屋があり、南京錠で鎖が固定され、簡単には開かなくなっています。先程の鍵を使い南京錠を外し、木の棒を抜き取ります。すると邪魔がなくなったので、無事に牢の扉を開くことに成功。中には退魔師であるグレンが捕らえられていました。
この時僕は(なんで捕らえられてるんだ・・・?)と純粋に思いました。楽曲ではあんなにかっこいいのに、まさか捕らえられているとは思わず。シスターが言っていた「退魔師の男を牢屋に捕らえた」は、まさしくグレンのことでした。正直これを見るまでは、グレンと関係がない退魔師だとばかり思っていたので、普通にグレンが牢屋に居てビックリです。グレンは「大丈夫か?」という感じでどこかのタイミングで隙を縫って颯爽と助けに来てくれるものだと思っていました。まさか紅茶会に行かなかった参加者が助け出して合流するとは・・・しかしそのおかげで、謎解きが増えているので個人的には良い演出だと思いました。というか、多分それが理由だとは思うのですが。グレンを助け出した後、彼はさすがに少し警戒しているのか、「君たちは一体・・・?」と素性を確かめられました。「うーん・・・信者になりに来た者?ですかね?」と曖昧な返事になってしまう。そして僕たちがまだ紅茶を飲んでいないとわかると、「君たちはまだ正気のようだな。ほかに仲間は?」と聞かれるので、残りは紅茶会にいると教えます。そうして話している間にシスターが紅茶会の部屋から出て行く音が聞こえたので、紅茶会に連れていかれた2人と合流。これで全員が揃います。そしてグレンから紅茶の真実と隠れられる場所の説明が。危険が起きたらすぐに隠れるように、という忠告をして、2階に向かうことに。するとシスターの足音が聞こえるので隠れることになります。
そう言えばこの時唯一、「俺が捕らえられていた牢屋の中・・・はリスクがあるが」とも言っていました。正直隠れてもすぐ見つかるとは思うのですが、一度チャンスがあったらあの中に入ってみたいものですね
僕は今回、どこに隠れようかと悩みました。正直、前回公演で押し入れの上段は覗かれるし、気のせいかもしれないが下段には何人か入った気がするし・・・と悩んだ末、机の影を選択。どの部屋に隠れていいのかわからなかったので、全員に着いて行って咄嗟に最初に信者に案内された部屋に入ることになりました。(もしかしたらまたグレンにこの部屋に隠れるよう指示されてたからかもしれません)結論から言うと、机の影は大失敗。普通に見つかりました。「そこで何をしているの?」と。咄嗟に上手い返しが思い浮かばず、「あ、えっと・・・何も・・・」と返してしまいました。そして紅茶会へと連れていかれることに。他にも同じ部屋に隠れていた2人も見つけ、計3人で紅茶会へ。・・・ここで、今回の参加人数を思い出してみましょう。今回は4人で参加でした。はい、もうおわかりですね。なんと、2階の探索(グレンルート)は1人になってしまったのです。紅茶会に参加(リンリ―ルート)から先程紅茶会に参加した2人は解放されず、3:1で分かれてしまいました。ここで僕の推測を少し。この時捕まったのは、僕、そして先程紅茶会に参加した2人でした。おそらく逃げ延びた人がもしも捕まっていた場合は、先程の2人は解放・・・というか、また後でお誘いしますねと言われ、グレンルートに行くのでしょう。しかし、その人は捕まらず(そういえばどこ行ったんだ?別の部屋か廊下?もしかしたらグレンについてどこか別の部屋に行っていたのかもしれません)、紅茶会参加済みの2人と未参加の僕1人。そしてリンリ―様は2人以上での紅茶会の参加にこだわりがある様子・・・この場合は矛盾なく開放することが不可能なので、致し方なしに3人でリンリ―ルートになったのではないでしょうか。てっきり僕は先ほどの2人は解放されて1人で紅茶会に参加することになると思っていたので驚きでした。席は3席あるので、捕まえたのが3人までなら解放しないという風に決めていたのかもしれません。はい、推測終了。
(後の公演で知ったのですが、この推測全部外れてますね。この時はなぜか解放されませんでしたが、理由は不明です)
そんなこんなで、3人で優雅に紅茶会が始まりました。この時も僕はしっかり飲ませて頂きました。やはり美味しいです。
この時、それぞれの願いを聞いた後、話題は退魔師の男の話へ。もちろんグレンのことです。リンリーに「黒服を着た男、見ていない?」と聞かれたので、全員で見ていないと嘘を吐きます
その後「あの男はヴァンパイアの末裔だから、決して言うことを聞いてはいけない」と忠告されました。これ、楽曲を聴いている僕だからこそすぐに(あ、シスターが騙そうとしている)ってわかったんですが、楽曲を知らない人だとどっちが味方かわからなくなるものなのでしょうか。シスターが敵側だと思っていたら、実はグレンが敵側だった・・・そんなパターンを想像した人もいるのかな?とふと気になりましたね。あとここでヴァンパイア要素を出してくるとは思わず、その台詞を聞いて少し嬉しくなりました。如何せん1公演前にはヴァンパイア要素が全く無かったので。(強いて言えば悪しき者という表現ですが、ヴァンパイアと直接的には言っていなかった)
そして暫し紅茶会を楽しんでいると、シスターが出て行きました。そしてその隙を縫って、グレンが救出に。相変わらず「何杯紅茶を飲んだ?」と確認してきます
全員2杯飲んだと答えると、「あれほど飲むなって言ったじゃないか・・・!」と哀しみと怒りと驚きが混じったような複雑な感情を向けられました。ごめん、グレン。でもこの紅茶美味しいから飲みたくなっちゃったんだ
2人は2回目の紅茶会、僕は初めての紅茶会。まずは2人に「さっきも飲んでなかったか?」と問い詰めます。「飲みました。計4杯・・・」と答えると、「勧められると断れないタイプか・・・?」と。それに頷くと「典型的な日本人だ・・・」と言いました。彼は外国人設定ですが(名前的にも容姿的にも)僕たちは普通に日本人設定(というか舞台自体が日本)だったので、国民性の違いに驚いていたのでしょう。最も、日本人の気質は良く調べていたみたいですが
そして僕にも「君も飲んだのか?」と確認を。この時、目線がチラッと空になったティーカップに向いた気がします。頷くと「何故飲んだ・・・!?」と驚かれました。「断れなかった・・・」と答えると呆れたような顔をした後(多分してたと思う。ていうかしててほしい)全員に「いいか、しっかりと断ることも大事だぞ」と諭されました。肝に銘じておくことにします
けど正直、この時のグレンのリアクションや台詞が面白くて笑いを堪えきれなかったんですよね
そして全員で2階の探索パートに入ります。
2階にはいるはずの1人がいなく、グレンもどこか焦ったようにどこに行った・・・!?と言っていました。その方はどうやら1人で探索していたら信者が来たので隠れていた、と。あと普通に1人は怖かったと言っていました。(正直1人探索はちょっと羨ましい)無事に全員合流し、閉ざされていた部屋を開けます
この部屋では、鞄と酒が置いてありました。見つけてグレンに渡すと、この中の誰かのものか?という確認が入ります。当然全員違うと答え、中身を取り出すと苦笑し酒を持ち運ぶとは・・・と呟いていました。うん、それは僕も思う。わざわざ酒持って紅茶を飲みに来る人いるんだ、って。確かこの時グレンが蓋を開けて匂いを確認していました(鏡音レンだったらなんか絵的に少しまずいけどグレンなので問題なしです。設定上大人だし外国人だし
そしてその部屋の謎を解き、再度1階へ
謎を解き、シスターを怯ませ、出口の鍵を入手。そして信者を正気に戻し、銃を返してもらい、最終決戦へ
「よし、シスターを倒そう。流れ弾に当たらないように、絶対に俺の後ろにいるように」
とグレンに忠告されて、シスターの元へ向かいます
最初にシスターに会った場所に行くと、リンリ―がそこに立っています
こちらに気付き、明らかな敵意を向けるリンリ―様
「お茶好きの神を崇め称えなさい!そうすれば願いは叶い、幸せに死んでいけるのよ!2階にあった死体と同じように」(記憶曖昧過ぎますが雰囲気的にはこんな感じ)
「もうお前の紅茶は誰も飲まない!」
その台詞とともに発砲。無事にリンリ―を倒すことに成功
古民家を脱出し、扉を閉める。全員無事なことを確認し、エンディングへ
「みんな、ありがとう。おかげでシスターを倒せた」
「助けてくれてありがとう。結局、社員証だと思ってたものはただの鍵だったみたいだし・・・願いは、自分の力で叶えるしかないわね」
信者が自分の力で願いを叶えることを決意します
そしてグレンが「この人を病院に連れて行く」と言って立ち去ろうとしますが、その前に思い出したかのように最後の台詞
「あ、それと。もう上手い話には乗るなよ」
そして信者と共に去って行きました
ちなみにグレンくん、最後の決め台詞で噛みました。クールな印象だったのに噛んで苦笑いした瞬間がなんか可愛かったです

3公演目(Nomal end)

今回からの公演は全部家の中スタートです。あまりにも外が暑かったので
家の中スタートなので、当然、いきなり家の中に知らない人が入っているわけです。それに信者さんは驚き、不審者じゃないかと警戒していました
どうやら、最近近辺で不審者を見つけて警戒心が高まっていたようです。その不審者は牢屋に捕らえたと言っていました。はい、不審者はグレンです
そしてシスター様の元へ案内され、初手タスキ切り。たまたまか決めているのかはわかりませんが、必ず最前列端にいる2人のうちどちらかなんですよね。1度初手タスキ切りをされてみたいものです
今回は紅茶会へ誘われました。2人で。ちなみに3杯も飲まされました。なんでこんなに飲まされたのでしょうか。もしかしたら、グレンコースが思ったより時間がかかったのかもしれません。実際、牢屋を開けるときに若干ガチャガチャというような音がこの部屋まで聞こえてくるのですが、それが聞こえるのが遅かったような気もします。でもそのおかげで3杯も飲めたのでラッキーでした。逆にもう少し遅かったら5杯とか飲めてたのかな・・・なんてことも思ったり(笑) 2人が紅茶を飲み終わる度に「もう1杯いかが?」とリンリ―様に勧められました。断ることもできず(というかシンプルに紅茶を飲みたかった)2人とも3杯飲みました。美味しいので何杯でもいけるんですよね。このことをグレンに言ったら見限られそうですが。あとあの小さ目なティーポットに6杯分も入っていたんだ・・・と驚きが。味も変わっていなかったので、きっとまだまだ余裕はあるのでしょう。意外と内容量は多く入るようです。まあ1杯の量も少なめ(カップの半分くらい)ですし。そしてようやくグレンを救出し、全員合流。グレンに「何杯飲んだ?」と聞かれ、素直に3杯と。かなり驚いていました。多分、最初にこれだけ飲むのも珍しいのでしょう。最大でどれくらい一度に飲まされた方がいるのか気になります。参加した9公演では、基本的に1~2杯で、3杯なのはこの公演だけでした。4杯以上の公演はありませんでしたね。「3杯・・・!?結構飲んだな。なぜそんなに飲んだ?」と。なぜ、と言われても・・・という感じなのですが、「勧められたので断れずに・・・」と言うと、「いいか?しっかりと断ることも大事だぞ」と、人生の大切な事のように諭されました。肝に銘じておきます。前回も言われたので、2回目の忠告ですね。その後僕たち2人は念の為警戒しておくと言われ、若干警戒心を持たれました。まあ3杯も飲んだんだから当然ですよね。でもそれによって他4人と対応が変わるわけではないので、(本当に警戒してる?)と思う瞬間もありましたが(笑)
そして「化け物退治はしたことあるか?」といつもの質問。今回の参加者は「ゲームでならある」と答えました。それに僕も乗ります。実際アクションゲームとかホラーゲームで戦うことは多いし。それにグレンも驚いて「ゲームでならあるのか・・・!?」と言った後「ならわかっていると思うが、これは危険だ。絶対に俺の後ろを離れないように」といつもの忠告が入ります。この後離れる瞬間あるじゃんというツッコミはなしで
そしてリンリ―から逃げるターン。今回は全員、最初に信者に案内された部屋の押し入れに隠れました。結果は全員捕まる。まあ隠れていた場所が2ヶ所だったので、見つかると一気に捕まるんですよね。6人とも捕まったので、グレンコースは誰が行くんだ・・・?とこの時の僕は思いました。すると紅茶会の部屋に入った後、リンリ―様が「あなたたちはさっき紅茶を飲んでいただいたので、また後でお誘いしますね。そこで、待っていてください」と言って最初に紅茶会に行った2人が牢屋の部屋に追い出されました。それをすかさずグレンが「大丈夫か?」と現れ救出。そして2人でグレンコース(2階)へ行くことに。というかグレンはどこ行っていたんだ
ドリンクを探している時に押し入れを開けたら、中に信者が潜んでいました。めちゃくちゃ油断して開けたので思わず「うわ!?」と言ってしまいました。多分一緒にいた人も油断していたのでしょう。(おそらく)僕の声に驚いている声が聞こえました。入口側からグレンが「まずい・・・急いで隠れろ・・・!」と言うので、急いで死体部屋へ。そこの押し入れに、2人で隠れます。今回は下段に隠れました。上段は簾状なので安心感が少しありますが、下段は扉式(しかも取っ手もなく外開き)なので、うっかり開いて見つからないかヒヤヒヤ。なんとかやり過ごし、信者が下に降りたのを確認して再度探索へ。確かこの時にグレンが下の階の人を助けに行くと言って降りて行ったような気がします
そして再度探索へ。この時はお互い情報共有をしながら探索していました。きっと、これがいけなかったのでしょう。なんと、気づいたら信者が部屋の前まで来ていたのです。「何を喋っているの?」と言いながら信者が入って来て、入口側にいた女性が隠れる隙も無く捕まってしまいました。運よく僕は部屋の奥にいたので、急いでタンスの裏へ。けど正直、普通にその瞬間を見られていたような気もするので、(ああ、これ捕まるかな・・・)なんて思いながら身を潜めていました。耳をそばだてると、タスキが切られるビリビリという音が。静かというのと割と近くにいたということもあって、その音が聞こえてきました。僕が見つかるのも時間の問題だと思いながら身を潜めていましたが、そのまま「さあ、シスター様の紅茶会へ行きましょう」と言ってその女性だけを連れて下へと降りていきました。運よく僕は彼女から逃れられたのです。きっとあの瞬間に咄嗟の判断でタンスの裏に行かなかったら捕まって紅茶会へ連れて行かれていたでしょう。
さて、ここで今までの文章を見返してみてください。4人は紅茶会に行ったまま未だ帰って来ず1人はたった今信者によって連れて行かれてしまった。これにより起きたことは、完全に1人きりになってしまった、ということ。前回公演の人と違ってグレンもいない中で1人です。あまりにも唐突だったので驚きつつも、正直この展開にワクワクしていました。当然、誰もいないことに若干の恐怖感もあるわけですが。いうてこのコースは2回目で、2階の構造や部屋を完璧に理解しているか?と聞かれたらいいえ、と答えてしまうでしょう。しかし念願の1人探索のお時間です。なんとかして手がかりを見つけたい一心で探索を再開します。といっても今いる部屋はほぼ見終わったので、もう一度引き出しを全部開けたりタンスを覗いたりするぐらい。この時僕は、過去2公演の記憶を思い起こします。(酒はともかく、水はどこいった・・・?)となったわけです。でも最初の公演ではこの部屋に酒もあったはずだし・・・と思いながら、再度隈なく捜索します。しかし、どれだけ細かく見てもその2本が見つかりません。頭の中が(?)でいっぱいになりながら、過去公演で行ったことのないキッチン・トイレの方へ。ここで僕はとあるミスを犯しました。なんと、食器棚の上にしっかりと水が置いてあったのです。それに気づかずにスルーしました。やっぱり阿保かもしれません。でも水に関しては特に関係ないのでいらないといえばいらないのですが、見落とすのはよろしくないですね。キッチンのシンク、トイレ。そこを見ても何もないので、食器棚を見ようとした直後。突如階段から「さっきから何をしているの?2階から物音がしているのはわかっているのよ!」という声と、階段を上がる音が聞こえたので、再度飲み物の探索をしていたあの部屋の中へ。またタンスの裏へと隠れました。この時、部屋まで入って来たような気配がしたので(あ、これ押し入れの中が正解か・・・)となりながら身を潜めていると、「隠れるのが上手なのね。でも、絶対に見つけ出してみせるわ」みたいなことを言って、下へと降りていきました。もしかしたらその後、死体部屋も覗いていたかもしれません。そして階段を下りる音を聞いて、探索再開。したすぐ後。またしても階段を上ってくる音がしたので、今度は押し入れの中へ。しかしその足音はグレン御一行だったので、安心して合流しました。ちゃんと5人ともいます。僕が押し入れから出たことで安心したような表情を浮かべ(たような気がする)「無事か?」と確認。それに「はい」と頷き、「よし、これで全員だな」と全員がしっかりいることを確認。そして見つけた液体の報告を終えた後、閉ざされている部屋を開けます。
そこからはいつも通り探索を続け、ついに信者を正気に戻す方法の謎まで辿り着きます。ちなみに死体のふりはしませんでした
信者を正気に戻す方法がアルコールだと発覚。しかし、ここで悲劇が。なんと、肝心なアルコールがまだ見つかっていなかったのです。アルコールを探すために、1階を巡ります。なぜ1階だったのかはおそらく、僕たちが1階にいた事、そして関係ない液体(コーヒーやオレンジジュース)は全て2階で見つけたので1階にあるのではないかという先入観。その2つが合わさって、こうなったのだと思います。ちなみに僕もそう思っていた1人でした。過去2公演では、グレンコースの数人で探索中の部屋に隠してあるか、暗闇の部屋の机の上にドンと置いてあるかのどっちかだったので。置き場が変わってると知って、僕も演技抜きでガチ焦りで探していました。1階(主にしっかりと探索はしていなかった紅茶会の部屋)には何もなく、どこにあるのかと考え込む全員。ふとグレンが「他に探索していない所は?」と聞いてきました。この時、僕以外の全員は(そんな場所あったか・・・?)みたいな反応でしたが、僕だけは唯一心当たりがありました。それをグレンに伝えます。「あ、2階のドリンクが置いてあった和室の隣にあるキッチンみたいな場所・・・少し入っただけで、しっかりとは探していないです」と言うと、全員「そういえばそんな部屋があった・・・」みたいな反応をしてくれました。そして「2階だな。よし、行ってみよう」というグレンの声もあり、全員で2階に向かうことに。ちなみに道案内も兼ねられたのか、僕が先頭でした。というかこの公演、気のせいか先頭で動くことが多かったような・・・?まあそれはどうでもいいですが。できれば初参加の方に行っていただきたかったというのはここだけの話
そして2階のキッチンへ。しかし、そこにはさっき僕が見落とした食器棚の上に置いてある水があるのみ。思わず崩れ落ちましたよ。しかし他の参加者の方が「もしかしたら酒かもしれない」というので、それを渡します。その人が匂いを嗅いで「水だ・・・」と言ったので、外れだとわかりました。であればどこにあるんだ?と2階の探索へ移行します。僕はなんとなく2階の最初に入った部屋である死体部屋に行きました。まあ他の部屋は皆が入ったので消去法でそこになっただけだったかもしれませんが。この辺りの記憶は定かではないです・・・
この時スピーカーから残り時間が告げられていたので、僕たちの焦りもピークでした。その焦りもあって、探索が疎かになってしまったのかもしれません
そしてアルコールを探している間に時間切れに。グレンが「時間がないな・・・仕方ない、脱出しよう」と言ったので、信者を置いて古民家から脱出。ちなみにグレンは最後尾で僕たちの安全を確保する役目があったので、階段に1番近かった僕が先頭で行きました。はい、最後まで先頭です
そして出口へ。当然僕が先頭なので僕が開けることになりました。鍵はグレンが外しておいてくれていたので、そのまま脱出。取り敢えずドア傍で扉を抑えていました。最後にグレンが出たのを見て、バトンタッチ。彼が扉を閉めます。そしてエンディングへ
「ありがとう。おかげでこの古民家から脱出できた。しかし、シスターを倒せたわけではないから、またどこかで悲劇は起こってしまうだろう。俺はまたシスターを追う。君たちは、あまりこのことに関与しないように」
そして参加者が持っているノートを見つける
「この家で得たものは呪われている可能性があるから、俺が処分しておこう」と言って参加者が持っていたノート(もしかしたらドリンクもあったかも)を回収しました。おそらく、この時はグレンが最後尾にいた事、急いで古民家から脱出するということで置き場やタイミングがわからず、外にまで持ってきたんだと思います。それをしっかりグレンが回収したので問題はないです。そして例の決め台詞です
「それと。もう上手い話には乗るなよ」
そう言って1人で去って行きました。

