見出し画像

海コースだから…

自然環境リテラシー学実習 海コース 第1回


お久しぶりです!三重大学のひらこうです。

今年も自然環境リテラシー学実習が始まりました!
僕は2年目。リーダーです。
初めてのリーダー。うまくできるかは不安でしたが、自分や他のリーダーが積み重ねてきた経験への自信・信頼、そして何より、どう楽しむか・楽しませるかのワクワクが勝って、とてもポジティブな気持ちで朝を迎えました。(まあそれには僕の下宿に居候しているやつがちゃんと起きたのも要因ですね笑)

今回の舞台は大学からほど近い「マリーナ河芸」
ヨットを保管しておく他に宿泊も可能な施設があり、ちょっとしたリゾート感もある素敵な施設です!

ここからは今回の実習を通して「海コースだから」経験できたことや、
感じたこと・考えたこと、そしてリーダーとして良かった点・悪かった点について述べていきます!

1.海に出られたこと

他のコースは、風や波の影響で2日間ともに海に出ることはできていませんでしたが、海コースは予定の変更はあったとはいえ、2日間とも海に出ることができました!
2日目は朝の7:15というめちゃ早い出艇でしたが、受講生のみんながテキパキ動いてくれたおかげで、予定通りに出艇できました。ありがとう!
また、海にはモヤがかかって水平線が見えず、まるで空の中を進んでいるような神秘的で貴重な体験をすることができました。
2日間海に出られたことも、この神秘的な光景を見ることができたのも、幸運といえばそれだけかもしれませんが、海コースの人は自然に選ばれたから、「海コースだから」できた経験だとも思います。


2.楽しい夕食

 
僕が実習の中で最も楽しみにしていることの一つが食事の時間です!
ただのレトルトカレーですが、外で食べるものはどれも格別!
みんなの雰囲気が明るくなり、距離もグッと縮まります。僕は食事を全力で楽しむべく、金曜日の朝にキスを釣っておき、天ぷらにして食べました!マジで美味い笑。

キスの美味しさもさることながら、僕はあることに感動していました。
それは、受講生がマシュマロを持って来ていたことです!受講生から「楽しむぞ!」という意志を感じてとても嬉しかったです。
また、前日はリテラシーの先輩の誕生日で、先生がケーキとロウソクを用意し、サプライズでお祝いしました。これも「海コース(の日程)だから」ですね!
初対面の受講生とも積極的に話をしてくださり、天気と同じく少しどんよりしていた実習の雰囲気を明るくしてくれました。ありがとうございます!
そしてHappy Birthday!!



自分で釣った魚は格別です!

3.役割分担

ここまで良いこと・楽しかったことを述べてきましたが、もちろんそれだけではありません。他のコースはリーダーが3人に対し、海コースは5人。かなり多いです。それゆえに良かったことや助かったことはたくさんありますが、役割分担がうまくいきませんでした。リーダーの知識や技量を信頼しており、アウトドアにおいては柔軟性が必要だと考え、あらかじめ細かく役割分担を考えることはしませんでした。当日は、その場の流れでできる人がやり、周りのリーダーが補足するという形でやったのですが、1日目はリーダー間で仕事量に差が出てしまいました。
良くも悪くもリーダーの多い「海コースだから」だと思います。
2日目は反省を活かし、互いに役割を確認し合い、うまく分担することができました!

2日目の片付けはみんなで分担&協力


リーダーとして

ここからはその他リーダーとしての良かった点・悪かった点を述べていきます!

良かった点

何より良かった点は、受講生、スタッフの全員が怪我せず無事に実習を終えられたことです!風の予報に合わせてスケジュールを変更したのが功を奏したのだと思います。

また、情報の共有が完璧!とまでは言いませんが、よくできていたのかと思います。僕は特にこれを意識していました。海上では最も重要なことの一つですが、陸にいる時もスタッフ間の情報共有は実習をスムーズに進めるためには重要なことです。

もう一つ良かったことは、iPadを持って行ったことですかね笑。貸出品やスケジュールの管理、実習中に気づいたことのメモなど大活躍でした笑笑。

悪かった点と解決策

悪かった点はこれから述べること以外にたくさんありますが、1番の失敗は忘れ物です。
配布する鍋を大学に忘れてしまい、先生に取りに帰ってもらいました。大学から近いマリーナ河芸だったからこそなんとか間に合いましたが、これがもっと遠かったらと考えるとゾッとします。目印をつけるなどもっと対策があったはず。大きな反省点です。

2つ目の反省点は受講生を無意味に放っておく時間があった点です。
実習中にリーダーを集めて話し合う時間があるのは致し方ないですが、話し合いに時間がかかってしまい、受講生が手持ち無沙汰になってしまう場面がいくつかありました。特に、2日目の朝、想定よりも早く目的地についてしまい、せっかくならカヤックで何か遊びをしようということになりましたが、何をするかがなかなか決まらず、もったいない時間になってしまいました。
改善策としては、あらかじめやるべきこと+やりたいことも考えておくことで無駄な時間を減らすことができると思います。

最後の反省点は、雰囲気づくりです。
特に1日目。予定の変更で自己紹介程度しかできずにカヤックを漕ぐことになり、お互いがよく分からない状態で海に出ることになってしまいました。それゆえ、返事がなかったり、会話が少なかったりと全体的に緊張した雰囲気で、それがずっと続いてしまいました。夜のスタッフミーティングでもリーダーの緊張が伝わっていると指摘されました。改善策としては、緊張しているからこそリーダーが話しかけるという意識を持つことです。時間が解決するには1日は短すぎますから笑。

まとめ


なんだかんだ悪かった点の方が文が長いですね笑。すみません。もっと楽しいこともありましたよ笑。例えば、2日目の朝食のホットサンドを焦がしてしまい、真っ黒になってしまったこととか笑。…え?これは失敗だって??
これでみんなが笑顔になったから良いのです笑笑。苦かったけど笑。

見事に真っ黒。ホットサンドは目を離してはいけませんね笑

これ以外にもたくさんの出来事があり、ここでは伝えきれないほど刺激的で、濃密な時間・体験でした。

最後に

ここまで書いてきてふと思うことがあったので書き留めておきます。

そもそも、この自然環境リテラシー学の「リテラシー」とは「読み書きをする能力」を指します。つまりnoteを通して実習で感じたこと・考えたことを言語化することで初めてこの実習が意味を成すわけですが、僕はこの作業が誰かに伝える能力を養うという役目の他に「宝石磨き」もしているのだと思いました。この実習で得た「宝石」はまだ汚れていたり、形がいびつだったりしますが、自分が感じたこと、伝えたいことは何なのかを考え、「磨く」ことでより輝き、価値のあるものになるのだと感じました。

最後はかなりカッコつけちゃいましたね笑。
友人に笑われること間違いなしです笑。
長い文章でしたが、読んでいただきありがとうございました!
次回はもっと「磨いた」noteをお見せしたいと思います!

今回お世話になった施設  マリーナ河芸

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?