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秋風でススキが揺れる河川敷。 放課後のいつもの場所。 なぜか川に飛び込みたくなった。 今…
今日もバイトだ。 忙しなく準備をして、真夏の世界へと飛び出す。 汗を拭きながら、向かう。…
アラームで目が覚める。 パンの焼けている匂いが鼻をつく。 リビングに出る。 〇〇:おはよ…
朝から猛烈な光と暑さが体を支配する。 向こうを見るとアスファルトが歪んで見える。 夏休み…
アラームが鳴る。 見た夢は瞬間的に忘れてしまった。 幸せな気持ちだけがほのかに残っている…
夏休み前最後の金曜日。 学校に行く足取りはどこか軽く、重い。 浮き足立つ気持ちもあるよう…
一過の感情に任せた結論。 その一瞬と感情は何度もフラッシュバックする。 そして思う。 積み重ねた思い出よりも忘れることが難しいのだと。 また目が覚める。 変わらないこの空っぽな部屋。 身支度をして、いつも通り駅へ向かう。 毎回、玄関で少し立ち止まってしまうのは何故だろうか。 机に置かれた月のネックレスと目が合う。 1人呟く。 〇〇:…いってきます。 電車に乗る。 イヤホンをつけて、喧騒をシャットアウトする。 今日の時間割に目を通して、準備ができている
目を開けると、太陽はとうに山の上にあった。 梅雨だというのに雲ひとつない今日。 その日差…
街から灯りすら消え、闇に包まれる頃。 理由なんか無いのに、行き先なんて無いのに…また外へ…
●●:今がチャンスかな…。 友1:そうだな、今のうちに帰るか。 予報通りではない雨。 部活…
●●:あ〜、疲れたぁ…。 友1:今日は暑かったしな、尚更な。 ●●:ほんと…春はどこへ行った…
どんな人にだって新生活はある。 と言っても自分は変わらず実家暮らしで、地元の高校に通うの…
今日は誕生日。 と言っても自分の、ではない。 大切な人の誕生日。 ●●:…ただいま。 傘…
??:今までありがと、●●。 ●●:どういう意味?? ??:そのままの意味だよ。ありがと。 "なぁ、なんで…なんで黙っていなくなるんだよ…。" 〜〜〜 ●●:…っ!! 縛られたように何度も見てしまうこの夢。 この世界の…この日本のどこかにいるだろう幼馴染。 あの夏休みから、君はどこかへと行ってしまった。 もう一度だけでいい。 声を聞きたい。話をさせてほしい。 そう願って何度、孤独の夜を過ごしたか。 心の中のカレンダーはあの日で止まったまま。 ーーー