彼はきっとこの先もシスター・リンリ―を追い続けるのでしょう。いつか倒せる日が来ることを、僕たちは祈っておくことしかできません
中にいる信者さんは・・・いや、このことを考えるのは無しにしましょう。きっと彼女は、幸せなままなのですから・・・

ちなみに気になることがあるのですが、これグレンくん地味に詰んでませんかね?銃を取り返せなかったので、彼が今持っているものは純金の十字架のみです。あの銃が市販されているものなのか、それとも対・怪物用に何かしら特殊なものなのか・・・前者なら外国行けば買えるでしょうが、後者なら再度手に入れるのが大変そうですね。それこそグレンの出身国や彼が持っている銃を手に入れた場所に行かないとどうしようもないです。でもそしたらシスターを追うのがまた振り出しですけどね
でもきっと執念でシスターを見つけ、いつか倒すと思います
なにせそれが、彼の仕事なのですから

4公演目(True end)

今回は紅茶会へ誘われず、グレン救出ルートへ
僕が箱の鍵を開けたこともあり、鍵開け担当になりました。無事にツマミを外し、グレンが捕らえられている牢屋へ
今回、少し台詞を交わしてみたいと思っていくつか事前に考えていたんですよ。そこで、このタイミングで言える台詞を試しに振ってみました。まずグレンが「誰かいるのか?」と聞いてきたのですかさず僕が「退魔師さんですか?助けに来ました」と言うと、「ありがとう」と返してくれました。正直返してくれないかもと思っていたので、これは嬉しかったですね。まあグレンもグレンで台詞が返って来るとは思わなかったかもしれませんが
そして南京錠を外そうと試みます
えっとですね、開けるときにあまりにも不器用すぎて中々鍵を外せないという悲劇がありました。同行の方も(違うのか・・・?)という感じで焦っていましたし、正解だと知っているはずの僕でさえ(まさか、変わったとかないよな・・・?)と心配になるほど。というか見かねて(見えてないけど)グレンが「大丈夫か?」って心配してきたような気がします。思わず「助けてください開きません」なんて口走ってしまいましたよ。気のせいかもしれませんが、「おい」ってツッコまれたような気がします。それがグレンなのか一緒にいた方なのかはわかりませんが。何はともあれ、無事に鍵が開いてグレンを救出することが出来ました。謎は比較的すぐ解けたのに、まさかここで苦戦するなんて思いませんでしたよ。さて、ここで1つ言い訳を。その部屋薄暗くて鍵が見えにくかったんですよね。で、手に入れた鍵は2つ。どっちが正解かわからないし薄暗いしで時間がかかりました。はい、言い訳終わり。まあ僕が不器用だっただけなんですがね。
多分グレンも牢屋の中で焦っていたと思います。(どんだけガチャガチャやるんだ・・・?)って。捕まっている人にまで心配されたような気がしますよ。まあそんな話はさておいて
救出すると、廊下側にあるカーテンを閉めてくれと言うので、近くにいた2人が閉めます。そして「ありがとう、助かった。ここへは君たちだけで来たのか?」と尋ねられます。人数が全部で6人であることを告げると、神妙な面持ちをして「残りの2人はあそこか・・・」と呟いた後、「シスターはもういないか?確認してくれ。バレないように、慎重にな」と指示されました。(嘘だろ・・・!?)と思いながら、僕が扉近くにいたのでそっと扉を開けて中の様子を確認。中のタンス(食器棚だったかも)で死角になっていてシスターの姿は見えないが、紅茶会の2人が親し気に誰かと話しているのを見て、まだシスターがいると判断。「いますいます」と言ってそっと扉を閉めました
この時に思い切り扉を開けて気付かれていたらどうなるんでしょうか。普通に紅茶会へ参加させられるような気もしますが、そもそもこの演出がイレギュラーかもしれません。紅茶会が長引いたのか、グレンの救出が早かったのか・・・いや、おそらく後者はないですね。主に僕が遅かったので。きっと、紅茶会で2人がシスター様と盛り上がっていたのでしょう
僕がまだシスターが中にいることを告げると、「そうか・・・一度この部屋に身を潜めよう。全員奥の壁の方へ行っておいてくれ」と言われ、4人で壁際へ。そして少しした後、シスターと信者が2階へ行く足音と声が。その隙にグレンが「今のうちだな。全員、その部屋へ入ってくれ」と言うので、僕が扉を開けて中に入ります。何故こんなにも扉側にいることが多かったのでしょうか
そして飲んだ紅茶の杯数の確認。どうやら今回は1杯だったようです。そして紅茶の真実と化け物退治の有無についての質問。そして探索パートへ入ります
いつもの如く、シスターが2階から降りてくる音がしたので隠れることに。今回は部屋の指定がなく、どこかに隠れろ、とだけ。今までので紅茶会の部屋は全部覗かれることがわかっていたので、そこを出て牢屋のある部屋に。なぜ一度入ったのかというと、僕が気付いていないだけで机の下とタンス以外に隠れられる場所がないか確認する為です。結果から言うとその2ヶ所しかなかったので、ここでは駄目だと思い、隣の牢屋がある部屋へ。なぜ僕は最奥の部屋ではなく牢屋の部屋に行ったのでしょうか。この時の僕の心情は覚えていませんが、僕の性格上(牢屋に隠れられるのでは・・・?前の公演でグレンも言ってたし・・・)と思ってその部屋に入ったのでしょう。あわよくば牢屋内に隠れようとして。その部屋に入った途端、牢屋扉の影に人影が見えました。タスキを付けていなかったので、一瞬信者かと思いましたが、その人物の正体はグレンでした。(いつもここにいたのか・・・)と謎の納得感。そして牢屋が全開きになっていることに気付いたのとグレンがその影に隠れていたことから、牢屋の中は不可能だと判断。諦めてシスターの机の影に隠れました。ちなみにこの時、紅茶会の部屋→牢屋の部屋という感じで移動したのですが、僕が牢屋の部屋に入って身を潜めた直後グレンがこっちを向いて(大丈夫だ)みたいな感じで頷いてくれました。まあ結果的に全然大丈夫じゃなかったんですけど
正直、グレンが同じ部屋にいるってだけで見つからないと思い込んで油断していました。普通に中に入って来て、普通に見つかりました。机の傍から覗き込んで「そこで何をしているの?」と。グレンは僕とシスターが話している間に部屋を出て行きました。僕はその瞬間をバッチリ見ていました。せめてアイコンタクトを・・・と思ったのですが、少なくとも僕が見た限りではこちらを振り向かずに出て行きました。まあシスターに目が向いている間に見ていた可能性はありますが、それを視認していないので。なんかグレンに裏切られた気分です
グレンがリンリ―に見つかったら話がややこしくなるので仕方ないんですけどね。俺が皆を守るっていうあの雰囲気は何だったんだ
ちなみにこの時の紅茶会は2人でした。捕まったのは4人でしたが、そのうち2人は既に紅茶会に参加していた2人だったので解放。グレンルートへと行きました。残りの2人は上手く部屋を移動して逃げていたようです。それが正解だと納得。隠れるのではなく逃げるのが正しいんだと学んだ瞬間でした。
まあやりたいことがあったので捕まったのは結果的に嬉しいことなんですけどね。できれば逃げ切りたいという欲もあるわけです。本当、人間って強欲ですよね
リンリ―が紅茶を飲むかを確認。一緒にいた男性は飲むことを選択。それに対し「嬉しいわ」と楽しそうに言っていました。しかし僕はこの公演で初めて”飲まない”と言う選択を取ることを決意しました。紅茶を飲まなかったらタスキを切られるというのは事前説明で聞いていたのですが、どういう感じで切られるんだろう?もしやリンリ―様が切ってくださる・・・?など仲間的には非常によろしくない思想が頭を過ってしまい・・・これ多分、僕が役者を志しているからこそ気になってしまったのではないかと思っているんですよ。だって色んなパターン見たいじゃないですか
「飲みません」と言うと、途端に苛立ったような表情に変わります。先に一緒にいた男性が飲むという選択をしたことで、より表情に変化が出ていて怖かったです。「あら、どうして?」と言って、少しこちらに近づいてきます。紅茶を断ってもすぐには切られず、「何か飲みたくない理由がありそうね?」と尋ねられます。そこで事前に考えていた台詞を
「飲むと・・・あの信者さんのようになってしまいますよね・・・?」と尋ねました。実際、断る口実としてはこれしか思いつかなかったのです。タスキは白だから紅茶を飲めるって知られてるし、やっぱりやめときますだとなんか違和感あるし・・・と考えた結果、紅茶で狂ってしまった信者がちょうどいいのでは?という結論に至ったのです。リンリ―は笑って「気にしなくていいのよ。そんなことはないから」と優しく告げます。さっきの表情を見た後なので、この優しい声色が逆に怖かったです。「さあ、紅茶を飲みますね?」とまた尋ねられます。今度は、拒否を許さないといった感じで。しかし、僕も確固たる意志を持っていたわけです。何度聞かれても「飲みません」と断り続けました。「あなたは叶えたい願いがあってここに来たんじゃないの?」と。少しずつ苛立ちをみせるリンリ―。すると怒りを込めた目と声音で「じゃあこうしましょう。紅茶を飲むか、あなたが大事にしているその紐を切られるか、どちらか選びなさい!」と言われました。きっとこれが最後の確認だと思い、僕は先程と変わらない、強い意志を持った声で「飲みません」と告げました。すると「そう。じゃあこの人が紅茶を飲んでいるのをそこで見ていなさい」と言われ、ついに男性に紅茶が差し出されました。
そして彼が紅茶を飲むのを嬉しそうに見つめるリンリ―。「どう?美味しいでしょう?」と聞き、「美味しいです」と答えていました。記憶が定かではないのですが、今までは美味しいかどうか聞いていなかったように思います。もしかしたら僕に紅茶を飲ませるためにわざとそう言う台詞を追加したのかもしれません。普通の美味しい紅茶だから大丈夫、とでも言わんばかりに。
そして飲み終わると「全部飲んでくれるなんて嬉しいわ!もう1杯いかが?」と2杯目を勧めます。それを受け取り、飲み終えると彼に対して嬉しそうな表情を向けた後、僕に対して「どう?飲みたくなったでしょう?」と尋ねてきました。それでも「飲まない」と言うと、あからさまに怒りを出してきました。2人に対して、わかりやすく態度を変えるリンリ―。彼に対しては嬉しさ、僕に対しては苛立ちを向けてきました。頑なに飲まないと言い続けていると、ついに諦めて「じゃあ、命と同等の紐を切るわよ」と低い声で言いました。「立ちなさい」と言われ、素直に従います。「そこの壁に手をついて立ちなさい」と言われたので壁に向かいます。この時わかってはいたのですが一応「・・・両手?」と聞いておきました。「ええ、そうよ」と呟き、僕が指示されたとおりに壁に両手を付け、背中をがら空きの状態にします。すると家中に響き渡る声で信者の女性を呼びました。終わった後に聞いた話なのですが、この時のリンリ―の声はグレンコースの人には聞こえていなかったらしいです。もしかしたら押し入れとかに隠れていたから気づかなかったのかもしれないとは言っていましたが
そして信者がやって来ると、「こいつ、紅茶を飲まないらしいから、タスキを切ってしまいなさい!」と指示を出します。信者も「はーい」と了承し、背後から僕のタスキを切りました。どうやらシスター様は自分の手を汚さないお方のようです。タスキを切るのは信者の役目だったんですね
ちなみに一緒にいた男性が終わった後に言っていたのですが、やはり彼もシスターが切ると思っていたようです。まさか信者が呼び出されるとは思っていなかったと話していました。僕もリンリ―が切ると思ってたから普通にビックリです。正直リンリ―様に1度切られたいがために紅茶を断ったというのもあるので。いや、その前の公演で3杯飲んだっていうのもあるんですけどね(2公演連続参加)でもそのおかげで2階は今までよりは安全に探索できたと思います。僕1人が犠牲になって
タスキを切った後、リンリ―が信者に「ご褒美をあげましょう」と言って紅茶を淹れます。それを嬉しそうに飲み干し満足気に信者が部屋を出る時、すれ違いざまに「シスター様の紅茶を飲まないなんて、可哀想な人ね」と哀れみの目を向けられました。そしてリンリ―も「新たな迷い子を救いに行きましょう」と言って部屋を出て行きました。これ、多分歌詞の要素を入れてくれましたよね。たまに見える楽曲要素がまたあって嬉しい気持ちです。
そして入れ違うようにグレン登場。入ってきた部屋から察するに、おそらく牢屋の部屋で隙を伺っていたのでしょう。「紅茶を飲んだのか?」と確認。しかし、おそらく彼は気づいていたと思います。まず、隣の部屋にいたとしたら間違いなく声は聞こえているはず。そして、僕が立っている事、タスキを付けていないこと。諸々合わさって(紅茶を飲まなかったのか)という結論にはなっていたでしょう。それでもしっかり確認はするようです。男性が「僕だけ飲みました」と言うと「異常は?」と確認。特にないと答えると、そのまま「みんな2階にいる。俺たちも行こう」と特に飲まなかったことに言及されるでもなく2階に行くことに。でも部屋を出るときに僕の方を見て(飲まなかったのか)みたいな表情をして頷いた気がします。いいように
記憶を改変しただけかもしれないが。多分2人が紅茶を飲まなかったら、「飲んでないんだな」みたいなこと言われたんだと思います。僕には表情だけ投げてきました
そして2階に行き、いつもの探索ルート(全員合流のグレンコース)へ
真っ暗な部屋を探索中、信者が上がって来る足音が。前の時は即「死んだふりだ・・・!」って言ったのに、今回は悩んでました。というかこっちにアイディアを求めてくるという展開に。とある人が「死んだふりとか・・・」と呟くと、「本気で言っているのか・・・!?」とグレンが焦りと驚きの込めた声を。しかし着々と迫る足音に「時間がない、とにかく死体のふりを・・・!」と言うグレンの指示で、全員が死体のふりをします。前はこれでやり過ごせたのに、今回は「あなた、生きているんでしょう?わかっているのよ?」とタスキを切られていない数人に確認を。(もしや今回はこの作戦は失敗なのか・・・?)と思いましたが、誰も答えないでいると「全員死んでる・・・!?これじゃあ紅茶が・・・!」みたいなことを言って去って行きました。この時は微動だにしない、が正解のようです
無事に全員やり過ごし、部屋の探索を再開します。すると、1人が酒の入った鞄を見つけます。グレンがそれを見て、近場にいた数人に「これは君のか?」と確認を。すると、1人の男性が「ああ、そうかもしれません」って言ったんです。これには僕たちも、当然グレンもビックリ。思わず探索の手が止まっちゃいましたよ
「紅茶を飲みに来たのになぜ酒を持ってきた・・・!?」とグレンが聞くと、「割って飲もうかと思って」と返していました。もうその場は笑いですよ。さっきまでの緊張感はどこへやら、です。その人のおかげでだいぶリラックスはできましたけど、笑い声で信者が上がってこないか心配にはなりましたね(笑)
そしていつも通り探索を終え、手紙が出てきます。この公演では何故かグレンが「俺が読もうか?」と言って手紙を受け取ります。しかし、上手く渡せずに落としてしまいました。ここから数回怪奇現象が起きるのですが、まあそれは後程
グレンが紙に書いてあることと違う言い回しで(多分わかりやすく伝えるために)読み終えた後、多分誰も触っていないのにいきなり机の上に置いていた酒が落ちてきたんです。立てて置いていたので転げ落ちたとかはないし、机の衝撃があったとしてもそうやって落ちるとは思いにくい落ち方。なぜ落ちてきたのかは気になりますが、きっと衝撃か何かが偶然にも不可思議な落とし方をしたのだろうと僕は意味不明な納得をし、酒を元の位置に戻しておきました。すると今度は、グレンが読み終えた手紙をタンスの上に置いていたのですが、微風か何かでそれも落ちてきたんです。この部屋だけで3回も物が落ちています。色々落ちてきたことで、さすがのグレンも苦笑い。手紙は彼が拾い上げてまたタンスの上に置きました。一体みんなで何をして遊んでいるのでしょうか。主に、手紙を渡した人、僕、グレンで
そして1階へと向かうことに。この時、見つけた酒を持って行くか?と言う話になります。えー、ちなみに全員経験者です。この後アルコールが必要なことは全員わかり切っています。ちなみに全員経験者ということは、始まる前にスタッフさんが教えてくれました
酒も入った鞄を持つとグレンが驚いて「酒を持って行くのか・・・!?」と言っていました。みんなが念の為と言って彼を納得させます。誰かが「脱出した後みんなで乾杯できるし」って呟いていました。あととりあえずということで、他の飲み物も全部持って行くことに。言い訳は「酒飲めない人でもこれで乾杯できるから」です。必要ないことはわかり切ったうえで持って行くんです。あくまでこれは初見、今初めて起きていることで、気になるものはすべて持って行くに限るという役柄ですから。そう、これは客ではなく僕たちも全員1キャストなんです。まあそんな話は今はいいですね。次行きましょう
そしてシスターの弱点が判明し、鍵を奪い、出口の確保に成功。信者を正気に戻す方法も解けました。
信者にアルコールを飲ませるときに、グレンがものすごく躊躇していました。「本当に酒で良いんだな・・・?」と何度も念入りに確認。なぜそんなに疑うのかというと、「どうしても酒で元に戻る気がしない」でした。それでもなんとか6人でグレンを説得。無事に酒を飲ませることに成功し、信者が正気に戻りました。そしていよいよ最後の謎解きです。
謎を解くためには、謎解きの問題が置いてあった部屋を全て巡る必要があります。この時信者は「シスターが来るかもしれないから見張っておく」と言ってその部屋に留まりました。どうやら信者がその部屋に留まる理由は2つあって
「体調が悪いから残る」
もしくは
「シスターが来るかもしれないから見張っておく」
でした。公演ごとに変わるのか、経過時間によって変わるのか、それともキャストさんの気分なのか・・・どれなのかが非常に気になるところです
そしてシスターの倒し方を導き出し、あのカッコいいシーン
今回は何故か2発撃ちました。照明が2回点滅したし音も2発あったので、確実に2発撃っていたと思います。そして古民家を脱出し、エンディングへ
今回立ち去り際面白いシーンがあったんです
グレンが信者を連れて立ち去った時、歩きながら信者とグレンが会話しながら去って行ったんです。信者が「病院はどっち?」と聞くと「あっちの方だ」と歩き出します。すると信者が「歩いて行くの・・・?」と。グレンは頷いた後、黙って歩いて行きました。もちろん全員爆笑していました。確かにこの暑い中、そして体調が悪い中歩かされる信者さん・・・グレンくん、結構悪魔かもしれません。絶対にタクシーを使った方がいい

今回全員経験者だったこともあってグレンに「この鍵に心当たりは?」や「花・・・どこかにあったか?」「赤い箱ってどこかで見たか?」と聞いてきたときに皆即答していると、「君たち記憶力が良いな」と呟いていました。
最後のアルコールの謎を解いている時、残り5分って聞こえてきて(これはもしかしたらまた時間切れになってしまうのか・・・?)と思っていましたが、なんやかんや2問とも時間内に解き終わってシスターを倒すことが出来ました。おそらく、シスターの倒し方の謎を解いたら残り時間関係なく最後のシーンまで行くんだと思います。実際終わった後時間が押したって言っていましたし

そういえばこの公演でとても優しい方がいたんですよ。特典ステッカーを引いた時、リンリ―4、グレン2で綺麗にリンレンだけ出てきたんです。ちなみに僕はグレンでした。でもこの前にグレンは手に入れていたので、とりあえずリンリ―を手に入れたいと思って交換してもらおうとしたんです。すると「よろしければ差し上げますよ」と。「いいんですか?」と確認すると、「このイベントに参加したかっただけなので」と言ってリンリ―様を譲ってくださいました。どうやらオバケン常連の方だったみたいです。スタッフさんが言っていました。まさかのグレンくんとリンリ―様を手に入れられるとは・・・!本当にありがとうございます・・・!

