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2024年1月1日

家族にこっそり年末ジャンボ宝くじの当選番号を確認した朝。
ハズレからはじまる年始ありがとう。私はやっぱり平凡だ。
年のはじめにそう確認できたのは素晴らしくよかったと思う。
派手に憧れるけど、派手には生きられない。
地味でコツコツ。これが私らしい。
そもそも人生において宝くじに夢を託すなんてキャラじゃない私が2023年も終わりの頃、当たる気がしてならない思い込みをおこしてしまうほどのバグを起こしたには理由がある。

父が数十年も隠してきた秘密を漏らしたからだ。
時は2023年12月。
高齢の父自身が抱えきれなくなった垢と
ボロボロと崩れはじめた心の垢が醜かった。
泣きながらカミングアウトする父を見て私は眉間にシワを寄せるしかなく、
またありえない事が降ってきたとありえてしまった現実を直視する。
ありえない事なんてないと言い聞かせながら常々生きてはいるが、
油断していた角度から矢が降ってくると避けきれない。
痛い。これ相当痛かった。父へ懐いていた尊敬の心が崩れた。
そして、これもまた父なんだとはじめて知った。

酷い2023年12月を体感し、心の傷が膿んでしまい、
八つ当たりできる場所もないまま極度のストレスが宝くじ当たる気がしてならないバグを起こし、寒空の下、並んで年末ジャンボ宝くじ買ったよね。
全く宝くじに興味のない私がね。

どんな不幸な気分にさらされても、
相殺できるような幸せが突然来るわけもなく
ただ今日を受け入れる。

高齢の父はあとどれくらいの余生を歩むだろう。
抱えていた秘密を死ぬ前に断捨離できてスッキリしただろうか。
娘のわたしは随分びっくりしたよ。
父はその心を断捨離できたけど、
受け止めた私はどうやってソレを浄化させようか悩み中。
不要な現実はこれ以上増やしたくない。

死ぬまでにその心を小綺麗に。

今年は気持ちの整理整頓をここにまとめていきます。



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