12年ぶりのドバイ・ドラゴンマートはスマホ関係壊滅状態
6月頭はCOMPUTEX TAIPEI 2024取材でバタバタ。4月以降、忙しい毎日です。さて今回はドバイに行った時のお話の続きで、Dragon Mart(ドラゴンマート)に約12年ぶりに行ってきたネタです。
ドラゴンマートは中国の輸出品を扱う巨大モールで、モール内に入れば中国各都市にある衣類や電気製品のマーケットがそのまま進出したような場所。12年前の訪問記事はアスキーに書いています。
アクセスはあまりよくなく、市内からはタクシーで行くのが一般的。ただし現在はドラゴンマートの付近はベッドタウンとして開発が進んでおり、マンション(アパート)もかなり立っています。そのためメトロの終点駅、Centrepoint駅からバスが頻繁に出ています。自分はタクシーあんまり好きじゃないので今回はバスで向かいました。310番バスで15分ほどです。
蛇足ながらCentrepoint駅は以前はRashidiya駅でしたが、ネーミングライツで企業名駅になりました。海外はこの手のことはよくあります(ドバイメトロの他の駅もいくつか企業名)。
ドラゴンマートもその後「2」が開業。バスは先にドラゴンマート2の前に止まるのですが、そこから「1」というかオリジナルのドラゴンマートまでかなり歩きます。なのでその前を通り過ぎてドラゴンマートの裏門あたりで下車。
これでは絵にならないので表玄関に回って写真を撮影。いかにも中国、ってな感じですね。
ドラゴンマートで扱っているのは中国製のモノ全般。衣類、雑貨、インテリア、家電、なんでもです。自分としてはここで何かしらスマートフォンを見つけたいところ。今回のドバイ出張の旅費の足しになるよう原稿も書きたいですしね。
とはいえ前回のドラゴンマート訪問時も、スマートフォンはあまり売っていませんでした。まあ当時はまだフィーチャーフォンもギリギリ現役時代、ここに輸出するようなスマートフォンは品質も悪く、ドバイに持ってきてさらに輸出する、といいうレベルではなかったように思います。一方でタブレットはかなり多く、PCが買えない層向けにタブレットが売れていたような感じでした。
今回ドラゴンマートの中に入ってみると、中はかなりきれいになっており、照明も明るく近代的なモールになっていました。とはいえ小さい店が軒を連ねていたりと怪しい雰囲気も多少あるのですが、12年前と比べると雲泥の差。前回はもうちょっと雑多な感じがしており、宝探しをするような雰囲気もありました。おそらくコロナの感に撤退した店舗も多く、通路に出展していた店も減って広々とした店内になってしまったのだと思われます。
まあ中を歩いていけばケース屋さんとかあるのですが、どこも目新しいものや変なものはなし。
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山根博士のスマホ取材の裏側
香港在住携帯電話研究家、山根康宏が記事に書けない取材の裏話やエピソード、香港生活のお話などを綴っていきます。基本更新は毎週2回(火・金)で…
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