5公演目(True end)

今回、グレン役のキャストさんが違いました。5公演目にして初めて別のキャストさんグレンです。ストーリーの大筋は当然変わりませんが、細かいところがキャストさんによって少し変わっているところもありました。その変化を探すのもまた楽しい

今回も紅茶会に誘われる2人は挙手制でした。と言っても、誰も手を上げないのでリンリ―が「あなたはどう?」と1人に問いかけます。その人は行くと言うので部屋の外へ。「できればもう1人いると嬉しいのですが・・・」と言って2人目を選び出します。相変わらず誰も手を上げないので、リンリ―が「誰もいないなら私が決めましょうか?」と。すると、今度は僕に「あなたは?紅茶会に参加してくださる?」と尋ねられます。この時素直に「行きます」と言っても良かったのですが(というかそうするつもりだった)ここで1つの疑問が。ここで断ったらどうなるんだろう?とまたよろしくない考えが頭を過ります。もしかしたら今度こそリンリ―様にタスキを切っていただけるかもしれない・・・なんて意味不明な淡い期待もありつつ。「あ、えっと・・・叶えたい願いが大きいので、後でゆっくりという形でもよろしいでしょうか?先に他の4人の中のどなたかに行っていただいて」とあくまで参加はしたいけど後程ゆっくりがいい・・・といった感じで断りました。するとリンリ―は「ええ、もちろんいいわよ」と言って他の人の元へ行きました。どうやらこれだと断った判定にならずタスキは切られないようです。まあ断り方も断り方だったのでしょうが、いつもと違うパターンだと素直に頷きたくないんですよね。あとはグレンコースがシンプルに楽しいというのもあるのですが。(でも切られないなら紅茶会に行けばよかった
そして2人目が決まり、残りの4人は死体部屋に閉じ込められます。さあ、グレンコースのスタートです
はい、また鍵開け担当になりました。この役楽しいからいいんですけど、誰かに代わってほしいかも・・・と思ったり。そして謎が解け、例の鍵を見つけ出し、グレンの救出へ

もしかしたらこの時、経験者だとバレていたかもしれません。なので僕はあえて何も知らないふりをするために「牢屋ってどこにありましたっけ?」や場所を教えられた時に「ああ、あそこか」とわかりやすく惚けてみました。まあ結局その後の行動や台詞の掛け合いでバレていたとは思うのですが。それにあのタイミングで紅茶会への参加を断ったことも含めて

牢屋の前に着くと、「誰かいるのか?」というグレンの台詞。この時僕は(いつもと声が違う・・・?)となりました。明らかに今までのグレンとは声が違ったのです。でもそのまま考えてた台詞である「2階の部屋に日記を残した退魔師さんですか?」と問いかけてみます。でもそのすぐ後で紅茶会の部屋から話し声が聞こえたので慌てて「助けに来ました」と告げ、南京錠を開けようと試みます。すると牢屋から「ありがとう。助かるよ」的なことを言われた気がします。この時既にガチャガチャ始めた後だったので、あまり聞いていませんでした。ごめん、グレン。
そして無事に鍵が開き、グレンを救出。やはりキャストさんが変わっていました。グレンが出てきた後、「助かったよ、ありがとう。お、君たちはまだ正気みたいだな」と言って人数の確認をされます
するとシスターを信者が部屋を出る音がするのでグレンが「まずい・・・!皆、早くその机の影か牢屋の中に隠れて・・・!」と言いました。僕は咄嗟に(近くにいたということもあって)牢屋の中へ隠れます。4人いたので、2:2で牢屋と机で分かれました。そしてグレンが少し牢屋の扉を閉めます。完全に閉め切るわけではないので、明かりはしっかり入って来ていました。そのおかげで恐怖感は薄れたように思います。
そして2人が去った後、「もう大丈夫だな」と言って扉を開けてくれます。そして僕たちは牢屋を出ました。まさかこのタイミングで牢屋に隠れることになるとは思っていなかったので、(グレンルート来てよかった)となりましたね。でも当然、この時の僕は知りませんでした。この後もっと恐ろしく、そして個人的には嬉しいと感じる出来事が起こることを・・・
机の陰に隠れていた人も出てきて、全員で紅茶会の部屋へと入ります。今回のグレンは何杯飲んだか確認せず、「まあ少量なら大丈夫だ」みたいなことを言っていました。本当に大丈夫なのでしょうか
そして飾り付きの鍵を見せ、2階に行くことに。階段近くまで来たことで、2階から物音が。グレンが(静かに)というようなジェスチャーをします。そして下りてくる足音がしたので、「まずい、来る・・・!早くどこかに隠れて・・・!」と言いながら下がってきたので全員後退し、牢屋の部屋、紅茶会の部屋、最奥の部屋に分かれて隠れることに。ここで僕はふと思い立ち、やりたかったことをやってみることにしました。
牢屋の部屋の机の影。そこに身を潜めます。上手いこと死角になっていれば見つからないのでは?と考えたためです。でも、結果は失敗。普通に見つかりました。ちなみにこの時、牢屋に誰か隠れていたような気がします。無論、グレンではなく、参加者の誰か。ちなみにグレンはどこに行ったのかわかりません。その人もいつの間にかどこかに行っていました。
机から覗き込まれる形で「そこで何をしているの?」と聞かれます。僕は咄嗟に「あ、えっと・・・信者さん、ですかね・・・大きな音がしたので、ビックリしてしまって・・・」と言うと、「まあ、そうだったの。大丈夫?お怪我はない?」とものすごく心配してくれました。「あ、大丈夫です・・・」と答えると、安心したような表情を浮かべて「そう。ところで・・・紅茶、飲んでいただけますよね?」とどこか圧をかけるように問い掛けられました。断るか否か悩みましたが、「・・・よろしいのですか?」と一旦了承。後でまた決めようと思い、ひとまず紅茶会に参加するという結論を出しました。そして部屋に案内されます。
どこか別の部屋を探しに行くかと思いましたが、今回は牢屋の部屋と紅茶会の部屋のみ。「少し待っていてくださいね」と言うと、机の下を覗き込み1人見つけます。そしてタンスを覗くとまた1人いたので、この3人での紅茶会となりました。「おふたりも大きな音に驚いてしまったのね。お怪我はなかった?」と先程僕がしたやり取りと同じことを。というか僕の台詞拾ってくれたの嬉しい。2人が頷くと、安心したような表情をした後、「では紅茶を淹れますね」と言って紅茶の準備を始めます。
僕は今回も、紅茶を飲まないという選択を取りました。今回の信者が男性だったので、その方にも切られてみたいと思ったんです。でもここで、想定外の事態が。なんと、リンリ―様、タスキを切るということを忘れたのかわかりませんが、そのまま部屋を出て行ってしまいました。僕は紅茶に手を付けていないのに、タスキは残ったまま。すぐに戻って来るのかと思いきや、次に部屋に入ってきたのはグレンでした。この時、(おそらく)グレンが入って来た場所から1番遠い席に座っていたのでティーカップが見えなかった+タスキが残っていたことから全員飲んだと判断されました。そしてタスキが残ったまま、2階の探索へ
そして閉ざされている最後の部屋の鍵を開けます。扉を開ける時「さぁて、何が出るかな」みたいなこと言いながら開けてました。
グレンが中に入り、全員が外から部屋を照らします。「ああ・・・ここにも死体が・・・」と言いながら、目を瞑って死体に手を合わせていました。ちなみにこの行動、この1公演だけです。他のキャストさんも、次公演(2連続参加で同じキャストさん)でもやっていませんでした。そして安全だとわかり、全員でその部屋の探索をすることに。ここで僕は思わずグレンに聞いちゃいました。しっかりと「あの、グレンさん。こんなところでする質問を承知の上で聞いて良いですか?」と許可を取ったうえで。「ん?どうした?」と聞かれたので、「さっき紅茶を飲まなかったんですけど、これ無事なんですよね。いいんでしょうか?」と紅茶を飲まなかったのにタスキが無事なことを聞いてみます。すると「あ、ラッキーじゃん。あのシスターにも付け入る隙があるってことだな」と言われました。僕は(いいのか・・・?)と思いながらも、気にするのをやめることに。まあ役柄上グレンが切るわけにもいかないですしね。それに、その部屋の謎解きが気付いたらほぼ終わってましたし。僕が探していた場所にあった箱は全部外れだったようです。そして1階に下り紅茶会の部屋へ。この先は信者が襲ってくることはないと油断していました。なんと、その部屋のタンスの中に彼は潜んでいたのです。突如出てきた信者に驚きながら、近くにいた人以外は別の部屋へ逃げます。近くにいた人は為す術なく捕まってしまいました。僕は立っていた場所の関係上最奥の部屋へは行けず、牢屋の部屋へ。そのまま最奥の部屋に行こうかと思いましたが、仲間なのかシスターなのかわからない足音が。仕方なしに牢屋の中に身を潜めます。この時の僕の心情は(いつもなら捕まった瞬間紅茶会へ誘われるんだからここに隠れて隙を伺っていても大丈夫だよな・・・?)でした。でもまたしても想定外の事態が。なんと、信者がその人を牢屋に閉じ込めようと部屋を出てきたのです。逃げなければ、と思いましたが、既に部屋に入って来ていたことにより逃げ場を失います。そのまま捕まった人とともに牢屋に閉じ込められました。ここで確信しましたね。僕は阿保だと。一体何をしているのでしょうか。でも扉も全部閉じられて完全に閉じ込められたことで、グレンの気持ちを味わえたので寧ろラッキーだったかもしれません。当然タスキも切られましたし。さっき切られなかったことに謎の罪悪感があったので、これでよかったのかもしれません。ちなみに参加した公演内だと、牢屋に閉じ込められる演出があったのはこの公演だけでした。
少しした後「おーい。大丈夫か?ここにいるのか?」とグレンが入ってくる声と音が。ここで何も言わずにスルーされても悲しいので(おそらくないとは思いますが)「助けてください」と言っておきました。すると「あー、捕まっちゃったのか。今助けるから待ってて」と言って鍵を外し始めます。最初グレンと会った時と立場が逆転しました。なんか悔しい
助け出された後、「ここ居心地悪いだろ?狭いし暗いし」って言ってました。この3人だけ共有できるその感覚にどことなく嬉しさみたいなのを感じましたね。正直(牢屋の中ってどんな感じなんだろうか)と気になっていたので、とんでもないレアな経験ができた気分で楽しかったですね
もしかしたら通常公演では普通にあるのかもしれませんが、狂気の紅茶会で僕が参加した中ではこの1回だけでしたので
そしてグレンが「みんな奥の部屋にいる。俺たちも行こう」と行って、みんながいる最奥の部屋へと案内されます。どうやら、僕たちが捕まっている間に薔薇の謎を解いていたようです。最奥の部屋の扉近くに立って様子を見ていたら、無事に赤い箱が開きました。グレンが「お、何か出てきたな。さあ、中に入って入って」と言って奥へ行くよう促します。ちなみに僕がなぜ中に入らずに扉近くに立っていたのかは自分でもわかりません。本当、なんであそこに立っていたんだ。そして扉を閉めます。日記の謎を解き、シスターを怯ませる方法が判明します
グレンが納得した後、詳しく解説してくれます。すると「みんなにいい知らせがある。純金の十字架なら、俺が持ってる。退魔師だからな」と言って袖口にしまっていたそれを取り出して見せます。そして全員の懐中電灯を指さした後、「それと、明かりを照らすと追いかけられるんだったな。みんなが追いかけられたのはその懐中電灯が原因だったわけだ。うっかり光が点いてしまってもいけないし、全員ライトはここに置いていこう」と言って懐中電灯を置いていくことに
そしてシスターから鍵を奪い取るシーンです
今回は一旦階段近くまで行った後、何かを感じ取ったのか(静かに)というジェスチャーをした後、牢屋がある部屋の前へと行きます。そして少しカーテンを開けるとシスターの姿が目に入るので「いたぞ。シスターだ」と言って両のカーテンを開きます。おそらく、全員が最奥の部屋から出られるように一度階段近くまで進んだのでしょう。
シスターを怯ませ、出口の鍵とノートを手に入れます。そして信者を正気に戻す方法を探ることに。
取り敢えず液体が必要だということはわかっているので、2階に液体を取りに行くことに。誰かがタンスの上に並べていたので、それを見て思案します。ちなみに見つかっていたのは、”オレンジジュース” ”コーヒー” ”赤マムシドリンク”でした。なんとなく「今だと・・・1/3、ですか」って呟くと、「でも間違えると死んじゃうんだろう?さすがに運頼みとはいかないよなぁ」とごもっともな返しを。僕がノートを持っていたこともあり、「そのノート、他に何か書いていないか?」と尋ねられます。他のページを捲ってみても何もないので、「・・・試しに透かしてみます?」と言って光にそのページを照らします。当然ブラックライトというわけにはいかないので、この行動です。「後は空白が気になりますね」と言っておきました。
そして無事にブラックライトに辿り着き、アルコールが有効だと判明。しかし、まだアルコールは見つかっていませんでした。ここでは1階と2階に分かれて捜索することに。僕は2階を捜索しました。あの真っ暗な部屋にあったのですが、隠し場所が違ったのでなかなか見つかりませんでした。しかし無事に見つけだし、信者を正気に戻すことに成功します
そして信者を牢屋から救い出そうとしますが、なぜか鍵を上に持って行ってしまっていました。グレンが少し焦りながらも冷静に「そうだ。牢屋なんだから鍵あるよな。誰か見ていないか?」と問いかけます。もしかしたら、何度かこういうことがあったのかもしれません。2階にあると言うと、取りに行くことに。ここでまさかのタイムロスです。廊下近くにいた僕、男性、グレンの3人で鍵を回収しに行きました。残りの人は下で待っています。そして鍵を回収し、信者を牢屋から救い出します。そして最後の謎解きへ。
全部屋を手分けして巡り、グレンの銃も信者に返してもらい、シスターを倒します。家を脱出するとき、「よし、みんなでピザパーティーだ!」と楽しそうに言っていました。おそらくコラボピザが販売されているので、ピザパーティーをすると言ったのでしょう
今回のキャストさんは、常にどこか楽しそうでした。きっと僕たちに「怖がらなくても大丈夫。俺がついてるよ」みたいな感じで安心感を与えてくれていたのでしょう。これはこれでありだな、と僕は素直にそう思ったのでした

6公演目(Good end)

今回、一緒に参加された方が5名とも初参加の方だったので、全てにおいて皆さん主体でやっていただきました。まあ鍵を開けるのはほとんど僕の担当だったんですけどね。なぜなのでしょうか
僕が初じゃないと言ったら、スタッフさんに既参加の方がいると既に聞いていたのか、すぐに納得してくれました。そして「困ったら助けてください」と言われたので、「もちろん。助け舟は出します」と宣言。少し出しすぎた気もするが、こうでもしないと話が進まなそうだったので。ちなみに謎解きには一切関与しませんでしたよ
でもほぼ案内係だったような・・・?まあ家の構造に詳しいの1人だったから仕方ない
ちなみに完全に余談ですが、一緒に参加された方がどなたも気さくで優しくて、とても楽しかったです。外国の方も3名参加されていました。皆さんボカロ好きな方々だったので、結構盛り上がりましたね。そしてボカロの海外人気を改めて実感したような気もします
もしかしたらこれもあって、日記や手紙をほぼ全部僕が読むことになったのかもしれません。でも皆さん日本語がとてもお上手で、終わった後も6人でコラボフードを食べに行きSNSを交換するまでの仲になりました。まさか全員とここまで仲良くなれる公演があるとは思えなかったので、とても嬉しかったですね・・・!

