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HCD基礎検定を受験してみた話

はじめに

株式会社ゆめみでプロジェクトマネージャーとして勤務してるけいです。先日、表題の検定試験についてゆめみ社内の団体受験にうまく紛れ込んできたので、その感想などを一発ぶちかましてみようかと思いましたが割と疲れているので普通に記述したいと思います。

HCD基礎検定とは

以下の通りだそうです。今知りました。要は人間中心デザインの基礎検定ですね(そのまま)

「人間中心デザイン(HCD)基礎知識体系」をベースとした検定試験制度です。2020年にNPO法人人間中心設計推進機構(HCD-Net)のHCD専門資格認定センター内WGグループが、HCDに関する基礎知識体系をまとめるとともに、制定した検定試験です。

一般社団法人 人間中心社会共創機構

リンクも貼っときます。ぺた。

受験したきっかけ

以前からHCD自体には興味があったのですが、直接のきっかけは社内で集団受験の呼びかけがあったためです。ゆめみでは資格取得報奨金制度があり、本資格もその対象となっているのですが、こちらは特にきっかけではないです(断言)

そもそもHCD(人間中心デザイン)って何でそ?

勉強してみて初めて知ったんですが、HCDって国際規格になってるみたいです。そこにはこう書かれています。

インタラクティブシステムの開発において、利用者とそのニーズ、要求に焦点を当て、人的要因や人間工学、ユーザビリティの知識や技術を適用することで、有用で使いやすいシステムを目指すアプローチ

ISO9241-210:2010

小難しいですが、要は「人間にとって使いやすいシステムを作る考え方」ってことのようです。たぶん。知らんけど。

学習した内容について

まずはノー勉で特攻ぶっこむのが私の信条ジャスティス。ですが、今回の集団受験では学習システムもセットになっているとのことで事前に資料や学習動画がそろったマイページを準備してくださいました。さらに、集団受験の主宰者がわざわざ勉強会を開いてくださるというのでいそいそと参加しました。最近、ノージャスティスが続きます。

学習した内容ですが、当然HCDとはなんぞや、その中心的な概念とは、みたいな話も続きますが、割と実務的な部分もありました。デザイナーじゃないので知識だけ学んでおこうと思っていたのですが、思いの外プロジェクト管理にも使えそうな内容がもりだくさんでした。特に要件定義の方法って、PM知識から探すとなかなかいいものが出てこないんですが、こちらにあるんですね……

あとは、アジャイル開発の考え方も組み込まれていて、そういった開発とも相性がよさそうな印象でした。学んでみないとわからないものですね。ただ、学習教材に模試が5問ほど付いていたのですが、教材に出てこない内容の問題が混ざっていて、ほんのり嫌な予感がした気がしました。

試験について

事前にユーザIDと試験ページが通知され、決まった日時にページを開けば受験できる形でした。端末があればどこでも受験できそうでしたが、無難に自宅で受験しました。試験の形式は4択問題で50問、試験時間は1時間くらいでした(うろ覚え)

感想とか

模試を受けた際に感じた嫌な予感は的中し、学習教材に出てこない内容の問題がわんさか出てきました。これらは別途HCDの書籍を読んでおかないと解答できなさそうです。こういうのは困るんですよねー
結構難しいなーと思いながら解答してましたが、簡単だったという方も割りといて、デザイナーの方にはやさしい問題だったのかもしれません。
その名の通り、デザインの考え方の基礎は学べたような気がします。

最初はデザイナーじゃないから、と尻込みしてましたが実はデザイナーじゃない方が学んだほうがいい知識のような気がしました。エンジニアやPMの方もぜひ受験してみてください。


ここまでお読みくださり、ありがとうございました。拙いレポートですが、みなさまの一助になれば幸いです。



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