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OPPO Find N3 Flipはスーチー氏を採用、過去女子スマホの「顔」だった

8月29日にOPPOが縦折り式のフリップ型スマートフォン「Find N3 Flip」を発表しました。前モデル「Find N2 Flip」のカメラを強化、3段スライダー装着など上位モデルとして登場しましたが、イメージキャラクターには台湾の女優さんであるスーチー(舒琪)氏が起用されました。日本でも知っている方は多いと思いますが、大御所を使うあたりOPPOの気合の入れようが伝わってきます。

スーチー氏は1976年生まれで、現在47歳。Find N3 Flipの製品ページにはスーチー氏のセルフィーが多数掲載されていますが、年齢を感じさせない姿はさすがです。

さて自分は中国の女性向けスマートフォンを長らく追いかけていました。最近はほぼ絶滅してしまったので記事を書くこともありませんが、noteにもきちんとした記事を書いたことがあったのでした。

なぜに女性スマートフォンの話が出てきたかというと、スーチー氏は女性スマートフォンメーカーDoovのイメージキャラクターを長年やっていたのです。上の記事にもこんな写真がでています。

Doovは中国で大人気だった時代があり、深セン通いしていたときも国美電器など家電量販店にはDoovコーナーが必ずありました。今ほど本体性能で差別化できる時代ではなかったものの、古くからフロントカメラ性能は他社よりも高めており、また本体のカラーリングなどで差別化することで女性からの支持を高めていったのです。おそらくこのC9のあたり、2014年がDoovの最盛期でした。

スーチー氏を採用していたのはそれよりも前。Doovがスタートしたころから「女子スマホ」のイメージを広げようとイメージキャラクターに起用されており、フィーチャーフォン時代は新機種はほぼ彼女が採用されていました。スマートフォンの初期モデルあたりで契約が切れたようです。なおスーチー氏の起用は大成功だったと思います。なお後年にはMeituがアンジェラベイビーを採用していました。

今回の記事は久々にスーチー氏がスマートフォンのイメージキャラクターになったということで、Doovのスーチー氏の広告を残しておこうと思ったもの。ということで雑多に以下、写真を貼っていきます。

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