信者に案内されシスターと出会い、最初の謎解きへ。その前に明かりを確保するのだが、なかなか見つかりません。当然僕は場所を知っていますが僕自身が見つけるのはどうなんだろう・・・?と思って、助け舟を出す方へシフトチェンジ。ちょうど真横にリンリ―がいたので「明かりというと・・・懐中電灯のようなものでしょうか?」と聞くと、「ええ、あると良いのですが・・・」とリンリ―が答えました。すると誰かが「懐中電灯・・・」と呟いて、その直後引き出しを開け、無事に懐中電灯を確保。そして謎解きへ進みます。
この謎が解け、手紙を読み上げることに。なぜか僕に渡されたので読み上げます。読み上げた後、リンリ―が「これはもういいでしょう」と言って、僕が持っていた手紙を取り上げました。漫画だと”ピッ”っていう効果音が入っていると思う感じで。あまりにも自然に取り上げられました
そして信者から隠れるターン。今回は全員押し入れの中へ。やはり3人で入ると少し狭い。でも別に窮屈というわけではないので、3人まで入ることを想定されているんだと思います。そして信者が2階に上がったことを確認し、最奥の部屋へ向かいます
最奥の部屋に辿り着くと、そこにあった扉から外に出られないか試します。しかし、当然そこの玄関扉も開きません。リンリ―曰く、外からしか鍵が開かないらしいです。そして参加者の1人が壁に着いた血痕についてリンリ―に問い掛けます。すると「私にもわからないんですよ。この家は信者の方が見つけてくださったので」と言って、「それよりこの部屋には何がありますか?」とまるではぐらかすように話題を変えてきました。
そして無事に計算式の謎も解け、全員で2階へ。リンリ―が奥の部屋についている黄色い飾りについて教えてくれました。そしてリンリ―が部屋の鍵を開け、全員に中に入るよう促します
相変わらず「何を驚いているの?」と言いたげな声音で死体部屋の説明をした後、日記を読み上げます。僕が読み上げました。そして紅茶会へのお誘いターンへ。今回も挙手制でした。2名の方が様子を伺いながら「飲みたいです」と挙手をしたので、その2人を連れて紅茶会へ。僕はグレンコースでした
そして謎解きターンへ。ここで箱を見つけたのは良かったのですが、肝心の謎がどこにあるかわからないとまさかの停滞。これぐらいなら助け舟を出しても大丈夫だろうということで、壁にかかっているピースが抜けているパズルを指さします。そして、偶然机の下にピースを見つけたので、それを嵌めてみました。そしてピースを探すことに。ちなみにピースがある場所は毎回変わっているので、探すのが少し大変です。でも同じ場所に隠されるより当然楽しいんです。この時はあと1ピースが見つからなくて、結構隈なく探しました。死体に挟まっていたり、押し入れに隠されていたり・・・
そして無事に謎が解け部屋から脱出し、グレンが捕らえられている牢屋へ。相変わらず台詞を発します。今回は焦らないように気を付けながら。
「2階の部屋に日記を残した退魔師さんですか?」と聞いてみました。なんでこの聞き方をしたのかというと、なぜ日記が2階に落ちていたのか、ずっと疑問だったからです。あの日記はグレンがあえて部屋に置いてきたのか、それとも捕らえられた際に落としてしまったのか・・・その謎をここではっきりさせておこうと思ったんです。というか本当は1つ前の公演でこれをはっきりさせようと思ったのですが、謎に僕が焦って即「助けに来ました」と言ってしまったことで、日記については触れられず。今回はしっかり台詞を聞けました。「ん?おお、そうだ。よくわかったな」という返答が。これであの日記はグレンがあえてあの部屋に残したものだとはっきりしたわけです。取り敢えず何か返しておこうと思い「安心してください。あなたの味方です。助けに来ました」と言って鍵を開け始めます。あ、ちなみに僕が鍵を持っていたので開ける担当です。だからこそこうやって自由に話していたわけですが
そして無事にグレンを救出。その後シスターと信者が出てくる音がしたので、相変わらず机の影と牢屋内に隠れることに。ちなみに今回も僕は牢屋側でした。というか、牢屋に入りたくないのか皆さん自然と机の影に行くんですよね。逆に僕は牢屋内に隠れたい側なのでいいのですが、おそらくこういうタイプは珍しいのでしょう。僕自身もそう思います。
そして紅茶会に連れて行かれた2人も救出し、自己紹介と鍵の話へ。飾りがついた鍵を見せて、「これに見覚えはないか?」と問いかけます。すると、まさかの全員黙りこくってしまうという事態に。なので僕が「あ、2階の奥の部屋・・・あの部屋だけ閉ざされていて入ることが出来ないんですけど、確か同じ飾りがついていたような・・・?」と言っておきます。ただし、この時2階に行ったときは最後尾だったので、確証が持てない感じで「遠目だったので、確証はないんですが・・・」と付け足しておきました。そして2階へ行くことに。階段近くまで来ると2階から降りてくる足音が聞こえたので、紅茶会の部屋と最奥の部屋に分かれて隠れることになります。僕は紅茶会の机の下に隠れました。そこには僕の他にもう1人机の中に隠れた方が。それ以外の方はおそらく最奥の部屋へ行きました。タンスの中に隠れていたかもしれませんが、この後のことを考えるのに必死で誰がどこに行ったかは全然見ていませんでした。でも1人そこに隠れていた気がします。この時僕は、絶対にリンリ―から逃げきるという風に決めていたので、頭の中で逃げるルートをシミュレーションしていたんです。
牢屋の部屋にリンリ―が入り、牢屋が開いていることに驚きます。ここから僕の逃走劇が始まります。
まず、机の下から出て最奥の部屋に繋がる扉の前へ。耳を傾けていると、牢屋の部屋を歩く足音が。もしかしたら、その部屋に誰かが隠れていないか探していたのかもしれません。そしてこの紅茶会の部屋に入ろうとする音がすると同時に、僕は最奥の部屋側の扉から外へ出ます。ちなみに公演後に聞いたのですが、僕が机の下から出たことで(あ、何かあるな)と察したようです。これで着いて来てたら紅茶会に参加できないルートだったことを教えると、「紅茶飲みたかったからよかった」と言っていただきました。
そして部屋を出て、リンリ―と入れ違うように牢屋側の部屋に入ります。本当はそのまま奥の部屋(最初に信者と会った部屋)に行こうと思ったのですが、想定外に紅茶会の部屋からそのまま最奥の部屋に行くような音が聞こえたので、慌ててカーテンの傍に身を潜めたのです。その部屋は隠れられる場所がない(強いて言えば牢屋の中)ので、そこにいて様子を伺うしかありませんでした。この時はもしも廊下側から来たら紅茶会の部屋、こちらに来ずに紅茶会の部屋に入ったらそのまま最初の部屋に行こうと思っていました。耳に全神経を集中させ、リンリ―の行方を伺います。チラッとカーテンの隙間から最奥の部屋の様子を伺いました。もしも扉が閉まっていたら最初の部屋に行こうと思って。しかし、扉は開いており、リンリ―も背を向けているとはいえいつ振り向いてバレるかわからないという状態でした。
心臓バクバクで、呼吸も浅くなるのを感じます。完全にホラーゲームの主人公の気分です。なんなら、最初の公演で感じたときよりももっと怖くて緊張感があったと思います。すぐそばに敵がいて見つかると終わりという緊張感。だからこそ、逃げ切れた時の高揚感は半端じゃないです・・・!
やがて、紅茶会の部屋に入る音が聞こえます。その直後に「出ていらっしゃい」と誰かが見つかった声が。これがチャンスだと思い、僕は牢屋の部屋を出て最初の部屋に向かいます。
そこの部屋に辿り着くと、入口で様子を伺っているグレンの姿が。僕が部屋に入ると「お、無事だったか」と言われたので「無事です」と言いそのまま入口でグレンとともに様子を伺います。その間に「でも、他の何人かは捕まってしまって・・・」と近況報告。グレンもその様子をを見ていたのか「ああ・・・そのようだな」と返されました。さっきまでバクバクしていた心臓が、グレンと合流したことで少し落ち着きました。でも前の公演のことがあったので、完全に安心というわけにもいかないのですが。
そして紅茶会が始まったような声が聞こえます。するとグレンが「今のうちに移動しよう」みたいなことを言って、最奥の部屋へ向かい、僕の他に無事な人がいるか確認しに行きました。
最奥の部屋へ行くと、「おーい。俺だよ。グレンだよ」と言いながら誰かいないか探します。この時紅茶会の部屋の真横で言っていたので、シスターに見つからないか少しドキドキしました(笑) グレンが呼び掛けても、誰も出てきません。もしかしたらいないのか、と僕が少し焦っていると、扉の後ろに隠れていた女性を発見。残りは見つからなかったので、4人が紅茶会へと行ってしまったのでしょう。グレンが「無事なのは2人か・・・仕方ない、とりあえず3人で2階へ向かおう」と言うので移動します。グレンルートのスタートです。
グレンが先陣を切って2階へと上がります。僕たちは後ろから着いて行きました。
飾りが着いている扉を見つけて、グレンが「この部屋の鍵か」と呟きます。一瞬開けるのかと思いましたが、「さすがにこの人数では危険だ。ここを開けるのは全員揃ってからにしよう」ということで、さすがにこのタイミングで開けることはしませんでした。そして、2階の探索を任されます。グレンが「なにか危険を感じたらどこかに隠れてくれ。この階にもいくつか隠れられる場所はあるみたいだからな。それと、慌てて階段を降りないように。焦って落ちて怪我でもしたら脱出どころじゃなくなるからな」と忠告が。そして今回はこのタイミングで「俺は下にいるみんなを助けに行ってくる」と言って階段を降り始めます。僕はその背に向けて「お気をつけて」と呟いておきました。すると振り返って「ありがとう」と返してくれたのです。言ってみた甲斐がありました。そして彼が降りたのを聞き、探索スタート。
今回は例の液体がある部屋の押し入れの襖が開いていました。えー、またそこで油断しました。(押し入れが開いてるってことは、この部屋に信者がいないってことだよな・・・?)となりながら、部屋の奥へと進みます。ふとタンスの裏に隠されているかもしれないと思い、そこを照らします。はい、そこに信者がいました。油断していたこともあり、「うわ!?」って言っちゃいましたね。一緒にいた女性も驚いていました。とりあえず信者が立ち上がっている隙に死体部屋へと逃げ込みます。押し入れの上下段に分かれて隠れました。ちなみに焦っていたこともあり、中々押し入れの上に登れませんでした。何度かピョンピョン飛んでようやく隠れられました。間一髪、信者が来る前に隠れることが出来たのです。その姿は間抜けだったことでしょう。
無事に信者をやり過ごし、再度探索へ。また信者が上がってくる足音がしたので、今度は2人で押し入れの中へ。しかしこれだと押し入れ内で動けないので、女性に「そっちのタンスの裏行けますか?」って聞いて動いてもらいました。前の公演の記憶上、ここを開けてくると思ったので。でも今回は開けて来ず、そのまま部屋に居ないことを確認して別の場所へと行きました。当然襖はどちらも閉めておきました。
信者をやり過ごし、探索再開。するとまた信者が上がって来る音が。またしても隠れます。しかし、今度は今までのと違っていました。なぜそうなったのかは分かりませんが、最初に紅茶会に行った男性が捕まってしまったようです。そして2階の死体部屋へ入れられ、鍵をかけられてしまった音がしました。彼は閉じ込められてしまったらしいです。タスキが切られる音も少しですが聞こえました。もしかしたら、紅茶会の最中にどこかに逃げて隠れていたけど見つかってしまったのかもしれません。おそらく紅茶を1度に飲めるのは3人までだと思うので。信者が降りると、「助けてくれ」という声が。助けに行こうかと思いましたが、「俺はグレンだよ」みたいなことを言っていたので、思わず(ん・・・? 信者の演技か・・・?)と疑ってしまい、確証が持てるまで開けないようにしておきました。まあ実際に捕らえられてしまった人だったので、開けても問題なかったんですがね。よくわからない嘘を言っていたので疑ってしまいました。あと、今までこのパターンはなかったので。申し訳ないことをしましたね
そして下にいる人たちも助け出され、5人が合流。この時グレンが「あとの1人はどこ行った・・・!?」と言っていたので、「あ、その部屋に・・・」と閉じ込められていることを教えました。最悪信者でもグレンが開ければ多少逃げる余裕はあると思って。ごめん、グレン。中にいたのは普通に仲間でした。
そして全員合流し、閉ざされていた最後の扉を開けます。
その後はいつも通り探索をし、シスターを怯ませて鍵を奪うことに成功。そして信者を正気に戻す方法の謎を解きます。取り敢えず液体が必要だということがわかっているので、置いてきた2階へ。
この時信者がずっと「紅茶・・・紅茶・・・」と言っていたので、グレンが「今助けてやるからな。待っててくれよ」みたいなことを言っていた気がします。
2階には液体が置いてありました。見つけた分をそこに置いておいたんで、すぐに何が見つかっているかわかります。今回は“コーヒー” “赤マムシドリンク” “酒” “オレンジジュース”でした。水は行方知らず。そしてどれを飲ませるか?という話に。グレンが「そのノートに何か書いていないか?」と聞いてきます。相変わらず僕が読む担当なので気になっている箇所を伝え、「とりあえず透かしてみます?」といつもの動きを。でもよく考えたら、この透かすという行為も外れだと教えているようなものなので、ヒントになってますよね。うーん、中々難しい・・・(笑)
そして誰かが「ブラックライト・・・?」と呟きます。ライトはあの暗闇の部屋に置いてきていたので取りに行くことに。グレンが取りに行ってくれました。でもなんとなく僕もついて行ってみます。というか机の上にライトを置いたのは確か僕なので、一番よくわかっていたというのもあり。僕も部屋に入ろうとすると、唐突にグレンが「暗くてよくわからないな・・・仕方ない、俺が持ってる予備のライトを使うか」と言ってライトを取り出しました。ライト持ってたんかい
そして無事にブラックライトを回収。多分扉近くで見ていたからでしょう。「はい、これ使って」みたいなことを言って僕に渡してきました。「助かります、ありがとうございます」みたいなこと言ってそれを受け取り、ノートにかざします。すると無事“アルコール”が必要だと判明。既に見つけていたのでその後は苦戦することなく、信者を正気に戻すことに成功します。
そして信者にノートを渡されます。受け取った人が読もうと広げると、時間切れの合図が。
どこか近くからリンリーが「お茶好きの神を崇め称えなさい」みたいなことを言っているのが聞こえます。その声を聞きグレンが「まずい、シスターが来る・・・!仕方ない、全員脱出だ・・・!」と言うのでグレンが先頭で脱出します。ちなみに最後尾には信者がいました
全員が出たのを確認し、扉を閉めます。ここまで来るとシスターも追いかけてきません。そしてエンディングへ行きます
「みんな、ありがとう。おかげでこの人を救い出せたし、脱出もできた」とグレンが言うと、「助けていただいてありがとうございました。願いが叶ったというのは幻覚だったんですね。願いは自分の力で叶えることにします」と信者もそう誓います。グレンが「俺はこの人を病院に連れて行く」と言って、決め台詞を。
「もう上手い話には乗るなよ?じゃあな。縁があったら、また会おう」と言って信者と共に去って行きました。

7公演目(True end)

今回グレンくんは1〜4公演目と同じ方でした。
そして!遂に初手で切られたんです!密かに願っていたのでこれは嬉しかったですね(笑) いや、ライフ切られたんだから喜ぶのはおかしいんですが・・・(笑) あのタスキを切る寸前の信者さんの目が恐ろしさと狂気もあって結構好きでした・・・タスキを手にかけられた瞬間のドキドキ感すごいです。

最初に扉が開かないとなった後、いつもなら即探索パートに入るのに、今回は僕の方を見て「あの方を正気に戻すにはどうしたらいいと思います?」と問いかけられました。このパターンは初めてだったので驚いてテンパり、「えっと・・・何かしらの謎を解いて手掛かりを見つける、とか・・・?」とどこかメタ発言ギリギリのようなことを言ってしまいました。まあすぐにリンリ―様が「手掛かりを見つける・・・そうですね。何かわかるかもしれません」と言ってくれたので、僕の台詞も自然な感じに溶け込んだと思いたいです。

