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メンタルヘルス・マネジメント検定試験を受験した話

はじめに

株式会社ゆめみでプロジェクトマネージャーとして勤務しているつもりのけいです。2023年3月19日(日)に、表題の検定試験(II種・III種)を受験してきたので、その感想など述べていきたいと思います。

メンタルヘルス・マネジメント検定試験とは

公式ホームページには以下の説明がありました。要はメンタルヘルスをマネジメントする試験のようです。ちょっと違う気もしますが、気にしません。

メンタルヘルス・マネジメント検定試験は、働く人たちの心の不調の未然防止と活力ある職場づくりを目指して、職場内での役割に応じて必要なメンタルヘルスケアに関する知識や対処方法を習得していただくものです。

メンタルヘルス・マネジメント(R)検定試験公式ホームページより

ついでにその公式ホームページのアドレスもぺたんこ。

受験したきっかけ

ゆめみではメンタルヘルスケアの取り組みに注力していて、面談や研修が多数実施されています。それらに参加した際に受験を勧められたのが直接のきっかけとなります。他にも自分自身がタスクを抱えすぎて精神的に不調になることがあったり、友人がパニック障害を発症したりしたこともきっかけと言えそうです。
ちなみに、ゆめみでは資格や検定に合格すると報奨金がいただけるのですが、このことはきっかけではないです。ないったらないのです。

学習した内容について

まずはノー勉で特攻ぶっこむのが私のジャスティス。とはいえ、年に二回しかない試験でそれをやっちゃうのはさすがにリスク高杉なので、模試をやってみることにしました。効率を考えて、模試にテキストがついている書籍を購入することにしました。ん?逆かな?

あらゆる情報を精査し、熟考に熟考を重ねた結果、以下の書籍を買いました。決め手はタイトルにさくっとわかる!と記載されていたことです。さくさく大事。

模試をやってみる→えっ、私の点数低すぎ?→凹む→やらないとまずい気になる、という予定調和を経てテキストを読み進めましたが、半分くらいで挫折しました。読むだけでは頭に入らないんですよね。というわけで、いつものごとく問題集中心の学習に切り替えることにしました。

ところが、過去問は参照している統計などの年数が変わるので当てにならない、とのamazonレビューが多数見つかったので使えないことがわかりました。最新の問題を集めた問題集も探してみましたが見つからず、どうしようか考えていたときに、スマホで問題集アプリがないかと探してみた結果、以下のアプリを見つけました(II種・III種もどちらもあります)

結果としてこれが自分にあっていたようで、両方合計800円弱で全問題をアンロックし全問題を3周くらい回しました。これらと前述のテキストにあった模試をほぼ全問正解できるレベルまで持っていって本試験に臨みました。

試験について

年二回(3月・11月)の公開試験(統一受験日、全国15都市で実施)と特別団体試験があるようです。前者は受験日の約二か月前に公式ホームページから申し込むことができます。II種とIII種は受験開始時刻が異なるため、同日の受験が可能となっています。

試験時間は二時間、選択問題(四択)でマークシートに記入する形式です。問題数は50問、合格基準は70点(たぶん35問以上正解)とのことです。

ちなみに会場は大阪を選択したところ、マイドームおおさかでの実施となっていました。

感想とか

問題用紙が配られる前に「始めて下さい」と言われて軽く焦りました。試験官までボケるとはさすが大阪だなーと思いました。

で、昨日、某所で見つけた解答にて自己採点したところ、以下の通りの成績でした。まぁ、問題ごとの配点にばらつきがないのであれば、解答に間違いがあっても合格はしているレベルだと思いたいところです。

  • II種:42問/50問(82%)

  • III種:46問/50問(92%)

試験を受けると、もっと勉強しとけばよかったなーといつも思いますよね。多分、II種・III種合わせて10時間も勉強してない可能性が割と強めな気がしました。ただ、試験二週間前くらいに業務が逼迫して精神的に追い込まれたので、実体験を基に深い学習ができたのかもしれません。私は運にも恵まれた感じですが、もう少し時間を掛けて勉強することをおすすめします。

それはさておき、この試験はIII種は割と素直な問題が多いのですが、II種は細かい間違い探しの様相を呈する問題が多々見られます。59.8%ではなく58%なのでこの選択肢は間違い、とかこの法律の制定は2012年ではなく2007年なので間違い、とかなんとかかんとか。ただ、こういった重箱の隅問題以外をきちんととれていれば合格基準は満たせそうな感じでした。

この検定に合格するための学習を行うことで、自分自身だけではなく周りの人たちのメンタルヘルスも守れる知識が身につきます。こちらをお読みいただいているみなさまも、ぜひ取得を検討してみてください!


ここまでお読みくださり、ありがとうございました。拙いレポートですが、みなさまの一助になれば幸いです。



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