【初投稿】意志の弱い自分が不登校になるまで

こんにちは。noteに登録して初の投稿になります。この投稿が最初で最後の投稿になるかもしれませんがよろしくお願いいたします。

僕は今高校二年生ですが、学校に通っていません。

そう、不登校です。

二年生になってから1ヶ月した頃から少しずつ学校に行かなくなっていきました。

いじめなどはありません。それどころかクラスの7割ほどの人たちと仲が良かったと我ながら思っています。(実際はどうかわかりませんが)

ではなぜ不登校になったのか。

それは僕の心が弱いからです。


中学生活も終わりに差し掛かったころのことです。

どの高校に通うべきか、進路について悩んでいました。

親の希望は周辺で中々頭のいいとある高校だったのですが、あいにく僕にはそんな頭脳を持ち合わせているほどデキた子では無かったので一つレベルを下げた高校を目指す、ということになりました。

その高校は本当にこれといって特徴もないようなごく平凡な普通高校でした。

ですが僕は当時から学校を休みがちで通知表に記載されている欠席回数は面接の際突っ込まれない事はないだろうと言われるほど多いものでした。

さらにお金もない家庭だったため私立高校を受けるほどのお金がありませんでした。つまり、狙った高校がもし落ちたらアウト、高校に通うことすらできなくなる状況でした。

もう一つ、僕の学力が足りるか足りないかのギリギリと思われていた(これについては後述)ため、さらにもう一つレベルを下げたとある商業高校を目指すことになりました。

当時の僕は将来について圧倒的楽観視しかしておらず、「何とかなるだろう」という考えしか持ち合わせていませんでした。
ですから、通う高校についても適当に考えていました。
この商業高校を選んだ理由は?と聞かれれば「貴校の校風や理念に心を打たれ~」なんて臭い台詞を吐けるようにはしていましたがそれまでです。
本当はどうしたかったのかと今考えれば勉強せず只々家にこもってゲームをしていたい、というのが本音で行かなければ生きていけないので仕方なく高校を選んでいた(というより選ばれたものを承認していた)という感じです。

こうして何も考えていない僕は高校受験を迎えることになります。

その商業高校は定員割れを起こし、結果的に150数名の受験者全員が合格となりました。

筆記試験のほうですが自己採点の結果最初に目指していたあの中々頭のいい高校に届きそうなレベルでした。

別にそれは何とも思いませんでした。

僕自身、ゲームやパソコンが好きでプログラミングに興味を持っていたこともあり、そういった情報処理関係が学べる商業高校は気になってはいましたし、過去にあきらめた高校に今更やっぱり受験すればよかった~なんてズルズル引きずるほど鬱陶しい性格でもありませんでした。

さて、晴れて中学生を卒業した僕ですが当時はテレビなどで見る青春やこれからはじまるプログラミングの授業に心を躍らせ入学を今か今かと待っていたと思います。
まあ実際そんなものはなかった人が半数以上を占めていると僕は思います。僕もその一人です。
青春なんてありません。

商業高校は簿記などのThe商業というような授業のほかに、情報処理という授業があったりします。(すべての商業高校が恐らくそうだと思います)
これは、Excelの使い方と簡単な関数を学んだり、情報の基礎理論を学んだりする授業です。
例えばExcelの「SUM関数」をつかって合計を求めて表を作ったり、2進数の計算をしたり、というような内容なのですが、やはり僕と同じで情報というとパソコンを連想させるせいか、所謂「腐女子」と呼ばれる人たちが女子の9割を占めていました。
腐女子の人たちを僕は詳しくありませんし毛嫌いすることもないのですが、お互いに恋愛感情を抱くことはほとんどありませんでした。