信者から逃げた後、最初の謎解きに入ります。最初は茶葉の匂いを嗅いで数が多い方を選ぶという問題なのですが、合っているか不安なのか同じ茶葉を他の人にも嗅いで貰って確認するという行動を取りました。といっても僕はダイレクトに匂いが来たので(多分人より鼻は良い方)僕が「さっぱりとミントっぽい・・・」とか「甘い感じ・・・?」とか言うと、即納得してグループ分けをしていましたね。この時既参加だったってバレていたのかもしれません。でもこの日は初だったのでそんなことはないと思うのですが・・・もしかしたら、先程のリンリ―と僕のやり取りを見て(何回目かの人だ)と思われたのかもしれません。なので確信を持ってグループ分けをしたのでしょう。そして正解がわかると、近くにいた人が鍵を開けようとします。しかし、ダイヤルが固いのか上手く動かせずにいました。そしたらなぜか僕に救いを求めてきました。ちなみに隣にいたわけではありません。やっぱり数回参加していることがバレていたのでしょう。(まあ来る道中でスタッフさんと仲良さげに話しながら来ましたし・・・それに集合場所に着いた途端僕が声をかける前に気付いてくれましたし。あれ?バレる要素しかないような気が?)まあ謎は解き終わっているし鍵を開けるだけなら構わないだろうと思い、僕が鍵を開けました。そのまま流れで中に入っていた紙も取り出します。そして信者から隠れ、最奥の部屋へ。
ここの箱の鍵も僕が開けました。確かこのタイミングで誰か(おそらく箱を開けようとした人。なんか苦戦してたような気もします)がボソッと「鍵を開けるのが得意な人に任せよう」みたいなことを呟いていたような気がします。その後で僕にバトンタッチした記憶があるので、多分僕が鍵開け担当に任命されたのでしょう(実際さっきの箱を開けるのも手早く出来たような気がしますし)
そして鍵を取り出し、2階へ。部屋の扉を開け、退魔師の日記を見つけ、シスター豹変。そして2人が紅茶会へと誘われます。今回も挙手制だったので譲りました。単純にグレンコースが楽しいから選ばれない限り行きたくないというのと、できるだけ多くの人に紅茶を飲んでいただきたいと思っていたので(なんかリンリ―みたいな思考回路になってますね
そして部屋に閉じ込められるので、謎を解きます。無事に謎が解け、相も変わらず僕が箱の鍵を開けます。たまたま近くにいたというのもあるのでしょうが。なんとなく「誰か開けます?さっきから全部僕が開けてるので・・・」と聞いたら全員から「いや、開けてください・・・!」と頼まれました。あと誰かが「あなた鍵開けるの上手いので・・・!」って言ったような気がします。一体どういう意味なのでしょうか。ちなみにこのことも相まって、この公演ではほぼ全部僕が鍵開けました。完全に謎解き担当の5人と鍵開け・手紙や日記読み上げ担当の1人という構図が出来上がったのです。まあそんなこともありつつ。
部屋から脱出し、下の牢屋へ。
今回ももちろん台詞を発しましたよ。「誰かそこにいるのか?」と聞かれた後に「2階の部屋に日記を残した退魔師さんで合ってますか?」って。牢屋内から「ああ、そうだ」と
余談ですけど、最初の「誰かいるのか?」って台詞を発するタイミングを計るの上手くて驚きます。おそらく足音や気配を感じ取ってほぼ全員が揃ったのを確認しているのでしょうが、透けてうっすらと見えるとかもない中でよくタイミングバッチリ計れるな、と。一度閉じ込められたからこそわかることですね。はい余談終わり
「あなたの味方です。助けに来ました」と呟くと「ありがとう」と返してくれました。そして無事に鍵が開き、グレンを救出。この時確か、鍵を開けて木の棒(名前わからん)を抜いた後、誰も扉を開けようとしないので、仕方なしに僕が扉を開けました。何かあるかもしれないと警戒していたのかもしれません。そのまま僕たちから見て左側に鍵を置き、廊下側に位置取ります。もしかしたら部屋を覗くように言われるかもしれないと思ったので。さすがにそれがあったら、他の誰かに任せようかと思いましたね。だって僕は過去に1回やっているので。グレンが「そこのカーテンを閉めておいてくれ」と言うので、近くにいた僕がカーテンを閉めに行きます。すると、ちょうど同じタイミングでグレンもカーテンを閉めに来ていました。指示した割には自分でも動いてくれるようです。ここでまた余談。一瞬手が触れあってしまったのですが、手袋の素材が薄すぎず割としっかりしたものを着けていることを確認できました。たまにグレンが動いた拍子に一瞬衣装が当たることもあったのですが、当然しっかりした生地で、(この暑い中頑張っているなあ・・・)なんて思ったんです。おそらく公演に参加してグレンの近くにいた人は何人か感じていると思います。公演後、少し衣装の話で盛り上がることもあったので。この公演後ではないのですが。家の中は涼しいので大丈夫でしょうが、脱出した時は熱気も一気に来るので大変だろうなと思ったり。でも一切汗をかいていなかった(ように見えた)ので、暑さ対策はしっかりしているように感じました。余談終わり。というか余談多いですね。すみません
カーテンを閉めると「ありがとう」と呟き、全員に向かって「助けてくれてありがとう。君たちはまだ正気みたいだな」と言います。今回結構礼を言いますね。こんな連続で言われるとは思いませんでした。そして仲間の数を確認し、シスターが来る音がするので壁際に寄っておきます。そして2人がいなくなると、紅茶会の部屋に行き仲間と合流。今回は2杯飲んでいました。そして鍵の場所の確認へ。誰かが「1階の奥・・・?」と呟いていて、他の全員も(そこかも・・・?)みたいな反応をしていました。もしかしたら、奥にあった赤い箱かそこの部屋にあった外からしか開けられない出口の鍵と勘違いしてしまったのかもしれません。僕はこのままだとまずいと思い、「でもその飾り、2階の奥の部屋のものじゃないですか・・・?」と言っておきました。でもふと思ったのですが、このまま何も言わなかったら1階の奥に行っていたのでしょうか。そして違うことがわかり、もう一度確認するパートになっていたかもしれません。言わなきゃよかった
僕が「2階の奥」と言うと、「1階の奥か2階・・・2階の方が信憑性がありそうだな。まずはみんなで2階に行こう」とグレンが決め、2階に行くことに。グレンに信用して貰えて嬉しい反面、(言わなければ良かったか・・・?)というまたしてもよろしくない考えが脳裏に浮かびました。全員で2階に向かう最中、2階からシスターが下りてくる足音が。グレンが「早くどこかに隠れろ・・・!」というので、僕は紅茶会の部屋のタンスの中へ。前回みたいに逃げようとシミュレーションしておきます。
しかし、さっそく想定外の事態が。いつもなら牢屋の部屋から行くのに、今回はこの紅茶会の部屋から入ってきたのです。この時僕はすぐ逃げられるようにタンスの隙間を開けていましたが、部屋の扉に手をかける音が聞こえたので慌てて閉めます。もしかしたら最初に覗かれるのか・・・?とドキドキしながら身を潜めます。扉に手をかけ紅茶会の部屋を出ようとしたのを見て、(チャンスは今しかない・・・!)と思い、大胆にもリンリ―が背を向けている間タンスを飛び出します。そのまま振り向かないことを祈りながら最奥の部屋側の扉を開けます。するとその瞬間「止まりなさい!」とリンリ―の怒号が。(ヤバい、音立てすぎて見つかった・・・!?)と思いながら、しかし近づいて来る気配がないのでチラリと背後を見ます。こちらに近づいて来る人影がなかったので、(違う・・・?)となりながら、こっそり扉を閉めておきました。でもまだ僕が見つかったのか否か微妙にわからず、隠れていいのかもわからなかったので、なんとなくその扉の傍に立っていました。相変わらず心臓バクバクです。あとリンリ―様の声に迫力がありすぎた・・・(笑) ちなみにグレンは最奥の部屋の扉の影に隠れていたのですが、僕のことを見て(見つかったのはこいつか・・・?)みたいな顔をしていたかと思います。だからなのかはわかりませんが、扉を閉めた後立ち尽くしている時に(こっちだ)という感じで手招きをしてくれたり、(どこかに隠れろ)みたいなジェスチャーもしてくれませんでした。多分。でももしかしたら(なんでこいつは隠れないんだ・・・?)の方かもしれません。後者だということを祈っておくことにしましょう。
少しすると牢屋の部屋から話し声が聞こえたので、見つかったのはその部屋にいた人だと判断。そのままグレンの横へと行っておきます。
1つ疑問なのですが、これグレンの傍にいるのが正解なのか、それともどこかにもう一度隠れるのが正解なのか、どっちなのでしょうか。僕的にはグレンを見つけたら傍にいて共に隠れて様子を伺うのが正解だと思っていたのでグレンを見つけたら必ずすぐ傍に隠れるようにしていたのですが、よく考えたら他の場所に隠れても良かったのかもしれません。でもグレンが見つかると話がややこしくなるので物陰で死角になっている限り絶対に見つからないんですよね。グレンの傍にいるのが正解なのか不正解なのか未だにわかりません。隣に行ったときに聞けばよかった・・・「どこか別の場所に隠れていた方がいいですか?」みたいな感じで。そこまで頭が回らずでしたね
そして少しすると、紅茶会の部屋から出てきた2人の女性の話し声が。おそらく机の下に2人で隠れていたのでしょう。「どこに隠れる・・・?」みたいなことを話していたような気がします。すると紅茶会の部屋から「話し声が聞こえますね」と言ってリンリ―がこちらに来る気配がします。それにグレンが気付き、2人に「こっちだ・・・!」と誘導していました。当然僕はその場に居続けていたので、グレンと僕で扉の奥側、女性2人で扉の手前側という感じで身を潜めます。でも正直、この位置から見た感じでわかったのですが、この女性2人結構外から見えていたと思います。僕も隠れながら(これ2人は隠れられているのか・・・?)と疑問でした。まあ案の定見つかってしまったのですが。部屋を出た音がしたすぐ後に「お嬢さん方おふたり。そこで何をしているの?こちらへいらっしゃい」というリンリ―様の声が聞こえます。1人はリンリ―の元へすぐに向かってしまいます。ですがもう1人は抵抗しようとしたのか、それとも他の誰かだと思ったのか、一瞬迷った後リンリ―に「あなたもいらっしゃい」と言われてさすがに抵抗できなくなったのか、おとなしく向かっていました。目の前にいた人が捕まってしまうという悲劇です。少し申し訳ないことをしたな、とも思った気がします。というかなんでグレンは「どこかに隠れろ」ではなく「こっちだ」って誘導したんでしょうか。どう考えても4人は隠れられないのに。まあ彼女たちが迷っていたからなのかもしれませんね。
この時僕は(終わった・・・見つかる・・・)と思っていました。おそらく覗き込まれて見つかるのだろうと思っていたのです。ですが、その2人とともに紅茶会の部屋へと入っていきました。僕のことはちょうど死角になって見えていなかったようです。多分、横にグレンがいなかったら普通に覗き込まれて捕まっていたでしょう。それか僕が最奥の部屋の棚の中に隠れているとか。でも僕の身長的にあの棚の中には入れる気がしなかったので、ずっと扉の影にいたんですよね。まあ他の公演で知ったのですが、あの中結構広いらしいです。多分僕も入れました。小柄な女性が隠れることを想定して作られた棚だと思ったのですが、もしかしたら割と誰でも頑張れば入れるのかもしれません。まあそんな話はさておき。
あそこであえて「お嬢さん方おふたり」と言ったのは、1人(僕)は見つけていないとわかりやすくアピールする為でしょう。これで僕が見つかっていたら必然的にグレンも視界に入って意味不明な展開になってしまうので。やっぱりグレンの傍(真横。死角になるように)が一番安全なのかもしれません
そして2人が連れていかれた後、「・・・今のうちに移動しよう」と呟いたのでともに移動。他の場所に居た3人と合流し、計4人でグレンコースに行くことになります。
というか、さっきリンリ―に見つかったであろう方がいたのはなぜなのでしょうか。一度紅茶会の部屋に入った後、女性2人の話し声を聞きつけその部屋を出た隙に逃げられたのでしょうか。よくリンリ―が探しに来なかったものです。
そして2階に行き、探索パートへ。グレンが「下にいる2人を助けに行く」と言って階段を下りるので、僕は相変わらず「お気を付けて」と言った気がします。そして振り返り「ありがとう」と言ってくれたような。この辺の記憶が他の公演とごっちゃになってしまっていそうでちょっと悔しい・・・
そして探索をし、酒以外の液体をすべて発見。やがて全員が合流します。
グレンがふと死体部屋を覗いて「この部屋は調べたのか?」と聞きます。すると誰かが「そこに日記が落ちていました。1ページしか書かれていないやつ・・・ていうかなんで1ページしか書いていないんですか?」とたぶん誰もが思ったであろう疑問を投げかけました。返答は「買いなおしたばかりなんだ」と。どうやら買いなおして即あの部屋に落としたようです。でもそれはあえてだということが先の牢屋内での発言でわかっているので、手がかりを残すためにわざわざ新品の日記を落としていってくれたんですね
そして閉ざされていた扉を開けようとします。「どんな危険があるかわからないから下手に動かないように」と忠告されました。すると誰かが「あ、じゃあ退魔師さん盾にしましょう」的なことを言い出し、それにグレンが本気で「は・・・!?」と抗議しようとしていました。なぜそんなことを言い出したかの理由は「鍛えてそうだし強そうだから」らしいです。「鍛えてはいるが本気で盾にする気か?」と戸惑っていました。それに頷いたのを見て少し諦めたようにしながら「まあいいか・・・とにかく開けるぞ」と言って扉を開きます。部屋を照らすと死体が転がっているのが目に入りますが危険はないということで中に入り探索スタート
このへやでは正解の箱を探して数字を導き出すのですが、その箱を探している最中にふと僕が下に転がっている死体を動かしたんです。すると、そこに例の酒が入った鞄が死体にかかっていました。確か今までそんなことはなかったはずなので、普通に僕が見つけちゃいましたね。でもこれで持って行かないのも不自然だと思い、鞄を見つけたことを報告しようとします。ですが誰も気付いていませんでした。これ、見つけてないふりをしてそのまま置いておいてもよかったかもしれません。でももう持ってしまったので今更引き返すことも出来ず、どうしようかと悩みました。ふとグレンの方を見ると(多分)不思議そうな顔をしてこっちをチラッと見たので、(あ、グレンと会話しておけば気づいてくれるんじゃないか・・・?)と思い、「これグレンさんのですか?」と入口側に立っていた彼の方へ行きます。そこから2人で数回やり取りを。「いや、違うが・・・」と言われたので、「じゃああの死体の人のものなんですね」って言っておきました。
そしてグレンが「中身は?」と問いかけてきたので、ここに来てようやく中身を取り出します。当然酒が入っているだけでした。鞄の中に箱は隠されていませんでしたね。「えっと・・・酒?匂い嗅いでみてもいいですか?」と聞いて「ああ。確認してくれ」と許可が降りたので蓋を開けて匂いを嗅いでみます。実はこの公演で初めて匂い嗅いだんですよね。思ったより匂いがしなくて(・・・?)となりました。そしてグレンに「これ、酒ですよね?」と差し出して確認してもらいます。グレンは「ああ・・・酒だな」と言ったので、やはり酒なのだと確信。まあ微かにですがアルコール臭はしましたし。そしてようやく近くにいた人が僕たちに気づき、「私も嗅いでみても?」と言って匂いを確認します。その人も(・・・?)と微妙な反応をしていました。一瞬僕の鼻がおかしくなってしまったのかとも思いましたが、どうやらそういうわけでは無かったようで安心。「薄めて飲んだりしていたのかもな」とグレンが言って空いている手を差し出してきたので、蓋を渡すと閉めておいてくれました。まあ結局その後鞄を持っていた僕に酒を渡してきたんですけどね。多分鞄を持っていたこともあって、彼が蓋を閉めてくれたのでしょう。その酒を鞄にしまうと、タイミングよく(?)信者が上がってくる音が聞こえます。さすがにたまたまでしょうけどね。信者から逃れる為に、やはり死体のふりをすることに。この時入口付近にいたこと、そしてよりにもよって鏡がついた机?棚?(メイクをする時に使うものだと思われる)と壁の間に入っていたので、寝転がることは不可能。寝転がると部屋に入った信者に蹴られてしまうので。仕方なしに壁に寄りかかって動かないようにするという選択をしました。まあ僕の場合は既にタスキを切られていたので、最悪バレてもそんなに影響はないんですけどね。当然足も伸ばせないので、ただ座って寝ているだけの人物になった気もします。鞄は僕と壁の間に入れて、信者に見つからないように。多分こうする必要はなかったんですけど、その方がより緊張感高まって面白いかと思って。ふと周りを見ると、当然みなさん寝転んで死体のふりをしていました。・・・ただ1人を覗いて。横をチラッと見ると、グレンが同じように壁(というかタンス)に寄りかかっていたんです。その後で寝転んだのかもしれませんが、僕が見た瞬間ではタンスに寄りかかっていたと思います。入口近くで壁に寄りかかって死体のふりをする黒服2人とかどういう状況だよと思いながらも信者が入ってきたので動かないようにしながら息を殺します。すると、今回もタスキが残っている数人に「生きてるんでしょう?」と話しかけていました。全員答えない・・・かと思いきや、「あなた、願いを叶えてもらいに来たんでしょう?紅茶、飲みたくない?」みたいなことを信者が聞いた後、その人が「飲みたいです」と素直に答えていました。何してんだ。でも正直そのパターン見てみたかったからありがとう・・・!と思ってしまったのは内緒。生きていることを知った信者は「あはは。やっぱり生きてるじゃない。他の奴らも生きてるんでしょう?」と言っていました。ちなみに話している最中少し目を開けて様子を見ていたのですが、普通にタスキは切られていましたね。
でもその人以外に誰も返事をしないでいると、「1人だけだなんて・・・これじゃあ紅茶が・・・!」みたいなことを言って去って行きました。ちなみにその人はタスキを切られただけで、紅茶会に連れていかれる訳では無かったです。そして信者が去り、探索再開。僕は何気なく鞄を持っていた死体に近づいて「これ戻しておきましょうか」と呟きました。近くにいた人に「戻すんですか?」と尋ねられたので、「バチ当たったりしても嫌なんでね」みたいなことを言って元に戻しておきます。こうすることで、今このタイミングで持って行かなくても後で回収しに来る時にわかりやすいと思ったので。そうしている間にいつの間にか謎が解き終わり、箱を開けます。そして手紙を読み上げ、引き出しにあった次の謎も見つけ、1階へ向かうことに。部屋を出る時に1人の方が「それ、持って行った方がよくないですか?」と鞄を指さします。僕が近くにいたので「そうですね」と言って鞄を再度回収。ついでに他の飲み物も持って行こうということになり、液体が置いてあった部屋に置いてきた飲み物も全て回収。鞄に詰め込みます。そして全て回収した事を確認し、階段へ向かいます。ちなみにブラックライトは置いて行きました。この時僕は(結局また後で来るのか)みたいなことを思った気がします。そして残って回収していた2人(僕ともう1人の女性)も階段へ向かいます。この時、女性の方が出口近くにいたので先に行ってもらおうとしたら、「アイテム持ってるので先行ってください」と言われ先を譲られました。なのでありがたく先に行かせていただきました。「でもタスキは最初に切られているから、恐れるものもないんですよね」って冗談めかして言うと「確かに・・・!無敵だ・・・!」という会話をして2人で楽しげに階段を降りました。下まで着くとグレンが階段側で待っていて、「大丈夫か?」と聞かれます。「大丈夫です。これを回収してて」と言って鞄を見せると納得したように頷きました。そして紅茶会の部屋へ。グレンが先頭に行って安全を確認し、扉を開けます。そして謎を解き、赤い箱を開けます。確か最初は誰かが開けていたと思うのですが、またしても上手くダイヤルが回らず、僕にバトンタッチしました。この公演だけで何回鍵を開けるのでしょうか。でも少し硬いので開けにくいのは仕方ないです。そして日記を読み解き、純金の十字架が必要だとわかります。グレンが「純金の十字架なら俺が持ってる」と言って取り出すと、僕は思わずぽろっと「え、なんで?」って呟きました。別キャストさんの時は「退魔師だから」だと言っていましたが、この方の場合はどんな感じなのだろうかと気になったので。それにしてもあまりにもぽろっと口から零れ落ちましたね。答えは「退魔師だからだ。当たり前だろ?」でした。そうなんですか。そして誰かが「え、良いな。欲しい」と呟くと「高いぞ?」って返答していました。「いくらぐらいなんです?」って聞くと「・・・教えられないな。だが、ものすごく高い。純金だからな」と言っていました。やはり純金ともあって、額はかなりのもののようです。さすがに値段までは教えてくれませんでしたが。「3桁は余裕でいきそう」と呟いていましたね。そしてシスターを怯ませ、出口の鍵を奪います。そして信者を解く方法を探るパートに。少し悩んだ末、誰かが「ブラックライト・・・?」と呟いたので、また別の誰かが「どこにあるんだろう・・・?」みたいなことを言ったので、「上に置いてきましたね・・・取りに行きましょうか」と言って僕と男性が部屋を出ます。すると1人の方が「これ持って行ってください」と言ってわざわざ最奥の部屋に置いてあった懐中電灯を持ってきてくれました。男性は先に階段を上っていたので、僕が受け取っておきます。そして2人で2階へ。この時グレンがいたかは記憶にありません。でも今までのパターン的についてきたと思います。(着いて来てるとしたら真後ろにいることになるのに気づかないとはあり得ないと思うのですが、それは僕なら正直あり得るんです)そして無事にブラックライトを回収し、1階へ。結局ライトを持っていた僕がブラックライトを回収したような気がします。そしてアルコールが正解だとわかるので、信者にそれを飲ませ、正気に戻します。この時もグレンは渋っていましたが、6人の説得もあり飲ませられました。そういえば誰かが「間違いでも飲ませるのは退魔師さんだし・・・」と呟いていた気もします。それにグレンが「は・・・!?」とリアクションしていたような・・・グレンはただみんなのことを信用して飲ませることを決めただけなんですけどね・・・(笑) まあ無事に信者も救い出せたので、最後の謎解きになります。
今まで解いた謎のマークの順番に読むということがわかり、少しずつ読み進めます。すると、誰かが冗談なのかそう解いたのかはわかりませんが、「・・・殴れ?」と呟きました。それにすぐさまグレンが反応。「殴ればいいのか?案外簡単だったんだな」とすぐに納得しました。しかしそれに待ったをかける全員。言った本人でさえまだ解いてる途中だから待ってほしいと。ちなみに後の公演で知ったのですが、これ読む順番間違えると「殴れ」とも読めるらしいですね。何度もこの謎は見ているのに、全然気づきませんでした。みんなが謎を解いている間、ふと気になったことをグレンに聞いてみました。ちょうど隣に居ましたし。「ちなみに殴れって言われたら殴れるんですか?」と。答えは「ああ。殴れる」でした。何の迷いもなく殴れると答えられました。それを聞いて隣にいた人が「うっそ・・・!?」と驚きます。「当たり前だろ。何のために鍛えていると思っているんだ。退魔師として化け物とはよく戦っているからな」とどこか誇らしげに言っていました。化け物と戦うのって、物理もあるのでしょうか。多分僕はそれを聞いて「じゃあ殴れでも問題ないんだ」みたいなことを呟いた気がします。そんな話をしていると、謎が解け「心臓を撃て」と正解が導き出されました。それにグレンが「結局どっちなんだ?撃つのか?殴るのか?」と聞いてきます。この公演では殴りたくなったのか、何度かその確認をしてきました。全員で説得し、ようやく撃つということに納得するグレン。そして信者に銃を返してもらおうとします。
この時、薄暗くて見えにくかったのか中々鍵が開きません。それを見て僕はたまたま近くにいた+懐中電灯を持っていたということもあり、「照らしましょうか?」と言って手元を照らすと「ありがとう」と言ってくれました。しかもわざわざ目を合わせてくれたんです。正気に戻った信者さんはめちゃくちゃ可愛いです。もちろん狂っている時も可愛いですが。この時他の参加者がグレンのポンコツっぷりをひそひそ話していましたね。多分「退魔師の癖に捕まった」とか「なんで十字架以外何も持ってないんだ」みたいなことを話していた気がします。それを聞きながら(確かになあ・・・)と思ってしまったのは仕方ないと思うんです。それを聞いてグレンが「君たちさっきからちょくちょく失礼だな」って少し怒っていましたね。正直面白くて少し笑ってました。そして無事に箱が開き、銃をグレンに返し、シスターを倒します。ここからはもう一緒なので割愛させてもらいます
無事に全員脱出し、タスキも数人残っていたのでTrue endです

