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博多の夜|博多幸福論#031

つい先日、大阪から友人たちが福岡に遊びに来た。
「福岡来てー!」「行く行くー!」という会話は簡単だけど、みんな仕事があったり、家庭があったり、旅費が嵩んだりするからなかなかプラッと遊びに来れない。だから、それぞれの人生を抱えながらも、時間を割いて福岡に遊びに来てくれるのは本当に嬉しい。

1ヶ月前に旅程を決めて、行きたい場所や店を相談し合う。
それぞれ一つぐらいはマストな目的があって、旅のプランは驚くほど早く固まった。女同士の旅って楽だなぁ・・。

博多駅で待ち合わせて、昼間に軽く一杯飲んで景気をつける。
今まではなんば心斎橋でよく呑んでた私たちが、福岡で乾杯
心地よく、新鮮。
まだ大阪ほど福岡のことは熟知してないけど、絶対美味しいもの食べて帰ってほしい!!

さて、夜は鳥皮からスタート。
私についてきた娘も鳥皮バクバク。みんな娘の食べっぷりには驚いていた。
5歳にして北海道から大阪、そして福岡の味まで知ってしまったうちの子は、一体どんな舌に育つんだろう。いい舌になって美味しいご飯作ってくれたら、お母さん嬉しいなぁ・・。

娘は途中で夫に迎えにきてもらって、早めにバイバイ。
残る私はやる気満々。呑むぞーっ!

呑むことに集中し過ぎてご飯の写真を撮ってなかった。。

この鯛茶漬けは〆で食べたもの。
今回、どうしても鯛茶漬けが食べたかったのだ。
というのも、今度こそよし田の鯛茶漬けが食べたい!と思い、数週間前に電話したがまたしても惨敗。旅行の前から鯛茶漬けの話で盛り上がってたものだから、私たちの頭の片隅にはこの日まで鯛茶漬けがずっと住み続けていた。

店によってごま鯖の味も見た目も違うように、鯛茶漬けもきっとさまざまなんだろう。ここの鯛茶漬けも美味しかったけれど、食べれば食べるほど余計によし田の鯛茶漬けの味が気になってきた

よし田へは〜 一体いつになったら〜 行けるのぉ〜

さて、一旦締めてからが本番です(?)
やっぱりちょっとだけ屋台に行きたいよねといろんな屋台を覗いてみるけど、どこもかしこも待ちの行列
博多の屋台で観光が盛り上がるのはとってもいいことだと思うけど、、
そもそも屋台ってふらっと立ち寄るからなぁーんかいい感じなものであって、並んで入るもんじゃないよね・・・
おなかは鯛茶漬けでいっぱいだから、ラーメンの屋台はちょっと重い。

仕方なく屋台は諦めて普通のバーを探して彷徨い歩いた。
中洲から天神を円を描くようにぐるっと一周。
「足、疲れたね」「うん、でももう一杯だけ飲みたいね」「せっかくだからね・・・」
そう、せっかくだからもう少しだけ飲みたい。
しかし天神周辺の店はどんどん店仕舞いを始めている様子。

博多、眠らない街じゃないんだ?
ススキノよりも、なんばよりも、店仕舞いが早い気がするのは気のせい?
たまたま歩いた通りが違ったんだろうか。。
それとも…時代

福岡のみなさん、深夜はどこで飲んでるんですか?

たどり着いたのは一軒の餃子屋
中に入ると店員さんもお客さんも若い子ばかりで、場違い感が半端ない。。
若ーい子たちの中でアラフォーたちが、この日最後の乾杯をする。
若ーい子たちの中で飲むハイボールは、私たちを裏切らなかった。
ありがとう、ハイボール。

こんど友人が来るときには、もっとブラッシュアップしたプランを提案したい。無駄に歩いて時間を使わないように、プランBも用意するように。
いつか必ず、博多の夜を味わい尽くす!!!!!


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