もちろんよかったところもあります。
やはりアニメやゲームの話が合います。
それぐらいです。
けど中々ワイワイやっていたと思います。

もう一つ、プログラミングの授業に胸を躍らせていた当時の僕は入学して間もなく配られた学習予定的な冊子(シラバスと言いました)を読んで愕然としました。

そこには”プログラミング”という文字はなかったのです。
そう、一年次に習う情報処理は全てExcelでした。
一年かけてある検定を目指すというものでした。

ですが当時の僕は「これは二年生からプログラミングを学べるってことか!」と思い、何も気にも留めませんでした。


無事高校生になった僕は次に部活の選択を迫られました。

幸い僕の高校は強制部活ではなかったので無理に入る必要は無かったのですが、どうしても気になる部活がそこにはありました。

「情報処理部」という商業高校が目指す資格全般を取得するため、勉強をする部活です。

名前を聞いた時から絶対に入ると思っていた僕はそのまま入部しました。
…ですがその部活の実態は情報処理部という名の自主勉強部というものでした。

顧問の教師は放課後集まった生徒たちに指示を出します。
「このExcelファイルをやっておいて。」
「このプリントをやっていおいて。」
課題を提示し、あとは生徒の自主性に任せる。そういった部活でした。
生徒に勉強を委ねるため好きなことができます。
本当に好きなことです。
スマホを弄っていても何も言われることもなく、部室にあるパソコンでyoutubeを見ていても何も言われることもなく、挙句の果てに先輩の中にはニンテンドーswitchを持ち込んでゲームをしている人もいました。

そのせいか、部活に入っても一つも検定をとれずに進級していく同級生もいましたし、逆に自慢みたいな形にはなってしまいますが、僕は一年次に部活内で提示された全ての検定に合格することができました。

部活の意味がない。これでは家で勉強している方がマシだ。と考えた僕は冬頃、部活をやめることにしました。
顧問の教師には中々に渋られましたが押し通しました。


さて、部活をやめた僕ですが、その時持っていた検定試験の中で、「全商情報処理検定」というものがあります。

これは簡単に言うとエクセルと情報理論の検定試験なのですが、部活を通して、1級を取得しました。

ですが、授業内において3級を受験することにもなりました。

これはまだ無駄ではありません。なぜなら1級と3級は同時に受験するため3級はいわゆる1級が落ちた時の保険という扱いだったからです。

ですが、無事に1級に合格した僕を待ち受けていたのは2級の授業でした。

無駄だと思いませんか?

さらに2年生になってから情報処理で真っ先に学んだのは1級の内容。

そして念願のプログラミングはアルゴリズムを学ぶ体とはいえ、VBAというやはりExcelを主体とした言語。有名なJavaやC言語ではありませんでした。

では僕がこれをどう思ったのか。

「つまらない授業」だと。

これが僕が不登校になった一番の理由です。


ですがこれが不登校の理由の全てかと言われればそうとは言えません。

ここにすべて列挙していきます。
・授業がつまらない(先述の通り)
・朝起きることができない
・引っ越しによってさらに早起きができなくなった
・様々な学校における嫌な所の積み重ね
・制服が嫌い

どうでしょうか。
周りから見るとおそらく嫌なことから逃げているだけに見えると思います。
(この理由の詳細は別の記事で書こうと思っています)

そうです。だから冒頭で不登校になったのは僕の心が弱いから、と書いたのです。

忍耐力なんてありません。
嫌なことからとことん逃げている人生です。
もちろんそのせいで今僕は苦しんでいます。
好きなものはゲームです。
ですがただ単に好きではなく、もはや依存症だろうと言われるレベルです。
僕の人生は嫌なことから逃げ、ゲームを追いかける人生であるといっても過言ではありません。
因みに僕のゲーム依存具合ですが、これはまた別の機会に書こうと思っています。
正式に診断されたわけではありませんが全てのセルフチェックに当てはまるので恐らくそうでしょう。

この記事を見る人は少ないですし、批判が多く飛ぶような記事だと自分でも思っています。
これは僕の日記のようなもので、僕の気持ちをそのまま書き記しています。

大変読みにくい文章の上、臭い台詞が飛ぶ記事だったと思いますが、ここまで読んでくれた方々に大きな感謝をいたします。
ありがとうございました。

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