8公演目(True end)

今回も紅茶会参加は挙手制でした。相変わらず譲ってグレンコースに行きます。本当は行っても良かったのですが、まあ楽しいということと初参加の方に紅茶会を楽しんでいただきたかったので
グレンを救出するまでは特に何も変わらなかいので割愛。
そして僕は何度も言っているにもかかわらず、「退魔師さんですか?」と問いかけます。「ああ、そうだ」と言われるので「今助けますので待っててください」と言って鍵を開けます。そういえばこの公演も、僕が鍵を開けたんですよね。なんででしょうか。
そして鍵を開けようとするのですが、今回は素直に開いてくれません。牢屋内からグレンが見かねて(見えてないけど)「大丈夫か?」と聞いてきた気がします。「ちょっと待ってください・・・正解を間違えました」みたいなことを言って、もう1つの鍵を指します。無事に南京錠の鍵が開き、グレンを救出。後で聞いたのですが、この時ガチャガチャという音が紅茶会の部屋まで聞こえていて、参加者の1人が「なんかガチャガチャ聞こえません?」と聞いたようです。しかしちょうどそのタイミングで(おそらく)鍵が開いたので、音が聞こえなくなったようです。この問いかけにシスターは「あら、そうかしら?」と答え、少し耳を傾けた後「何も聞こえませんね・・・きっと気のせいでしょう」と言ったそうです。これ、思い切りガチャッと大きな音を立てていたら、シスター様はこちらに来ていたのでしょうか。その場合ってすぐに部屋を出て隠れないといけないと思うのですが、これ鍵を開けようとしている人(今回で言う僕)ってほぼ詰んでますよね。焦ってしまって逃げられる気がしません。まあ「気のせいでしょう」で済ましてくれたので運が良かったです。もしかしたら大きな音が出ていたとしても「風か何かでしょう」で済ましたのかもしれませんが。
そしていつも通りシスターと信者が2階に行った後、紅茶会の部屋に入ります。今回も部屋に入った後「何杯飲んだ?」と聞かれ2杯と答えていました。そして「異常はないか?もっと飲みたいとか・・・」と尋ねると、参加者の1人が「え、美味しかったんで飲めるなら飲みたい・・・!」と返答。すると「飲みたい・・・!?君は危険だな、特に警戒させてもらう」と警戒されていました。ちなみにその後他の参加者も「まだ飲めるなら」みたいなことを言って乗っていました。それにグレンが驚いて、結局3人とも警戒されていました。そして自己紹介や危険が近づいたら隠れるようにという忠告などの一通りの流れがあり、鍵の部屋を尋ねるシーンへ。飾りがついていたのですが、全員(どこのだ・・・?)となっていたので、僕が答えました。「その飾り・・・2階の奥の部屋のものじゃないですか?」と。それに全員が納得して頷いたので、グレンも「2階か・・・シスターがいて危険かもしれないが・・・いや、行ってみよう」ということで全員で2階に向かうことになります。そしていつも通り2階からシスターが下りてくる音がしたので、1階に隠れることに。今回も紅茶会の机の下を選びました。
そしてシスターが牢屋の部屋に入り、「牢屋が開いてる・・・!?あの男はどこへ行った・・・!?」という台詞を聞き、机から出ます。そしていつも通り牢屋側の部屋から紅茶会の部屋に入ってくる音がしたので、最奥の部屋へ。えっとですね・・・またしてもいましたよ。グレンが。なんか彼に着いて行ってるみたいになってますが、僕だってどこに隠れているか知りませんからね。牢屋の部屋に隠れていることもあれば階段側の部屋に隠れていることもあったり最奥の部屋にいたりで・・・ただ1つわかっているのは、彼は決して紅茶会の部屋には隠れないということだけです。まああそこはタンスの中と机の下しか隠れる場所がないのですぐに動けないというのが理由でしょうが。なんで僕が逃げる先に彼がいたのでしょうか。思考回路でも似通っていたのでしょうかね。まあそんな話はどうでもよくて
今回は誰がどこに隠れているのかわからなかったというのもあり、とりあえず相も変わらずグレンの傍(扉の影)に逃げておきます。すると「大丈夫か?」と心配されたので「大丈夫です」と返しておきます。しばらく2人で様子を伺っていると、突然グレンがその部屋を飛び出して階段側の部屋(最初に信者と会った部屋)に入りました。当然僕も追いかけようと思ったのですが、牢屋の部屋にリンリ―らしき白い服の人を見かけたので慌てて扉の影へ。取り敢えず再度そこで様子を伺うことにしました
紅茶会の部屋に隠れている人を探すような物音が聞こえたら移動しようかと思ったのですが、まさかのそのまま僕が隠れている部屋まで来てしまうという事態に。必死に息を潜めていたのですが、影でも見えたのでしょうか。そこにある棚などを開けることなく、いきなり扉に手をかけてそこの扉を半分閉めます(開いている扉の影に隠れる形だったので閉めることになっています)
そしてほくそ笑んだ顔で「みーつけた」と。はい、ここから先は僕が体験した全公演の中で1番怖くて、そして、1番好きだったシーンです
僕のことを見つけてほくそ笑んでいると、急に真顔になり「紅茶を飲むか、命を取られるか、どちらか選びなさい!」と。僕は少し悩んだ末、「・・・
紅茶は・・・飲みません」と答えます。すると「そう・・・わかったわ。そこの壁に両手をついて立ちなさい」と指示されたのでおとなしく従います。そしてそれを見た後「大川さん!」と家中に響き渡る声で信者を呼びました。どこか(おそらく2階だと思われる)から「はーい」という声がしたかと思うと、信者が近づいて来る足音が。徐々に近づいて来る足音に、自然と心音が上がっていったのを今でも覚えています。その間リンリ―は僕が逃げないようになのかずっと見張っていました。ちなみに当然この時は2人きりです。でも状況が状況なので、全然会話はできませんでした。ここで何か話しかけると間違いなく雰囲気が壊れたので。本当だったら「・・・シスター様が切るわけではないのですね」と言おうかと思っていたのですが、信者の足音が近づいて来るのがまるでホラーゲームで・・・ここで話しかけたらこの臨場感が薄れるかもしれないと思って、静かにしていました(笑) そして信者が部屋に入って来る前。突如リンリ―が近づいてきたかと思うと耳元で僕にだけ聞こえるぐらいの声量で「さようなら」と囁きました。はい、これが間違いなく1番好きでしたね。だってまさか囁かれるなんて思わないじゃないですか。こういう台詞を言うにしても他の5人+グレンに認識させるために声を張るのかと思っていましたが、まさかの囁き。いやもう当然恐怖もあるのですが、驚きと(あの時グレンについて行かなくてよかった・・・)という気持ちとで感情ぐちゃぐちゃです(笑) もしあそこでグレンについて行ってリンリ―から逃げ延びていたり、ここで僕が紅茶を飲むと言っていたら絶対になかった演出ですよ!? グレンには悪いですが、あの場に隠れていてラッキーでした・・・! いや、タスキ切られるので喜んでいる場合でもないのですが・・・(笑) あと1つ言っておきたいのですが、牢屋に閉じ込められたり囁かれたりが嬉しいとかでなんかすごい僕がMっぽい書き込み多いと思うんですが、違いますからね。断じて。ただ普段は体験できないようなことが体験できて嬉しかっただけです。
そして信者が入ってきたのを見て、リンリ―が「こいつ、紅茶を飲まないらしいから、命を奪ってしまいなさい!」と指示を出します。それに「はーい、シスター様」と言ってすぐに僕のタスキを切りました。特に僕に対しては何も言わず。そして切った後「シスター様の紅茶を飲まないなんて、可哀想な人」と言って哀れみの目を向けられます。それを見てリンリ―は満足気に笑って、紅茶会の部屋へと入っていきました。
今度は信者と2人きりに。まさかのこの公演でキャストさん全員と2人きりになるタイミングがあるなんて思ってなかったので、ここも普通に嬉しいポイントですね。特に信者は隠れる時に間接的に2人きりになることはあっても、こうして面と向かって2人きりになんて普通はなれないので。
そして信者からも話しかけられました。おそらく紅茶会に捕まっていたのが1人だったからだと思います。残りの4人の居場所を聞き出そうとしたのでしょう。「あなた、他に人は見ていない?」と。この時既に僕は(階段側の部屋にいるなあ・・・)と知っていたので、教えようか迷いました。信者に乗って仲間を裏切るか、それとも仲間を守るために嘘を吐くのか・・・少し迷った末出た言葉は「・・・見ていません」でした。裏切らずに仲間を守るという選択を取ったのです。ちなみにゲームだったら迷いなく即裏切るタイプです。やり直しができるので。でもこれはやり直しができないのと恨まれるのが少し怖いというのがあって嘘を吐きました。本当は裏切って居場所を教えたかった
それを聞いて信者が「嘘よ。だって他にも仲間がいたじゃない。あはははは」と笑いながら退出しました
僕はしばし呆然と(ん・・・?どうしたらいいんだ・・・?)となっていました。リンリ―からも信者からも特に何も言われなかったので。紅茶会の部屋に入るのも違うよなあ・・・と思いながら、暫し逡巡。やがて(とりあえず仲間と合流しよう)と思って階段側の部屋まで向かいました。そこには無事な4人とグレンが入口近くで様子を伺っていました。彼に言われたのかはわかりませんが、全員押し入れなどに隠れることなく前の公演で僕がしたことと全く同じようにしていたので(あ、やっぱりあれでも間違いではなかったのか)と謎の納得。そしてグレンが「捕まったのは1人か・・・」と呟いていました。誰か(グレンだったかも?)にタスキがないことを聞かれて「・・・命は取られましたけど」って呟いておきました。もしかしたらグレンに「無事だったか」みたいなことを言われたからそうやって呟いたのかもしれません。いや、命取られてるんで無事ではないんですがね。でもあの大声で信者を呼んでいた時点で、全員に気付かれたような気もします。その後の「紅茶を飲まないらしいから~」という台詞もおそらく聞こえていたのではないかと思います。紅茶会の部屋以外の全部屋の扉は開いていたので。その言葉が聞こえた瞬間の参加者とグレンの反応知りたい。
それにしてもリンリ―様と2人きりで紅茶会だなんて羨ましい
そして5人で2階の探索パートに入ります。
今回押し入れが開いており、そしてそこに飲み物が置いていなかったことで誰もタンスの裏まで動きません。しばらく探索をしていると、唐突に信者がタンスの裏から出てきました。慌てて隠れます。確か僕はこの時トイレの中に隠れた気がします。開けられることなくやり過ごし、再度探索。確か1人捕まって、紅茶会に行っていた気がします。これの後、どうやら信者がシスターに紅茶を求めていたようです。参加者2人とキャストさん2人という、中々に珍しい光景が広がっていたのでしょう。
そして探索をしていると、先に捕まっていた人がグレンに救出され、再度5人での探索になります。メンバーは変わりましたが。
やがてまた信者が上がってくる足音がしたので隠れることに。すると何を思ったのか、僕がトイレに隠れると全員入って来たのです。(早く扉を閉めてくれ・・・)なんて思いながら、信者がすぐそこまで迫って来ました。1人入れずに外にいた人がタスキを切られただけで、僕たちは(なぜか)やり過ごすことができました。そして信者が降りた後、入れ違うようにグレンがやって来て、「どこにいるんだ・・・?」みたいな声が聞こえたので、トイレの扉を開けます。それを見て驚くグレン。「みんなでここに隠れていたのか・・・?見つかったら袋の鼠だぞ・・・?」と至極真っ当なツッコミを。
そして全員揃ったので残りの扉を開けようとします。しかし、まだ気になることがあるのかこっそりとタンスを開けて探索する人が。少しの間待っていたが、さすがに時間がかかると思ったのか「開けてもいいか?」と呆れたように確認。「あ、はい。どうぞ」と言って立ち上がったのを見て、ようやく扉が開きます。そして暗闇の部屋の探索へ。今回もこの部屋に鞄と酒が置いてありました。誰かが見つけた鞄を見て悩んでいたので、僕は何となく「それは?グレンさんのですか?」みたいなことを聞いた気が。そしてその人が中身を取り出しながら僕がそう聞いたので、グレンが「いや、違うが・・・というか、俺は酒なんか持ってこないぞ・・・!?」とツッコミ。本当にこの方はツッコんでくれるから色々絡みたくなってしまいます。この時、僕にその鞄と酒を預けてきたのでおとなしく受け取りました。そしてまたしても匂いを嗅いでいいか確認し、「ああ。確認してくれ。どんな危険があるかわからないから、間違っても飲まないようにな」と謎の忠告。さすがに飲まんわ、と思いながら匂いを確認。前回よりも多めに息を吸い込んで匂いを嗅いだので、しっかりとアルコールの匂いがしました。「うん・・・酒ですね」と言いながら、何気なくグレンの方にそれを向けてみます。(確認してくれないかな・・・)なんて思いながら蓋を向けたので、すぐに察してくれて匂いを嗅いでいました。ちなみに瓶を受け取らず、手で仰ぐようにしていました。理科の実験でやったような感じです。「・・・酒だな」と呟いていました。そうしている間に謎が解けたっぽいので、蓋を閉めてそちら側へ合流します。そして箱を開け、手紙を読みます。その後グレンがここで判明したことを纏めようと話し始めると、1人がまるでスポットライトのようにグレンを照らしました。それに「な、なんだ?」と驚いていましたね。「暗くて顔が見えなかったので」とその人が言うと「そ、そうか。まあいい。とにかく1階に行くぞ」と纏め上げました。わかりやすく眩しそうにしていた顔がなんだか面白かったです(笑)
部屋を出た後、背後から「酒を持って行くか?」みたいな声が聞こえてきました。グレンの真後ろにいた僕に(聞いてくれ)みたいな視線を感じたので、「グレンさん・・・酒いります?」と聞いておきます。「俺はいらないが・・・必要だと思うなら持って行けばいいんじゃないか?」と返されたので、それを伝えます。念の為全部持って行こうということになり、全部持った・・・と、この時の僕は思っていました。さすがに「必要なので持って行きましょう」とは言えないので、この判断は皆さんにお任せしたんです。そのまま僕は階段を下りました。なので、まさか肝心なものを持ってきていないとは、この時には気づけなかったのです。(いや、気づいても言わないんですけどね)
そして謎を解き、信者を正気に戻す方法へ。誰かが「もしわからなかったら赤マムシでも飲ませましょう」と呟きます。さすがにグレンが「いや、さすがに決めつけるのは早すぎる。みんなの意見を聞いてからにしよう」と言って止めました。そして少ししてブラックライトを使い、無事にアルコールが必要だとわかります。
しかし、ここでまさかの事態に。肝心なアルコールを持ってきていなかったのです。僕は皆さんの手元を見てビックリしました。なんで他の飲み物は持ってきているのに酒だけ持ってきていないんだ?と。ていうか、あの時確実に「必要だと思うなら持って行けばいい」と伝えたはずなんです。つまり、全員が必要ないという判断をして酒をあの部屋に置いてきたということです。ちなみにブラックライトもしっかり持ってきていました。まるで酒が必要だとわかっていてあえて置いてきたかのように、見事に酒だけあの部屋に置き去りにしていたんです。もし何も知らなかったとしたらどんな偶然だよ、とツッコみたくなりましたね。取り敢えず全員で酒を取りに行き、信者にそれを飲ませ、正気に戻すことに成功。最後の謎解きに入ります。
この謎はすぐに解き方がわかりました。順番通りに読んで行って、すぐに「撃て」だと解けます。すると横から「本当に『撃て』でいいのか?こう読むと『殴れ』とも読めるぞ?」と理解不能な助言を。もちろんその人はグレンです。今まではそんなこと言わなかったのに、1個前の公演でそう解けることに気付いてそう言い出したのでしょうか。彼の殴りたいスイッチでも押してしまったかのようです。しかし全員が確信を持って「撃て」だと言うので、グレンも了承。銃も返してもらい、シスターを倒して無事に古民家から脱出。そしてエンディングになります
他公演とほぼ同じなので違う箇所だけ。
信者が「41社目を受けに行くことにするわ」と言って参加者が「頑張れ」と言うと、参加者全員に目を合わせながら「ありがとう」と言ってくれました。笑顔が可愛かったですね。
それとグレンが「紅茶を飲んだのは何人だ?」と確認。3人が手を上げます。すると「君たちは後でアルコールを飲んでおくことをお勧めするよ。じゃあな。あ、それと。もう上手い話には騙されないようにな」
そう言って信者とともに去って行きました。この公演では「上手い話には乗るなよ」ではなく「騙されないように」ってなっていました。当然、なぜかはわかりませんがね。

9公演目(Good end)

さあ、最終日です。そして僕が参加した最後の公演です。
なんと、まさかのグレン役がこの公演ではじめましての方でした・・・!てっきりグレンは2人で回していると思ったのでビックリしましたね(笑)

今回も家の中スタートです。信者さんは女性の方でした。初手タスキ切りからの信者から逃げ、謎解き・探索パートのスタート・・・となるはずだったのですが、まさかのトラブルが。僕が受け取った懐中電灯だけ、明かりが点かなかったんです。何度かカチカチやっても点かないので(・・・?)と思いながらリンリ―が「皆様、点きましたか?」と確認してきたので咄嗟に「シスター様、助けてください。点きません」と救いを求めます。すると「まあ・・・見せてくださる?」と言われたので懐中電灯を渡します。リンリ―も何度かカチカチやりますが点きません。「電気切れ・・・でしょうか?」と尋ねると、他の参加者は(え、そんなことある・・・?)といった反応。でも正直、この中で1番驚いていたのは僕ではないでしょうか。少なくとも初参加の方はいました。間違いなく。そして複数回参加されている方もいました。おそらくその方と僕、そしてリンリ―の3人が1番驚いていたと思います。リンリ―が「私、予備の灯りがないか探してきます。皆さんはここの探索をしていてください。決して、この部屋を出ないようにしてくださいね」と言って部屋を出るリンリ―。リンリ―がいなくなると、2人ずつで来ていた参加者の方2名(2組1人ずつ)に「一緒に来た人と使うのでよかったら使いますか?」と懐中電灯を渡されました。しかし僕はそれに「いえ、きっと今シスター様が持ってきてくださるので大丈夫ですよ」と言って断ります。もしかしたら、これも一種の演出かと思ったのかもしれません。しかし、これが本当のトラブルだと僕は知っていたので丁重に断りました。結局僕がそれを受け取ってしまうと、1人は明かりがないままですしね。今後全員がバラバラになるタイミングもあるわけですし。それにしても皆様お優しい・・・と思ったのでした。しばらく探索をしていると、リンリーが戻ってきて「キッチンに落ちていました。どうぞ」と言って懐中電灯を渡してくれました。「ありがとうございます・・・!」と言って受け取ったそれは、しっかりとライトが点きました。これで安心して次のシーンへ移れます。この懐中電灯を渡す時にもう1つやり取りがあって、引き出しを開けて全員にライトを渡していた方がリンリーに「シスター様も・・・」と言いながら渡そうとしたんです。しかしリンリ―は「私は大丈夫ですよ。明かりが少し苦手なもので」と言ってやんわりと断っていました。なぜ懐中電灯がリンリ―の分まで用意されていないのか疑問でしたが、そういう理由があったそうです。まあ彼女は・・・○○(ネタバレ!気になる方は2曲とも是非お聴きください・・・!)ですしね。そして謎解きパートへ。全員が謎を見つけたもののリンリ―が帰ってくるまで待とうということで待っていると、それに気づいたリンリ―が「まあ、私を待っていてくださったのですか?ありがとうございます」と優雅に一礼していました。この辺りってこのトラブルがないと絶対に見られない仕草だったので嬉しかったですね。しかも偶然にも僕が渡されたものでトラブルが発生したので、そのシーンの当事者になれたわけですし。それにリンリ―から物を受け渡してもらえるなんて、いつもだったらありませんし・・・!最終公演でなんとも激レアな体験をしてしまいました・・・!
そして信者から逃げ延び、最奥の部屋の謎を解き、2階へ。この時グレンの日記がいつもと違う場所に置いてあったので、油断して一瞬うっかり踏みそうになってしまいました。ごめん、グレン。いつもなら死体の間に挟まっていたり押し入れの中に入っていたりで床に無造作に置かれているとは思わなかったんで・・・という言い訳。そして自然と僕が日記の近くに立ってしまったので、日記を読み上げました。そして読み終えた途端、シスターが豹変。紅茶会へと誘われます。今回は強制的に3人選ばれました。そして僕も選ばれたので、久々に初手リンリ―ルートです。この時、日記を置くタイミングを見失ってそのまま持って行っちゃったんですよね。まあ持ち運び禁止は鍵だけなので問題はないのですが、日記が移動するってあまりないと思うのでどんな反応をするかも少し楽しみになっていました。(そして後に持ってきてよかった・・・となる出来事が)
紅茶会の部屋へ辿り着きます。今回僕は悩みに悩んだ末、『初手紅茶会に選ばれた際に紅茶を飲まない』という選択を取ることを決めました。
今回、神に祈りを捧げるパートが。前の時もあったのですが、今回もあったので2回目です。他の公演でどれぐらいそれがあったのか少し気になりますね。この時「Amen…」と唱えたり十字を切ったりで原曲の要素も取り入れられていて嬉しくなりました。「Amen…」といえば、2曲ともに共通する言葉ですし、Vampireの方で何度か「哀れに十の文字を切る」という歌詞もあるので。その要素を入れてこのような台詞回しになっていたとしたらもう歓喜ですよ。
そして祈りを捧げた後、「さあ、紅茶をどうぞ」と言って飲むように勧めます。2人が飲みますが、僕は手を付けずにいました。するとリンリ―が傍に来て「さあ、あなたもどうぞ?」と勧めてきます。なので、上手い具合に断ろうと前と同じような感じで考えていた台詞を言ってみます。「あの、失礼ですが・・・少し気がかりなことが・・・」と言うと、「あら、どうしたの?」と尋ねられました。「先ほどの信者の方・・・大川さんの様子が、少し気になってしまって・・・」と呟くと「まあ、そうなの。私も彼女の様子は気になっているのよ。最近様子がおかしいから・・・あなたは、心優しい方なのね」と慈愛を含んだ顔でそう言われました。この時しゃがんでいたので、僕よりも目線は下です。そのあまりに優しげな笑みについ心を許しそうになって紅茶を飲もうかとも思いましたが、ギリギリで踏みとどまります。「この紅茶って・・・依存性ってあるんですか・・・?」と聞くと驚いたように「依存性?いえ、そんなものはないけれど」と(何を言っているの?)といった声音でそう言われました。「そうなんですか・・・?でも、大川さんの様子を見ていたら・・・」と心配そうに尋ねてみると、「気にしなくていいのよ。この、退魔師とかいう男」そう言って傍に置いておいた日記帳を手に取り、パラパラと捲ります。「彼は嘘つきよ。そんな危険なもの、ここにあるわけないわ」と言って日記帳を机に投げ捨てました。当然、カップにも花瓶にも当たらないように、しかし恐怖を与えたり苛立ちを見せるために思い切り。その絶妙な塩梅で日記を投げ捨てたんです。この時に(日記持ってきてよかった)となりましたね。「彼はヴァンパイアの末裔だもの。きっと彼女も、彼の手で何かに憑かれておかしくなってしまっているんだわ・・・」みたいなことを呟いた気がします。やがて、「さて、では2階の方たちを呼びに行ってきますね」と言って部屋を出て行きました。えー、タスキは無事です。タスキを切ることなく部屋を出て行きました。扉が閉まった後思わず一緒にいた2人に「え、これいいんですかね・・・?」と確認。「まあ・・・いいんじゃないですかね。見逃されたってことで」って言われたので、「いいんですかね・・・まあいいか」みたいな感じで変に納得しておきました。これで紅茶を断ってタスキを切られなかったのは2回目です。だったら飲めばよかったかも
そうしているうちに、グレンコースの人と合流。このタイミングでグレンを初めて見たので、(見たこと無い方・・・まさかの新しいグレン・・・!?)と思いましたね。まさか最終公演で初めましてのグレンくんと会えるとは思っていなかったので。そしていつも通り「君たちは紅茶を飲んだのか?」と聞かれましたが、全員微妙な反応。なんとなく僕が答えないといけないと思い「あ、おふたりは飲んで、僕は飲まずに・・・」と答えると、「そうか、君は大丈夫そうだな。2人も、特に異常はなさそうだ」と確認。今回は全員特に警戒されることはありませんでした。そして鍵を拾ったと言って在り処を聞き、2階へ行くことに。そういえばこのグレンは「何か危険があったら、全員でバラバラの部屋に隠れよう」って言っていました。そして2階に向かいます。するといつも通りシスターが下りてくる音がするので、隠れることに。相変わらず僕は紅茶会の部屋の机の下を選びました。今回の僕の心情としては(最終公演だし何としても逃げ切りたい)でした。ちなみに捕まって紅茶会に参加させられた場合は飲むことを決めていました。しっかりと部屋の扉を閉め、机の下で息を潜めます。今回は直接牢屋側の部屋に行きました。そして「牢屋が開いてる・・・!?あの男はどこへ行った・・・!?」という台詞をきっかけに、机から出ます。この台詞のおかげで机から扉傍に移動するタイミングがわかりやすくてありがたかったですね。そして息を潜めていたのですが、想定外の事態が。リンリ―の行方を失ってしまったのです。おそらく最奥の部屋に行ったのだとは思いますが、確信が持てなかったので意味不明に紅茶会の部屋をうろちょろしている変な奴に。この時確かタンス内に2人隠れていたと思うのですが、(何うろうろしてんだ・・・?)みたいに思われた気がします。わかりませんが。この時出てくる素振りがなかったので、おそらく初めての方です。でもまあ一応外の様子を伺ってはいたので、逃げようとしているとわかってくれていればいいのですが。
そして最奥の部屋側の扉に近づき、その部屋の様子を耳だけで探ります。微かにですが、リンリ―と誰かが話している声が聞こえてきたので、牢屋側の部屋の扉傍で待機します。すると最奥の部屋側から紅茶会の部屋に入ろうとしてくる音が聞こえたので、牢屋側の部屋から脱出。そこにはグレンと1人の男性がいました。その直後、紅茶会の部屋で隠れていた人が見つかって捕まったような声が聞こえました。どうやら今回無事なのは2人のようです。紅茶会に参加しているのが4人なので、先程参加した1人は解放されるのかと思いましたが、そんなことはなく普通に紅茶会が始まったようです。1人は立たされていたのでしょうか・・・
そして逃げ切った2人は2階の探索に移ります。最終公演はリンリ―コース→グレンコースという個人的に理想な形になりました。もしくはグレンコース→リンリ―コースでもよかったのですが、そうすると捕まらなくてはならないのでやはり理想はリンリ―→グレンですね。そのおかげでたくさんキャストさんと絡めました。
階段を上っていると、なぜか急ぎ足になっていたのかグレンに「危ないからゆっくり行こう」と言われました。どうも僕は焦って階段を上りがちなんですよね。私生活でも。なぜなのでしょうか。
そして2階に辿り着くと、グレンに「探索をしながら危険を感じたら隠れてくれ。下で信者のことを見かけなかったから、もしかしたらこの階にいるのかもしれない」と忠告され、そのすぐ後に「俺は下にいる人たちを助けに行ってくる」と言って階段を数段下りました。僕はその背に聞こえるか否か微妙ぐらいの声量で「お気を付けて」と言うと、それをしっかり聞いてくれていて「ありがとう」と笑顔で返してくれました。記憶が曖昧ですが、その後に僕は頷いたような気がします。その笑顔がなんだか可愛くて、同時に謎の安心感を覚えました。あとしっかり言葉を聞いてくれていてありがとう・・・!という気持ちも。
どうでもいい話なんですけど、回を重ねるごとにグレンの相棒感を僕自身が勝手に感じたんですよね。多分台詞を交わす回数が多かったというのもあるのでしょうが、たまに感じる相棒感はたまらなく好きでした。あとグレンって何か言うとすぐツッコんでくれるから面白いし。多分慣れてくると、守られる存在→相棒感になっている人もいたのではないかと思います。実際、話した中でそう感じたと言っている方もいましたし(確か)まあそんな余談は置いておいて。
さあ、2人での2階探索パートです。少しすると、下から上がって来る音と懐中電灯の灯りが。光が見えたことで仲間だと確信し、僕たちは隠れませんでした。最初に紅茶会に参加した男性がグレンに救出され、こちらのルートに加わったのです。おそらく紅茶会が始まる前にいつものように「あなたはさっき飲んでいただいたのでまた後でお誘いしますね」と言ってどこかの部屋にいたんだと思います。それをグレンが救出したことで、最初の紅茶会メンバー3人で2階の探索をすることに。今回は押し入れの中に飲み物があったので、「あれ取ってきた方がいいですよね」と言って2人のうちどちらかに行ってもらおうとします。今までのパターンで、タンスの裏に信者が隠れているのは知っていたので、さすがに知ってる僕が行くのもなあ・・・と言う気持ちで。ですが2人の視線的に(行ってくれ)という感情をひしひしと感じたので、仕方なしに僕が行きました。当然信者の存在は知っていたので警戒しつつ、何も知らない風を装って。まあ救出されて合流した方は数回参加されていた方だったのでおそらく知っていたので行かなかったのでしょう。多分僕と同じこと思ってましたね。そして液体を回収しようとタンス近くまで行くと、隠れていた信者が出てきます。僕は多分「っ・・・!?」というようなリアクションをしたでしょう。そして僕は死体部屋の押し入れの上、他の2人はおそらくトイレ側に身を隠しました。そして信者がトイレ側に行くと、誰かが見つかったような声が。少し聞こえた感じによると「仲間は?」と聞かれていたように思います。しかし遠かったので定かではありません。そして一瞬死体部屋に入り、誰もいないことを確認すると下に降りていきました。その直後廊下に懐中電灯の灯りが。それを見て安心して押し入れから出ます。今回は紅茶会へは連れて行かれず、タスキを切られただけだったようです。これでタスキが残っているのは3人です。いや、本当は2人なんですけどね
そして紅茶会にいた3人もグレンに助け出され合流し、次のパートへ移ります。閉ざされていた鍵を開け、暗闇の部屋の探索を始めます。
この時また僕は「グレンさん。1つ聞いてもいいですか?絶対にここで聞くことじゃないことを承知の上で」と尋ねると「どうした?」と言ってくれたので、「さっき・・・最初の紅茶会の時飲まなかったんですけど、命無事なんですよね。いいんでしょうか?」と。ただのミスだと思うので念のため確認。「ああ・・・いいんじゃないか?気にしなくても」と返されました。すると、予想外の言葉が聞こえてきたんです。「あ、大丈夫だと思いますよ!私も飲まなかったので・・・!」と言われて、思わずその声の方向にライトを向けました。そこには、白色のタスキがしっかり残っているのが見えました。「タスキは・・・切られてない?」と呟くと「なんか無事でした」と返されました。その方はあまり気にしていなかったようです。どうにも僕はそういう細かいところが気になってしまう性分なのでよろしくないですね。でもこうやって細かいところまで気にしてしまう性格故、色々とキャストさんの細かい仕草や内装などにも気づけたので意外といいところもあるんですよね。それにしても、本来ならタスキが残っているのはこの時点で1人(もしかしたらいなかったかも)だったかもしれないんですね。危うくBad endになるところでした。確かこの時は3人しか残っていなかったと思うので。もしかしたら紅茶を飲まなかった2人だけだったかもしれませんが、そこまでしっかりとは見ていませんでした。僕はそれに「・・・あのシスター様、意外と抜けてるところあるんですね」と呟くことでこの話は終わりと言う風にしておきました。取り敢えず探索再開です。
今回僕は扉近くの棚を探索していたので、鞄は別の人が見つけました。とはいってもその人が机の上で鞄を開けたので、ちょうど棚の探索が一段落していたこともありそれを手伝います。手を突っ込むと、いくら探しても見つからなかった”酒” ”赤マムシドリンク” ”乳酸菌飲料”の3本が入っていました。ここに残りが全て入っていたので、全員合流するまで探していても見つからなかったはずです。まさか鞄に3本入っているとは思わず、手を入れた瞬間ビックリしましたね・・・(笑) この時既に見つけていたのは水とオレンジジュースの2本だったんです。そして「これ、グレンさんのではないんですよね?」といつもの如く尋ねます。「いや、俺のじゃないな」と冷静に返されました。そして謎が解け、1階に行くことに。この時誰かが「飲み物全部入れて持って行きましょう」と言ったので、全てを持って行くことになりました。ブラックライトも入れていきました。これで信者を正気に戻すためにこの部屋を訪れる必要はなくなったんです。
そして純金の十字架を使い、シスターを怯ませ鍵を奪い、信者を正気に戻す方法へ。今回は苦戦していました。僕は当然口を出せないので(どうにかしてヒントを出せないかな・・・?)なんて考えていました。雰囲気的に勘で飲ませそうな感じもしましたね。この時『残り3分』という天の声が聞こえてきていたので。やがて誰かが「ブラックライト・・・?」と呟いたのをきっかけにライトでノートを照らします。そして無事に信者にアルコールを飲ませ、正気に戻すことに成功しました。そして信者からノートを受け取り最後の謎を解こうとした瞬間、時間切れになってしまいました。照明が真っ赤になり、裏からリンリ―の「お茶好きの神を崇め称えなさい」という声が。信者が慌てて「まずい、シスターが来るわ・・・!」と言った後グレンも「みんな、急いで外へ・・・!」という言葉とともに脱出します。外に出る直前信者が「ここで得たものは置いて行った方がいいわ。呪われている可能性があるから」と指示したので、全員棚の上に日記や液体を置いて行きました。そしてエンディングへ移ります
グレンが全員無事なことを確認し、「またあのシスターを追うことにする」と言って、信者も「願いは自分の力で叶えることにするわ」と決意します。すると信者がふらついて倒れそうになるのでグレンが「大丈夫か・・・!?」と言いながら彼女を支えようとしますが、「ごめんなさい、まだあまり体調が良くないみたいで・・・」と言いながらなんとか立っていたので心配しつつ「念の為病院へ行こう」と信者に向けて言った後、今度は僕たちに向けて「俺はこの人を病院へ連れて行く。それじゃあな」と言って立ち去ろうとします。その直後信者も「みなさん、本当にありがとう。私は41社目を受けに行くことにするわ」と言って歩き出そうとします。参加者が「頑張って」などと言うと「ありがとう」と返してくれました。最後にグレンが「あまり上手い話には騙されるなよ」と忠告していた気もします。他の公演とごっちゃになっている可能性もあるので確実とは言えませんがね

個人的に好きだったキャストさんとのやり取り

ここで、個人的に好きだったやり取りを5選紹介したいと思います
ちなみにこれは全部客との掛け合いなので、台本に乗っている台詞ではないです。なので本編には一切影響しません

1(リンリ―・女性信者)

8公演目より
扉の影に隠れる僕。そしてリンリ―様が近づいて来ると、扉をゆっくりと開く(というか閉じる。開いている扉の裏に隠れている形だったので)
そして僕を見つけると、リンリ―様がほくそ笑みながら「みーつけた」と
「紅茶を飲むか、命を奪われるか、どちらか選びなさい!」
と苛立ったように叫ぶ。声量的に、おそらく全部の部屋に響き渡っていたことだろう
「・・・紅茶は・・・飲みません」
と断ると、「そう。なら、そこの壁に両手をついて立ちなさい」
そう指示されるので、それに従う
それを見て「大川さん!」と家中に響き渡る声で信者を呼ぶ。
奥の方から「はーい、シスター様」という声とこの部屋に近づいて来る足音
信者の足音が近づく中、不意に背後(というか耳元当たり)で
「さようなら」
と告げられた。程なくして信者さん登場
「こいつ、紅茶を飲まないらしいから、命を奪ってしまいなさい!」
「わかりました」
と了承したら、即タスキを切られた
ちなみにゆっくり切られていった
そしてリンリ―様は満足そうに紅茶会の部屋へと入っていく
そして信者さんと僕の二人きりに。これで開放かと思いきや、信者さんに「あなた、他に人は見ていない?」と聞かれた
この時僕は(奥の部屋に全員いるんだよな・・・これ裏切ってもいいか・・・?)と裏切るか否か悩む。しかし「・・・見ていません」と裏切らずに嘘を吐くという選択をした
すると「嘘よ。他に仲間がいたじゃない。あははははは」
と言って去って行った
そして特に何も言われずに取り残されたので、グレンコースへと合流。
グレンに「無事だったか」的なことを言われたので、「一応・・・?命は取られましたけど」みたいなこと言っておいた。そしてグレンコース(2階の探索へ)
この時裏切って「奥の部屋にいます」って言ったらどうなったんだろうか
この瞬間が参加した全9公演の中で1番怖かった
まず怖いポイントとして「命を奪われる」という言葉。他の公演では「命と同等の紐」だったし、他の人に対してもその台詞だったのに、この時だけ「命」だった
次点で背後からの囁き。まさかキャストさんが自ら近づいて来るとは思わずそこに驚き。そして「さようなら」という言葉。この瞬間(ああ、命を取られるんだな)と納得・・・というか覚悟が決まったような気がする
でも美人なお姉さまに背後から囁かれるなんて滅多にないことなので、正直嬉しかったというのも本音。恐怖6割、嬉しさ4割ぐらいだった気がする

2(グレン)

これは後半の数公演
グレン役のキャストさんが皆様すごく優しかった話
リンリ―から逃げ延びた人、もしくは紅茶会から解放された人がグレンコースで2階の探索をする際、一度グレンも2階に上がって来るが、少し2階の様子を見た後「俺は下に捕まっている人たちを助けに行ってくる」と言って1階に向かう。その時、僕がボソッと「お気を付けて」って言うと、どのキャストさんもわざわざ振り返って「ありがとう」って返してくれた。その時の笑顔で安心感を覚えたのが記憶に強く残っている
多分僕も(こっちは任せろ)的な感じで頷いたんじゃないかな。記憶が曖昧だけどやった気がしなくもない

3(グレン)

8公演目
暗闇の部屋で、僕が鞄とそこに入っている酒を発見する。参加者に伝えようとしたが、皆さん探索に夢中で気付かれなかった。その時チラッとグレンの方を見たら彼もこっちをチラッと見てきたので、「これグレンさんのですか?」と話しかけに行った。ちなみに中を漁った時に見つけた酒を出しながら。すると
「いや、違うが・・・というか、俺は酒なんか持ってこないぞ・・・!?」
みたいな感じで突っ込まれた。その後一会話して
「念の為、匂いを確認してみても?」って聞いたら
「ああ、確認してくれ。どんな危険があるかわからないから、間違っても飲まないようにな」と匂いを嗅ぐ許可が下りたが同時に謎の忠告。さすがに飲まんわと思いながら蓋を開けて匂いを嗅ぐ。しっかりアルコールの匂いがした。そして「酒ですよね」と確信めいた感じでグレンに差し出す。それを受け取らずにそのまま匂いを嗅いだ。理科の実験でよくあるように手で仰いで
そして「・・・酒だな」と言われた
そうこうしている間に謎が解けたっぽいので、おとなしくそれを鞄にしまい、鞄を見つけた死体の傍に置いておいた。
ちなみにこの時は2公演連続で参加したのだが、1個前の公演でも全く同じことをした。多分グレンに(こいつ同じ手法で他の参加者に気付いてもらおうとしてるな)って思われたと思う。ていうか行くたびに配置が変わってるからまさか同じ場所に置いてあるとは思わず、うっかりそれに気づいてしまった僕が悪い。記憶が正しければ数字が書いてある小箱の位置は変わってなかったので、死体を動かす必要は無かった

4(グレン)

7公演目
最後の謎解き。一人の参加者が「・・・殴れ?」っていう本気か冗談かわからないことを言った。後の公演で知ったが、これを読む順番を間違えると「撃て」ではなく「殴れ」になるらしい。つまり、リンリ―の心臓を殴るパターンもあったということか
その言葉に反応し、「殴ればいいのか?案外簡単だったんだな」とすぐに納得。しかし全員から慌てて「待った!」の声がかかった
当然この時僕は謎解きを知っていたので、下手に口出しをできない。一緒に謎を解くふりをしながら、ちょうど隣にグレンが立っていたので「ちなみに、殴れって言われたら殴れるんですか?」と聞いてみた
「ああ。殴れる」と即答。何の迷いも躊躇いもない
謎を解きながら話を聞いていた参加者の一人が「嘘・・・!?」と驚きグレンを見る
「当たり前だろう。何のために鍛えていると思っているんだ」
と答えていた。まるで「殴れないと思ったか?」とでも言いたげに
正直「殴れ」って言った時のパターンも見たかったというのはここだけの話

5(リンリ―)

9公演目
最初に紅茶会に誘われた時。その時は僕が日記を読み上げたのもあり手で持っていたが、廊下に出る時に日記を置いたり誰かに渡したりといったタイミングを失ってしまい、そのまま廊下へ。この公演で初めて日記を持って行った。念の為一緒にいた人に「これ持ってきちゃったんですけど大丈夫ですよね・・・?」と確認。持ち運び禁止は鍵だけなので、特に問題なく進行した
その人も同じこと言っていたし、まあ大丈夫だろうと。もし駄目なら、下に行ったタイミングでリンリ―が上手い事回収するだろうし。ということでこの公演ではずっと日記を持ち運ぶことに。これで想定外にラッキーな仕草を見られることになった
紅茶を出され、2人が口にする。僕はそれに手を出さずにいると、リンリ―が真横に来て「あなたもどうぞ?」と。ここで僕は紅茶を飲まずに断る選択をすることを決めた。しばらくリンリ―と僕の掛け合い
「その、失礼なのですが・・・少し気がかりなことが」
「あら、どうしたの?」
「先ほどの信者の方・・・大川さんの様子が、どうにも気になってしまい・・・」
「そうなの。実は私も気にしているのよ。最近様子がおかしいから・・・あなたは、心優しい方なのね」(この時しゃがんで、リンリ―の方が僕を見上げる形になる)
「・・・その・・・この紅茶って、依存性みたいなのってありますか・・・?」
「依存性・・・?いえ、そんなものはないけれど」
「そうなんですか?でも、大川さんの様子を見ていたら・・・」
「気にしなくていいのよ。この、退魔師とかいう男」(この時に立ち上がり、反対側に回る。そして机の上に置いていた日記を取り上げ、パラパラと捲る)
「彼は嘘つきよ。そんな危険な物、ここにあるわけないわ。彼は、ヴァンパイアの末裔よ・・・きっと彼女も、この男のせいで何か悪いものに憑かれてしまっているだけよ」(日記を机の上に投げ捨てる)
「だからあなたたち、もし彼を見かけても決していうことを聞いては駄目よ?わかった?」
そして参加者全員が頷く
「では私は、2階の人たちを迎えに行ってきますね」
と言って部屋を出て行った。ちなみにタスキは切られず(なんで?)
この日記を投げ捨てるという仕草を見たことで、心の底から(日記持ってきてよかった・・・!)と感じた。カップに当たらないように、しかしリンリ―の苛立ちの表現、そして参加者に対しての恐怖を植え付けるように日記を投げるのが上手い。当然花瓶にも当たっていなかった

おまけ(リンリ―のトラブル対応)

9公演目で、まさかのトラブル。なんと、手に入れた懐中電灯の灯りがつかない。何度カチカチやってもつかないので、「シスター様助けてください。点きません」と助けを求める。「あら・・・貸してくださる?」と言われたのでそれを渡す。リンリ―も何度かカチカチやるが、やはり点かない。
「電池切れ・・・でしょうか?」と聞くと、他の参加者が(そんなことある?)的な反応。わかる。俺もビックリしてる。何なら一番驚いたし焦ってたかも。それまで途中で切れてしまうということはあれど、最初から点かないなんてことは初めてだったから
リンリ―が「私、予備の灯りがないか探してきますね。皆さんはこの部屋の探索をしていてください。決してこの部屋を出ないように」
そして懐中電灯を捜しに行くリンリ―。この時他の参加者の方が優しくて、2人で一緒に使うのでと渡してくれようとした。ちなみに1人参加2人、残り4人は2人ずつでの参加。その2組のうち1人ずつが2人で一緒に使うからと渡してくれようとする優しい世界。でも僕は「あ、大丈夫ですよ。多分今シスター様が持ってきてくださるんで」と言って断る。もしかしたら、初参加だとするとこれも演出の1つなのかと思ったのかもしれない。でもこれがガチのトラブルだと知っていた僕は普通に断った。それを聞いて探索を開始する5人。この時1人参加の方も懐中電灯を渡してくれようとしていたように思う。僕の言葉を聞いて探索の方に集中してくれたけど。ちなみに薄暗いだけで全く見えないわけではないので、僕も探索はしていた。両手が自由に使える仲で探索をするのもなかなか新鮮。押し入れの中を覗くが、当然何もないことを確認。そうしている間にリンリ―が戻ってくる
「キッチンに落ちていました。どうぞ」
「ありがとうございます・・・!」
そしてライトのスイッチを入れる。無事についたので、部屋の探索パートへ移る
リンリ―様から懐中電灯を渡されるなんてこのトラブルがないと起きえないし、そのつかないライトを偶然にも僕が受け取ったことで、激レア演出の当事者になれた。つかないのは不運だったが、それを圧倒的に上回る幸運
初手で点かなかった場合は交換してくれるんだな、と新たなる発見もあった

物販

1公演終了ごとに、古民家まで案内してくれるスタッフさんが来て、物販・ミクナビQRの案内をしてくれました。その前にコラボフード(ピザ・紅茶)の案内と、参加特典ステッカーの配布、そして写真撮影もあります。
そして希望者のみ再度古民家に入り、物販とQRの読み込みができる部屋へ。そこにはなんと、先程まで「紅茶・・・紅茶・・・」と言っていた狂信者さんの姿が。サングラスをかけ目が見えないようにしており、服はスーツから今回のコラボグッズであるTシャツ姿に。僕は何公演目かで思わず「あれ?信者さん?」と呟いてしまいました。その時は男性の信者さんだったのですが、「なんのことですか?僕は今出勤したばかりですよ?」とはぐらかされました。どうやら、姿がとてもよく似ているだけのただの別人のようです。グレンに連れられて病院に行ったことを聞いても知らないふりをされました。通っている病院には行っていると言っていましたが。
僕も何度か物販会場へと足を運びました。横浜ロフトにももちろん買いに行ったのですが、その時に在庫切れで買えなかったものや、家で使ってみて使い勝手が良くもう一つ買っておきたいと思ったものなど。その結果、何公演かに分けて、リン、レンのアクスタ、イメージアクキー(リンとレンが描かれているやつ)、Tシャツ、トートバッグ、カップ&ソーサ―を購入。余談ですがこのカップ、狂気の紅茶会で実際に使われていました。リンリ―様がお出しする紅茶は、全てこのカップに淹れて、です。よくは見えていないので確証はないですが、おそらく信者さんが公演中に持っていたカップもこれだと思います。
最終公演だと宣伝も上手く、3000円以上で特典のブロマイドが貰えること、ロフトではもうグッズ販売が終了しており、通販ではブロマイドがついてこない。なのでこのブロマイドが手に入るのは、もうここでだけ。ということを言った後、Tシャツ、トートバッグ、カップだけでも3000円超えますと宣伝していました。ちなみに僕はこの日、カップを買って帰ることを決めていたので、無事に最後にブロマイドを頂くことができました。
購入時に、ふと気になった疑問を。2~3公演前の物販で、レンのアクスタが残り少ないということを思い出し、完売商品があるかを確認しました。欲しかったのはカップなのですが、それも売り切れている可能性もあるな、と思いつつ。こういう公演で実際に使われた小道具と同じものって結構売れる傾向があると思うんです。返答は、「売り切れ・・・にしたい・・・!」でした。確かに公演最終日だもんな、と思うと同時に、ここまで在庫が枯れないとはすごく潤沢だったんだな、とも。イベントだと何かしらの在庫は枯れがちだと思うのですが、最終日までしっかり商品の在庫が残っているって、結構すごいことだと思うんです。購入制限があるにしても、誰でも好きなグッズを購入できる。これ、簡単そうで結構難しいですよね。今まで色んな舞台やライブなどのイベントに行きましたが、いつも初日~2日目で完売が当たり前だったので。オバケンさん、すごいです・・・!
あ、最終公演での特典ブロマイドはミクちゃんでした

コラボフード

今回、方南町駅から徒歩5分程度の場所にある”アキッチョデシカ”という店舗で、”願いが叶うかもしれない紅茶”と”想いが重なるミルフィーユピザ”の2商品がコラボフードとして発売されました。公演に行くたびに食べに行ったのですが、ボリューム満点、紅茶もさっぱりしていておいしく、一人でもぺろりと食べきれました。本当に美味しかったので、イベント期間限定なのが少し勿体ない、と思うほどに。同公演で一緒に参加した方と食べに行くこともあったのですが、皆さん本当に美味しそうに召し上がっておられました。最終日にはテイクアウトまでしてしまうほど(笑) まあ、家にあるグッズとともに写真を撮りたかったというのもあるんですけどね

『願いが叶うかもしれない紅茶』です
サッパリしていて飲みやすく美味しかったですね
開催されたのが夏で良かったです


『願いが重なる幸せのミルフィーユピザ』です
ボリュームもあって、1枚で満足する量でした
常駐メニューであったらリピーターになってそうです(笑)

グッズ

今回、コラボイベント限定のグッズがたくさん出ていました。楽曲イラストを担当した鈴ノ助さん描きおろしです。横浜・大阪ロフト、そして会場で一部グッズの販売を。公演に行く前に、横浜のロフトでだいぶグッズを買わせていただきました。その時はリンとレンのアクスタだけ売り切れていたので、会場物販で買うことを決めました。その時まで残っていることを祈りながら。その後無事に会場物販で2人のアクスタを手に入れ、アクスタ・アクキーともにコンプを。その後も色々とグッズを買い足し・・・なんと、今回のコラボグッズをコンプしてしまいました・・・! ちなみに言うと、購入特典、イベント参加特典、コラボフード注文特典。それらもすべて手に入れたので、本当にグッズをコンプしていました(笑)
ちなみにラインナップは
アクスタ(4種)、アクキー(キャラ個別4種、イメージ1つ)、缶バッジ、フォトカード、ポーチ、Tシャツ、トートバッグ、ティーカップ&ソーサ―です。そして購入特典のブロマイドとコラボフードのコースターは4種類、参加特典のステッカーは3種類でした。家の一画がひとしずく様×やま△様、というか実質狂気の紅茶会コーナーになったのは言うまでもありません。(後でそれ以外のグッズやCDを置いてひとしずく×やま△コーナーにする気満々です)
どれもイラストが素晴らしく、そしてTシャツやカップ、トートバッグに関しては日常使いもしやすいデザインです。実際僕は使っています。しっかり保存(飾る)用と使う用で買っておいたので・・・!

後ろにある布2枚はポスター
そして上から
コラボフード特典のコースター(4種)
フォトカード(10種)
グッズ購入特典ブロマイド(4種)
狂気の紅茶会参加特典ステッカー(3種)
Tシャツとトートバッグです。サイズはFREEなのですが、メンズL相当だと言っていました。着心地良いです
ちなみにこちらはTSOさんデザインです
アクキー(4種)
真ん中はイメージアクキー
そして缶バッジ2列(10種)
ミク・ルカが表裏で描かれているポーチ
アクスタ(4種)
ティーカップ&ソーサー
ロフト(横浜)にて開催されたPOU UP SHOPに飾られていたパネルです。大阪にも同じように飾られていたみたいですね
不器用故、モザイクがパネルにまで被っているのはご容赦を

余談


これは本当に余談で面白い話なんですけど、なんと、紅茶会の後実際に1つ願いが叶ったんです・・・! リンリー様の淹れてくださる紅茶は、本当に願いが叶うものだったんですよ・・・!もっと紅茶を飲んでいれば、もしかしたらまだ願いが叶ったのかもしれません・・・! もう僕は狂信者ですよ・・・!
「こいつはもうすっかり狂信者♪」
というリンリー様の歌声が聴こえてきそうです・・・!
あぁ・・・紅茶・・・紅茶ぁ・・・
(正気に戻れ)

(追記)
なんと、また1つ願いが叶いました!しかも前回よりも叶いにくい願いです!リンリー様の紅茶はすごい効果があります・・・!なんで後半飲まずに断ったんだ・・・!
もっと大きな願いを叶える為に、もっと紅茶を飲まねば・・・折角グッズのティーカップを買ったので、それを使って飲んだらもっと願いが叶うはず・・・
紅茶・・・紅茶を・・・
(そろそろ本当に正気に戻れ。グレンが泣くぞ)

最後に

最初こそ不安ばかりを感じていたものの、一度参加してみると本当に楽しくて、どの公演も時間が経つのがあっという間過ぎました!特に慣れてきた後半の公演(7月公演)だと、このタイミングだと台詞を交わせるというのがわかってきて、キャストさんに話しかけに行ったりもしてみました(特にグレンくんにはだる絡みしやすかったです。役柄的にも。なんかすみません。何言ってもちゃんと突っ込んでくれるので話しかけ甲斐があるんです)何公演も参加する方への配慮故か、液体を隠している場所が変わったり、信者が隠れている位置が変わったりしていて、何度行っても飽きない工夫が至る所にされていて・・・!特にアルコールが必要だってわかっているのに、最後まで見つからなかった時は焦りました(笑) 結局見つけられずにNomal end止まりも一回ありましたし。終わった後のスタッフさんの話によると、どうやら2階の暗闇の部屋にあったらしいです。うーん、気づかなかった・・・!しかもその時は途中1人で2階を探索していた公演ということもあり、2階にあったとしたら(ああ、これ、もしや僕が戦犯か・・・?)とも思いましたが、その時には暗闇の部屋には入れなかったので、特に戦犯というわけではありませんでした(笑) 一度探索した部屋にはない、という固定観念が引き起こした悲劇ですね。その探すパートでは本当にどこにあるのかわかっていなかったので、演技抜きでガチ焦りしていました。しかし、こう言っちゃなんですが、そのおかげでNomal endも見られたので個人的には良かった、とも言えます。Nomalはこの一公演だけだったので。アルコールの謎が解けるのも確か少し遅かったんですよね。で、僕は解き方を知っているので下手に口を出すわけにもいかず、考えるふりをして傍観しているだけ。他にいたのは全員初だったので、皆さんにお任せしました。ヒントくらいは出してもいいのかもしれないと思いつつ、頭に浮かぶのはどれも結局答えに直結するもののみ・・・この時の歯痒さはすごかったです(笑) 無事に謎が解けてもアルコールが見つかっていないという悲劇も待ち受けていましたし

あと僕自身の事なんですけど、キャストさんと台詞を交わす際に名乗るまで決して名前呼びをせず、「シスター様」や「退魔師さん」とよく呼べたな、と。どうしても名前を知っているとそっちが出てきちゃって(・・・?)ってなっちゃいがちだと思うんですが、僕は一切それを言わなかったので、今まで演技の勉強をしてきて、実践してきてよかった・・・!と心から思った瞬間でした。でもうっかり名前を呼んじゃったらなんて返って来てたのか少し気にはなりますね(笑) リンリ―様なら「あら、私名乗りましたっけ?」とか返ってきそうで、グレンなら「・・・なんで名前を知ってるんだ?」みたいな反応されそうだな、と少し思ったり。でもよく考えたら、グレンと台詞を交わし始めるのって大体がリンリ―から逃げた後に余裕ができたら。つまりもう名乗った後なんですよね。逆に牢屋に閉じ込められている退魔師の素性を確認する方が珍しかったかもしれません・・・(笑) ちなみに記憶が正しければ、リンリ―様は一度も名乗りませんでした。信者さんもずっとシスター様呼びでしたし。名前を聞いたら教えてくれたのでしょうか。

あまりにも長いのですが、最後に少し
今回の公演内容を小説風に纏めたレポを後程(おそらく)公開します。それでまた恐怖を味わっていただけたら・・・そして、少しでも雰囲気が伝われば・・・という思いでいっぱいです。

では、改めて
オバケンさん、畏怖咽び屋さん、キャストさん、
そしてひとしずくさん×やま△さん、鈴ノ助さん、TSOさん
最高に素敵なイベント、そしてイラストをありがとうございました!

またいつかこういったコラボイベントが開催される日を祈って・・・

古民家入口です。夜になるとこの看板光ります
これを見たいが為に夜公演も参加しました(笑)
ここが唯一の撮影可能エリアです。中は全て撮影禁止でした
左側に貼ってあるのは例の楽曲に登場したポスターです
昼公演と夜公演の違い
やっぱり雰囲気変わりますね
個人的には夜公演の方が好みです
ちなみにこれ、点滅していました

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